旧いWEBカメラをWindows8.1で動作させるのに苦労した

PCをSurfacePro3に置き換えるためセットアップしていて、中に一台パナソニックの旧いWEBカメラにアクセスする必要のある機体があった。
そのWEBカメラで動画の表示をするためにはカメラ内からダウンロードするactiveXを動作させる必要があり、さらに音声対応のカメラの内旧い機種(BB-HCM310)はJavaのランタイムが必要。
動画表示の方はactiveXのインストールが必要で、単にブラウザ(IE11)を起動しただけではインストールが出来ないので動画の表示が出来ない。
インストールするためにはIEを”管理者権限で”起動してカメラにアクセスし、そこでカメラからダウンロードされるactiveXモジュールをインストールする必要がある。
対象のカメラの数が多いので面倒だったが、一応全台にアクセスして再生可能な状態にした。
もっと面倒だったのは音声の再生の方で、BB-HCM310よりも新しい機種はactiveXで再生できるので問題無かったけど、BB-HCM310はJavaで再生用のモジュールを動作させる必要があり、カメラ側では古いJavaSEのインストールを促してくるがその通りにインストールしようとしてもOSが新しすぎる(なにせ対応OSの欄を見るとWindowsNT4.0-XPまで)ためかインストールが出来ない。
どうしようかと思ったが、駄目元でJavaSEの最新版(現時点ではJava SE 8u45)を
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk8-downloads-2133151.html
からダウンロードしてインストールしたら動きそうになった。
”そうになった”と言うのはインストール前はインストールのためのタイヤログボックスが表示されていたところがインストール後はJavaのセキュリティ警告の表示に変わったため。
それでも警告が出るだけで音声の再生はされず、再生を行うにはJavaのセキュリティ設定でカメラのアドレスを例外設定に追加しなければならない。
そこでJavaコントロール・パネルのセキュリティタブにある例外サイトリストに全てのカメラのアドレスを追加した(一括で追加する方法が分からなかったので全てのカメラのURLを手動で追加した)。
これでようやくカメラのアクセスが以前とほぼ同様に行えるようになったが、BB-HCM310だけは毎回セキュリティ警告が出るのでOKボタンを押さなくてはならないのが面倒、、、
でもまぁ使えないよりマシか(汗)。

ちなみにBB-HCM310はメーカーサイトにあるWindows7以降での動作確認された機種リストには入っておらず、またそのリストに書かれていない機種に関しては動作確認を行う予定も無いことが明記されている。

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