More from: TOYOTA GAZOO Racing

トヨタがル・マン5連覇を達成!

日本時間の昨夜遅くまで行われていたル・マン24時間レースでトヨタの8号車が優勝、7号車が2位に入った。
これでトヨタはアウディ撤退後5連覇を達成したことになる。
ポルシェとアウディが相次いで耐久レースから撤退し強力なワークス体制を敷くライバルがいない状態なので、”勝って当たり前”とも思われがち。
ところがシリーズポイントはコンストラクターズこそトップだが、ドライバーランキングでは8号車が2位、7号車は4位でトップには立てていない(トップはALPINE ELF TEAMの36号車で、今回のル・マンではトラブルで18周遅れの総合23位に沈んでいる)。
今回も朝方になって7号車がトラブルに見舞われタイムを失ったが、なんとか復旧してレースを続行しての2位入賞と、決して楽なレースでは無い中での1-2フィニッシュ。
部外者には想像も出来ないほど大変だっと思うけど、優勝おめでとうございます。

←クリックしてくれると嬉しいです。

TOYOTAが1-2フィニッシュ!

先週末はF1GPだけでなく、WEC(FIA世界耐久選手権)も行われ、TS050-HYBRIDで参戦しているTOYOTA GAZOO Racingの7号車が優勝、同じチームの8号車が2位となり、今季4度目となる1-2フィニッシュを飾った。
昨年9月に始まった今季は年が明けて以降は新型コロナウィルスの影響で2月のアメリカでのレースを最後にスケジュールが延期され、今回がほぼ半年ぶりのレース。
前日の公式練習&予選時とは打って変わった土砂降りの雨の中でスタートしたレースはTOYOTA GAZOO Racingの2台が4WDの利点を活かした形で先行。
タイヤ選択の違い等で順位の入れ替わりはあったものの、最後は7号車がトップでフィニッシュ、およそ34秒遅れで8号車が続きTOYOTA GAZOO Racingはシルバーストン、富士、バーレーンに続いて今季4度目となる1-2フィニッシュを決めた。
この勝利でドライバーズランキングは7号車が8号車との差を広げて首位を堅持、チームもポイントランキングトップで次戦のル・マン24時間(決勝9/19-20)に臨むことになる。
TS050-HYBRID最後のシーズンとなる今季のル・マン24時間で3連覇を成し遂げて欲しい。

←クリックしてくれると嬉しいです。

TOYOTA、WEC第5戦で表彰台をゲット!

自動車レースの世界耐久選手権(WEC)第5戦”ローン・スター・ル・マン”が先週末北米で開催され、TOYOTAの2台は2位と3位でフィニッシュし共に表彰台を獲得した。
テキサス州オースティンにある”サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)”で未だに優勝の経験がないTOYOTAチームは初優勝を目指していたが、ランキング上位の車両に対する”サクセス・ハンディキャップ”の設定が最大ということもあって7号車がトップと2周差の3位、8号車がトップと50秒余りの差で2位に入るのが精一杯、このサーキットでの初優勝はまたもおあずけとなってしまった。
それでも今季5戦で3勝を挙げているTOYOTAはドライバーズランキング、チームタイトルの両方でトップを堅持しており、残り3戦で両タイトルの獲得を目指している。

次戦第6戦は同じ北米のフロリダ州セブリングの”セブリング・インターナショナル・レースウェイ”で3/20に決勝が行われる予定。
その後、欧州に戻ってスパ6時間と最終戦のル・マン24時間の2戦を戦う予定となっている。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ラリー・スウェーデンでTOYOTA ヤリスが優勝!

先週末開催されたWRCの第二戦”ラリー・スウェーデン”でTOYOTAのヤリスを駆るエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が優勝した。
TOYOTAがこのラリーで昨年に続いての連勝となった。
2位は今季からヒュンダイに移籍したオィット・タナックで、3位はTOYOTAのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組、4位もTOYOTAのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組。
この結果、優勝したエバンスは選手権ポイントでトップタイに浮上、チームはマニュファクチャラー選手権の首位に立った。
なお、3位に入ったロバンペラは19歳でのポディウム獲得となり、これは過去の記録を2歳以上下回る最年少記録。
4位のオジェはパワーステージもポイントを獲得し、ドライバーズランキングでトップのエバンス&オイット・タナックから5ポイント差の3位につけている。

なお、優勝したエバンスはラリー・スウェーデン初の英国人優勝者となった。

←クリックしてくれると嬉しいです。

タナック/ヤルヴェオヤ組が年間チャンピオン獲得!

自動車レースの世界ラリー選手権(WRC)にTOYOTA GAZOO RACINGから出場しているオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組が先週末の”ラリー・スペイン”で総合2位に入り、今年の年間チャンピオンを獲得した。
WRCの年間チャンピオンは2004年から2012年にかけてセバスチャン・ローブが、2013年から2018年にかけてセバスチャン・オジエが獲得しており、16年ぶりに新しいチャンピオンが誕生したことになる。
TOYOTAは昨年マニュファクチャラーズタイトルを獲得したが、ドライバー/コ・ドライバータイトルは逃していた。
TOYOTAのドライバーがWRCのチャンピオンを獲得するのは1994年のディディエ・オリオール以来25年ぶり。
おめでとうございます!

←クリックしてくれると嬉しいです。

TS050が1-2フィニッシュ!

一昨日行われたWEC第2戦「富士6時間」は地元トヨタの「Toyota Gazoo Racing」のTS050ハイブリッドが1-2フィニッシュを飾った。

前日の予選でポールポジションを得たのは8号車のTS050、2番手は同じくTS050の7号車。
スタート時に予選4番手のLNTの5号車ジネッタG60-LT-P1・AERが好スタートを見せトヨタの2台に迫るが、1コーナーの立ち上がりではトヨタの2台が有利なので抜くには至らず。
その後、予選3番手の1号車レベリオンレーシングRebellion R13 – Gibsonが7号車をオーバーテイクし、12週目までこの状態が続いた。
12週目で周回遅れに引っ掛かった1号車を7号車がようやくパスし、その後はリードを広げるが、トップの8号車には遠く及ばず差が広がる一方となった。
7号車が遅れたのは開幕戦で優勝して今レースでは”サクセス・ハンディキャップ”制度に基づいた性能調整で8号車との比較で1周当たり0.4秒ほどタイムが落ちる調整を受けたため。
トップを走る8号車にも4時間ほど経過した時点で”ピットレーンにおける速度超過”による”ドライブスルーペナルティ”が提示されるが、このペナルティを受けてもトップから落ちることは無く、結局8号車が最終的に34秒ほどの差をつけてトップチェッカーを受けた。
7号車も同一周回でゴールし2位となり、3位は2周遅れの1号車。
トヨタが母国でのレースで1-2フィニッシュを達成し、WECでの連勝をさらに伸ばした。
次戦の上海では2台とも同等の”サクセス・ハンディキャップ”によるハンディを受けることになるが、検討を祈りたい。

←クリックしてくれると嬉しいです。

今週末は「富士6時間」

9/1のシルバーストン4時間で幕を開けたFIA世界耐久選手権(WEC)2019-2020シーズンの第2戦”富士6時間”が今週末に迫った。
日本人として注目するのはやはりTOYOTA GAZOO RacingのトヨタTS050ハイブリッドが地元で連勝を7に伸ばすかどうかという点だろう。
昨季に比べて性能調整されてノンハイブリットとの性能差が減少した(筈)中で前戦のシルバーストン4時間では1-2フィニッシュを達成しているが、今レースはウェイトハンデが課せられるので油断は出来ない。
はてさて、明日からのレース(決勝は10/6の11時スタート)はどうなることか?

←クリックしてくれると嬉しいです。

TOYOTA,WEC初戦で1-2フィニッシュ!

自動車レースのFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦しているTOYOTA GAZOO Racingチームは開幕戦のシルバーストーン4時間レースで1-2フィニッシュを飾り、2019-2020シーズンを最高の形でスタートさせた。
今季からレギュレーションの変更がありTS050 HYBRIDの優位性が削られているが、それでも2台のTS050 HYBRIDは強さを見せている。
レースの途中ではフルコースイエローのタイミングの関係で一度トップを譲ったが、それも数週後にはトップを奪還し、その後もセーフティーカーの導入で差は接近したものの、リスタート後は再度差を広げて1-2体制でチェッカーを受けた。
パフォーマンスや燃費の点でTS050 HYBRIDが有利なのは当たり前だが、今季のレギュレーションでは最低重量や給油速度等が制限されている。
それにも関わらず完勝と言うべき勝利を掴んだのはチーム力があったからだ思う。
次戦の富士6時間ではホームコースということもあるので、是非連勝をして欲しいな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

タナックが今季3勝目(WRC)

ラリーのWRC Rd.7 ラリー・ポルトガルは先週末行われ、TOYOTA GAZOO RacingのタナックがDay1から首位を走り、今季3勝目を挙げた。
TOTATAはこのポルトガルラリーは昨年まで不得手で、タナックはこのラリー初優勝。
Day1はTOYOTAの3台がトップ3を独占したが、最終的にはタナックが優勝、Day2でDayリタイアをしたラトバラが総合11でスタートしたDay3に順位を上げて7位、Day3の最終ステージでコーナーイン側の切株に前輪をヒットさせたミークは惜しくもリタイアとなった。
この結果ドライバーズランキングはタナックがトップのセバスチャン・オジエ(シトロエン) に2ポイント差まで迫り、マニュファクチャラーランキングでもTOYOTAはトップのヒュンダイまで20ポイントと差を縮めた。
次は来週末のラリー・イタリア。
地中海に浮かぶサルディニア島を舞台にしたグラベルラリー、一昨年のこのラリーの優勝者は今回優勝のタナック。
今年はどんな走りで結果を出してくれるのだろうか?

←クリックしてくれると嬉しいです。