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smtp接続が速くなった

仕事場で使っているメールソフトはEdMaxがメイン。
Windows7の頃から使っていて、その頃は何も問題無く快適に使えていた。
ところがOSがWindows10になってからは受信(POP3)は問題無いが、送信(SMTP:25番ポート)での接続が異常に遅くなったサーバーがある。
自分で構築したLinuxサーバーなんだけど、なぜかWindows10上のEdMaxからのSMTP接続が異常に遅く送信開始まで30秒くらい待たされてしまうようになった。
サーバー側のログを見ると、接続完了から送信完了までのタイムラグは無いので、接続確立までに時間がかかっているようだった。
他のメーラー(例えばOutlook)ではこのようなことは無いので、EdMax固有の問題だと思っていたが何年もの間解決策を見つけることが出来なかった。
ところが今年に入って何月頃かは忘れたが、急に接続完了までの時間が短かくなり、待ち時間なしで送信が終わるようになった。
メーラー側は一切対策していないし、サーバー側も変更していないので、考えられるのはWindows10のsmtp接続用モジュール辺りがWindows updateで更新されて接続が速くなったということくらい。
いったい何が変わったのだろう?とは思うが、なんにせよ数年越しの懸案事項が解決したので助かった(汗)。

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誤送信かよ・・・

ユーザーが「メールアドレスを間違って送信してしまったが、エラーが返ってきていない」と言って来た。
メールサーバーのログを確認するとステータスは”Sent”になっていた。
つまり無事に送信出来たということで一見問題無いように思えるが、実は大問題orz。
タイプミスしたメールアドレスが実在して本来の受信者とは別の人のアドレス宛にメールが送られたということだ。
送信してから20時間以上も経っているし、そもそも送信の取り消しは出来ないから”無かったこと”には出来ない。
さて、どうするか・・・(汗)

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postfixのリレー設定(メモ)

別部署で運用管理しているメールサーバーについての問い合わせがあったのでメモ。

そのメールサーバーを使ってプログラムでメールを送信すると一部のアドレスに届かないとのことで管理者から相談を受けた。
#自分で管理しているんだから自分で解決するように言いたかったけどね(汗)。
送信時のログを見ると線だって運用を停止したsmtpサーバーに接続しようとしてコネクションタイムアウトを起こしている(ここまでは管理者が自分で辿りついた)。
最初は名前解決に問題があるのかと思って、nslookupでset type = mxでmxレコードのIPアドレスを引いてみたら正しいIPアドレスが引けたので、DNS絡みの問題では無いことが判明。
そうなるとMTAとして使っているpostfixの設定の問題と思われ、もしかしたらリレーサーバーの設定かも?ということになった。
/etc/postfix/transportファイルを見ると、特定のドメインに対してのみ固定のsmtpサーバーに接続するように設定されていて、それがまさに運用を停止したサーバーだった。
なので、その部分をコメントアウトして保存してから
#postmap hash:/etc/postfix/transport
でデータベースを更新したらきちんと送信されるようになった。

忘れたら困るのでここにメモしておこう。

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「条件付きの緩和処置を実施」

microsoftから「条件付きの緩和処置を実施」したとのメールが来た。
そのメールによると「条件付きの緩和処置」なので、「ブロックは解除されましたが、IPアドレスの評価が確立されるまで、メールの送信制限を受ける可能性がございます。」とのこと。
というわけで実際にメールが送れるようになったかどうかは不明だけど、ユーザーには連絡してその内に試してみて貰うようにお願いした。

念のためブロックされた”かもしれない”IPアドレスも念のために送ってみたが、こちらは「緩和処置の対象外となります。」との返答が来たので大丈夫なようだ。

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live.jpのブロックリストに載ってしまったらしい・・・

ユーザーから「”@live.jp”宛に送ったメールがことごとく返ってきてしまって相手に届かない。どうにかならないか?」との相談を受けた。
その返って来たメールを転送して貰うと
「550 SC-001 (COL004-MC4F30) Unfortunately, messages from
aaa.bbb.ccc.ddd weren’t sent. Please contact your Internet service provider
since part of their network is on our block list. You can also refer your
provider to http://mail.live.com/mail/troubleshooting.aspx#errors.」
と書かれているので、どうも送信元サーバーのIPアドレスがlive.jp(旧hotmail,outlook.com)のブロックリストに載ってしまったらしい。
このままではユーザーがお客様にメールを送ることが出来ないので、早速解決方法を探してみると、同じようにブロックされたけど解決した人がいた。
その人によると下記のurlにアクセスして、そのページからIPアドレス(の範囲)を送ると30分ほどでブロックが解除されたとのこと。
https://support.msn.com/eform.aspx?productKey=edfsmsbl2&ct=eformts
私も早速解除依頼を送っておいたので、少し待ってから試してみるつもり。

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サーバ外へメールが送れない?

職場で「送ったメールが返ってきてしまう。」との連絡を受けた。
送信に使ったメールサーバからのエラーメールを見せて貰うと、
「Deferred: Connection timed out with xxx.xx(ドメイン名)」
のエラーが出ている。
慌てて送信に使ったサーバのログを見ると今日になってから同じエラーで送信できなくなっているらしいことが判明。
このエラーは送信先サーバの名前解決が出来ない場合に起きる(他のケースもあるようだけど)。

このサーバは職場内のみで運用しているサーバで、送信先サーバも同様に内部でのみ運用しているサーバで、外部への転送は一切行わないようにしてある。
なので名前解決のための設定はhostsファイルを使うようにしていて、pingとかを目的のサーバに打つと問題無く名前解決はされている。
一応nslookupで名前解決がされるかを試したところ送信先サーバのアドレスが引けない。
とはいえ昨日までは問題無くメールの配送がされていて、その後設定の変更も行っていないので設定上の問題とは思えなかった。
それでも名前が引けないのは変なのでnamedの設定ファイル(郡)を修正して名前解決が出来るようにした。
その上でテストでメールを出して見ると問題無くもう一台のサーバに届いた。
つまり名前解決が出来なかったことが直接の原因だっということになるが、それなら何故昨日までは問題なかったのかが判らない。
とりあえずは解決したけど、なんかすっきりしないなぁ。

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smtpポートの問題ではなかった(汗)

一個前の記事の問題はsmtpとかメーラーの問題ではなかった・・・・・

実はsmtp接続には全く問題が無く、メーラーが設定時にサーバのPOP3ポートにアクセスしてアカウントの有効性を確認する際にタイムアウトを起こしていてアカウント設定が出来ない状態であったことが判明。
このメーラは設定されたアカウントがサーバ上に存在するかを設定時にチェックするのだが、その際にsmtpポートが開いているかを確認するらしく、そのためサーバのmaillogに「NOQUEUE: Null connection from」のメッセージが記録されており、これを送信時のエラーと勘違いしたのが25番ポートを疑うようになった原因。
#25番ポートにアクセスしてもなにも送信しないで接続を切るとこのメッセージが記録される。

実は今回の問題は25番ポートではなく110番ポート(pop3)が開いていなかったことが原因だった。
110番ポートが開いていなかったのでアカウントの確認が出来ずに設定が完了せず、Mailの送信が出来なかったということだった。

他のメーラを使ってテストメールを送信したら問題なく送信されたが、受信が全く出来ずにタイムアウトを起こしていた。
その際のMailサーバのログを見ても全くアクセスが記録されていないので、おかしいとは思っていたが自分で使っているサーバからは110番ポートへのアクセスが出来ていたので塞がっているとは思わなかった(汗)。
試しに同じネットワークにある別のサーバからMailサーバの110番ポートにアクセスしたら応答が返って来なかったので110番ポートが開いていないことが判明。
自分が使っているサーバからのみ限定的に110番ポートを開けていたので、気付くのに時間がかかってしまった・・・・・

まぁ原因が判ったのでポートを開けて貰うことでなんとかなりそうだ。

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NOQUEUE: Null connection from・・・・・・・

Mailを送信しようとメールソフトを設定し、実際に送信動作をさせると、タイトルのようなエラーが出て送れないという相談が来た。
問題のPCはMailサーバとは別ネットワークにあるので、最初はsendmail.cfでアクセス制限を掛けているせいかと思ったが、問題のPCと同じネットワークにある別のサーバからは問題無くMailの送信が出来ているので、制限が掛かっているわけでは無い。
実際に別のサーバにログインしてtelnetでMailサーバの25番ポートにアクセスし、完全に手動でメールの内容を入力してみても正しく送ることが出来た。
#HELOコマンドからMAIL FROM: RCPT TO: DATAコマンドまでをターミナルから入力して送信してみた。
以下は実際に入力したコマンドで、ホスト名やIPアドレス等は本物では無い。
行頭が”>”の行はMailサーバ側からの応答。
—————————————————-
# telnet XXX.YYY.XXX.AAA(MailサーバのIPアドレス) 25
Trying XXX.YYY.XXX.AAA…
Connected to XXX.YYY.XXX.AAA (XXX.YYY.XXX.AAA).
Escape character is ‘^]’.
>220 XXX.YYY.XXX.AAA ESMTP Sendmail バージョン番号; Thu, 7 Jun 2012 16:38:37 +0900
HELO ドメイン名等
>250 XXX.YYY.XXX.AAA Hello [クライアントのIPアドレス], pleased to meet you
MAIL FROM: <差出人のMailアドレス>
>250 <差出人のMailアドレス>… Sender ok
RCPT TO: <宛先アドレス>
>250 <宛先アドレス>… Recipient ok
DATA
>354 Enter mail, end with “.” on a line by itself
Subject: 件名
From: <メーラに表示される差出人>
To: <メーラに表示される宛先>

メール本文
. →本文の最後を示すピリオド
>250 QAA04352 Message accepted for delivery
QUIT
221 Mailサーバのホスト名もしくはIPアドレス closing connection
Connection closed by foreign host.
———————————————————
以上の入力で宛先には正しく届いたのでネットワーク間の通信の問題では無いことが確認できた。

件名のエラーメッセージはサーバの25番ポートにアクセスしても何も送信せずに接続を切断した際に出るものなので、メールソフトが何らかの理由で接続を確立出来ず(と判断して勝手)に切断しているような感じがする。
うーん、、、、、

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イー・モバでもOP25Bを実施してたのね(汗)

先日職場の人に、
「出張先でメールの送信が出来なくなった」
との相談を受けた。
以前は問題なく送信できていたのだが、ここ最近になって送れなくなったとのこと。
その人は出張にノートPCを持っていくのだが、その際に通信に使っているのがイー・モバイルのデータカード。
話を聞いただけだがこれは恐らくSPAM対策で「OP25B」が実施されたのだろうと思い、イー・モバイルのサイトを見てみるとその通りだった。
職場では専用のメールサーバーを構築して使っているので、メール送信時にはイー・モバイルの回線を使って25番ポートに接続していたが、OP25Bで25番ポートがブロックされるようになってしまって送信が出来なくなってしまったようだ。
解決法は簡単でサブミッションポート(587番ポート)を使うようにメーラーの設定を変えるだけ。
職場のメールサーバは以前からサブミッションポートを使えるように設定していあるので、メーラー側の設定を変更するだけでOKだ。
その際ポート番号の変更と同時にSMTP認証の設定もしなくてはならないが、それほど面倒な手順は必要ない。
なので、件の相談主には参考になるページのURLを教えて自分で設定変更をして貰うことにした。
「Windows メール 6.0の場合の設定方法」(イー・モバイルのFAQページ)
「Outlook Express 6.0の場合の設定方法」(イー・モバイルのFAQページ)

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