ホンダ「フィット」「N-WGN」「N-WGN CUSTOM」「VEZEL」のリコールを発表

ホンダは本日(10/23)乗用車「フィット」「VEZEL」及び軽乗用車「N-WGN」「N-WGN CUSTOM」のリコールを国土交通省に届出たことを発表した。
今回のリコール箇所はホンダによると
1)原動機(点火コイル)
2)電気装置(電源供給回路)
の2箇所で、共に最悪の場合はエンジンが停止する恐れがあるとのこと。
改善内容は点火コイルの対策品への交換及び電源供給回路へのノイズフィルターの追加となっている。

対象となるのは平成25年6月28日~平成26年10月17日の間に製造された合計425,825台で、内訳は
フィット、フィットハイブリッド 247,571台(内ハイブリッドは163,896台)
VEZEL 73,930台
N-WGN及びN-WGN CUSTOM 104,324台
となっている。

今回のリコールでフィットは5回目、VEZELは3回目で、N-WGN N-WGN CUSTOMは初のリコール。
フィットの発売後1年少々で5回と言うのはちょっと多いように思うが、前回までの4回はどれもハイブリッド車の変速機(i-DCD)に絡んだトラブルで、内3回は制御ソフトの書き換えで対応されており、残りの一回も変速機自体の交換もしく部品交換及びソフト書き換えで対応している。
やはり新開発の変速機は初期トラブルが多かったということになるんだな。
なので今回のような非ハイブリッド車のリコールは初めて(VEZELも過去2回はフィットと同様)。
対象となる車両のユーザーには個別に連絡が行くことになっているが、不安な人はメーカーサイトのリコール情報(http://www.honda.co.jp/recall/)から対象車の検索が可能となっているので対象か否かを確認したほうが良いかも。

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