「カローラ」の販売が好調

先だって日本自動車販売協会連合会(自販連)から発表された7月の車名別販売台数ランキングを見ると、トヨタの「カローラ」が5月から3カ月連続で2位に入っている。
これはフロントマスクを中心としたデザインの変更や安全装備の充実を図った3月のマイナーチェンジの影響と思われる。
マイナーチェンジ直後の4月は前年同月比9割弱とそれほど効果は出ていなかったように見えるが、5月以降は前年同月比が100%を超えており、特に6月は前年に比べて35%も販売台数が増えている。

昔は国内販売台数で常にトップの座にあり、2002年にホンダの「フィット」のその座を奪われるまで実に33年間に渡って車名別年間販売台数1位だった。
それでも翌2003年から2007年までは「フィット」や同社の「ヴィッツ」を抑えて1位に返り咲き、相変わらずの人気の強さを示した。
現在では同じトヨタの「アクア」「プリウス」にその座を明け渡した感が強いが、それでも常に10位以内に顔を出す(最低は2012年の8位)等売れ筋であることは間違いない。

今年の11月で発売から49年になるが(小型乗用車としては最も長く続いている車名になる)、この調子だと上半期5位だった販売台数の順位もまだ上がる可能性があるな(4位の日産「ノート」との差は267台だったので、7月の時点で既に逆転している)。

それにしても販売台数トップの「アクア」はトヨタの販売チャネル全て(トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店)で売っているのに対し、カローラ店でしか売っていない「カローラ」が2位と言うのは凄いな・・・

←クリックしてくれると嬉しいです。
【広告】

コメントを残す