月を撮ってみた

昨夜は300mmクラスの望遠ズームにテレコン(リアコンバーターK T6-2X)を付けて月の撮影をしてみた。
使ったレンズはかなり古い「SMC PENTAX-FA 80-320mm F4.5-5.6」(以下「80-320mm」と表記)と「TOKINA AF 75-300mm F4.5-5.6」(以下「75-300mm」と表記)の二本。
それぞれテレコン有りと無しで撮ってみた。
月は満月を過ぎたばかりの月齢16.8なので、ほぼ丸い形でレンズの比較にはちょうど良かったかもしれないが、うすーい雲がかかっていてファインダーで覗いていても月の周囲がゆらゆらと揺らめいて見えていたので大気の状態はあまり良く無かったと思う。
それでも一応撮ったので載せてみるが、条件は以下の通り。
焦点距離はテレ端(320mm or 300mm)
ISO感度は800(なので等倍で見るとカラーノイズが結構出ている)
絞りは11(だったと思う)に設定(テレコン装着時は2倍)
シャッタースピードは1/100~1/125秒。
全てjpeg撮って出し(カスタムイメージは”鮮やか”)でRAW撮影はしていない。
ミラーショックを防ぐために2秒のセルフタイマー撮影。※これやったのは別の時だった(汗)
載せた画像は全て横1024ピクセルに縮小しているがその他の加工は一切無し。

「SMC PENTAX-FA 80-320mm F4.5-5.6」にテレコンを装着して撮ったもの。

「SMC PENTAX-FA 80-320mm F4.5-5.6」にテレコンを装着して撮ったもの。


「TOKINA AF 75-300mm F4.5-5.6」にテレコンを装着して撮ったもの。

「TOKINA AF 75-300mm F4.5-5.6」にテレコンを装着して撮ったもの。


「SMC PENTAX-FA 80-320mm F4.5-5.6」(テレコン無し)で撮ったもの。

「SMC PENTAX-FA 80-320mm F4.5-5.6」(テレコン無し)で撮ったもの。


「TOKINA AF 75-300mm F4.5-5.6」(テレコン無し)で撮ったもの。

「TOKINA AF 75-300mm F4.5-5.6」(テレコン無し)で撮ったもの。


やはりテレコンを付けると大きく写るのが判るけど、AF/AE非対応のテレコンだとピントや露出を合わせるのが大変・・・
露出は元々マニュアルで合わせることが多いし、PENTAXのボディは絞り込み測光が簡単なので試し撮りをしながら調整すれば良いので特に問題にはならなかった。
問題はピント合わせで、単にピントリングを無限遠側に回しきっただけでは合わないので、フォーカスエイドを頼りにしながらの微調整をしてなんとか上の写真が撮れた。
さらにこの夜は風が強くて三脚ごとカメラが揺れるのが障害となった。
テレコンを外すと焦点距離は半分になる(というか本来の値に戻る)のでF値も明るくなりピントも合わせやすくなって揺れもあまり気にならなくなり歩留まりも良くなった。

こうやって比べてみるとやはり20mmの焦点距離の差は判るくらいあるなぁ、と思う。
画質そのものはそれほど違いは感じられない(大気の状態が良くないのでどちらも解像感は少ない)かと。

今回の比較で思ったのは
「もっと良い三脚が欲しい!」
と言うことだったりして(汗)。

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