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ホンダが「VEZEL」に1.5Lターボエンジンを搭載

ホンダが同社のSUV「VEZEL」に1.5Lターボエンジン搭載モデルを設定し発売した。
コンパクトSUVとして発売当初から同クラスで販売台数トップを走っていた「VEZEL」だが、トヨタの「C-HR」の発売後は後塵を浴びており、そのテコ入れの意味合いもあるのだろうか。
今回搭載されたターボエンジンは以前から開発されていて同社の中では「CIVIC」等に搭載されているのと基本的に同じもの。
最高出力は127kW(172PS)で2Lクラス以上の実力があり、これまでパワー不足を感じていたユーザーにパワー感を訴えることが出来る。
ただ残念なのは今回追加されたのはFFモデルのみで積雪地で需要の多い4WDの設定は無い。
ライバルの「C-HR」のターボモデルは4WDなので、このことが販売にどの程度の影響を及ぼすのかちょっと気になるところだな。

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ホンダ「フィット」「N-WGN」「N-WGN CUSTOM」「VEZEL」のリコールを発表

ホンダは本日(10/23)乗用車「フィット」「VEZEL」及び軽乗用車「N-WGN」「N-WGN CUSTOM」のリコールを国土交通省に届出たことを発表した。
今回のリコール箇所はホンダによると
1)原動機(点火コイル)
2)電気装置(電源供給回路)
の2箇所で、共に最悪の場合はエンジンが停止する恐れがあるとのこと。
改善内容は点火コイルの対策品への交換及び電源供給回路へのノイズフィルターの追加となっている。

対象となるのは平成25年6月28日~平成26年10月17日の間に製造された合計425,825台で、内訳は
フィット、フィットハイブリッド 247,571台(内ハイブリッドは163,896台)
VEZEL 73,930台
N-WGN及びN-WGN CUSTOM 104,324台
となっている。

今回のリコールでフィットは5回目、VEZELは3回目で、N-WGN N-WGN CUSTOMは初のリコール。
フィットの発売後1年少々で5回と言うのはちょっと多いように思うが、前回までの4回はどれもハイブリッド車の変速機(i-DCD)に絡んだトラブルで、内3回は制御ソフトの書き換えで対応されており、残りの一回も変速機自体の交換もしく部品交換及びソフト書き換えで対応している。
やはり新開発の変速機は初期トラブルが多かったということになるんだな。
なので今回のような非ハイブリッド車のリコールは初めて(VEZELも過去2回はフィットと同様)。
対象となる車両のユーザーには個別に連絡が行くことになっているが、不安な人はメーカーサイトのリコール情報(http://www.honda.co.jp/recall/)から対象車の検索が可能となっているので対象か否かを確認したほうが良いかも。

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ホンダの「N-WGN」と「VEZEL」が好調

ホンダが今日発表した「N-WGN」(2013/11/22発売)と「VEZEL」(2013/12/20発売)の両新型車の1/31時点での受注状況では両方とも非常に好調だ。
「N-WGN」は発売後二ヶ月ちょっとで5万台を超え、「VEZEL」も発売一ヶ月少々で3万3千台あまりを受注したとのこと。
「N-WGN」は月間目標台数が1万2千台なのでほぼ目標の2倍、「VEZEL」は4千台に対して8倍以上の受注となる。

「VEZEL」にはパワートレインがハイブリッドとガソリンの2種類あるが、受注の82%がハイブリッドに集中していることもあり、今注文しても納車は今年後半になる可能性も出てきている(消費税が上がる前の納車は不可能)。

個人的に「N-WGN」は売れると思っていたけど、正直言って「VEZEL」がここまで売れるとは思わなかった。
ベースとなった「FIT」では物足りないとか「人とは違った車が欲しい」と思っていた人達に受けたのかも?
今年前半はモデルチェンジが予定されていないホンダにとってこの2車(ついでに書くとオデッセイも)の好調さはありがたいことだろうが、反面売れすぎると注文された分の生産に終われて次の車を発表しにくくなるかもね。

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