ホンダの次期「フリード」は1Lターボよりも1.5Lハイブリッドが先?

2008年にデビューしたホンダの「フリード」は4,210mmという全長ながら大人がちゃんと座れる3列シートをもつミニバンだ。
さすがに3列目は長身の人には辛いかもしれないが、160-170cm程度の人なら快適とは言い難いが我慢するほどでも無く座れる。
同じ1.5Lクラスのミニバンと言うとトヨタの「シエンタ」があるが、あちらの3列目シートは(2列目シート下に格納するためもあって)座面が薄く座り心地ははっきり言って”悪い”。
「フリード」もさすがに小型車枠一杯のサイズの2Lクラスのミニバン(「ステップワゴン」「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」「セレナ」)に比べると中は狭く、3列目シートを出している状態だとラッゲージスペースはミニマム。
それでも2Lクラスよりも50cm近く短いボディであれだけの車内スペースを実現したのは凄いと思う。
そんな「フリード」だが発売から6年が経過しマイナーチェンジはあったにせよそろそろフルモデルチェンジを行ってもおかしくは無い。
事実次期型は来年(2015年)秋の発売ということが決定しているらしく、その概要もいろいろと取りざたされている。

使いやすさに直結するボディサイズは全長が現行よりも僅かに伸びるかもしれないが概ね現行と同程度で幅も1,695mmと5ナンバー枠を堅持。
パッケージングをさらに改良して車内スペースは現行を上回ることが予想される。
パワートレインは当初同社の「フィット」に搭載したのと同じ1.5L VTEC+「i-DCD」のハイブリッドを搭載するのを期待していたが、その後新開発の1L3気筒のターボエンジンを搭載するとされた。
その後1Lターボだけではなくハイブリッドも必要という販売サイドからの意見が強かったということで、1.5L+「i-DCD」のハイブリッドもラインアップすることになったらしい。
来年秋の発売時には先にこのハイブリッドを出し、その1年後を目処に1Lターボエンジン搭載グレードを追加するとの見込みだ。
どちらにしても現行ハイブリッドの燃費21.8Km/Lを大きく超えてくるものと思われるので楽しみだ。

←クリックしてくれると嬉しいです。
【広告】

コメントを残す