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6コアでTDPが60WのXeon

3/24の記事「TDP30WのXeon」でちょっとだけ触れた6コアでTDPが60WのXeon「L5640」が発売された。
デュアル仕様のCPUのせいか2個単位での販売らしいが、1個あたりの価格が106,000円と高価なので、おいそれとは手が出ないけど多コアで省電力サーバを構築するには良い選択肢になるかと。
6コア&HTで12スレッド同時実行可能なので、VTを活かしての仮想化サーバ構築も良いと思う。
どっちにしても個人向けでは無いなぁ。

それにしても家のPhenomII X4 905eが4コアでTDP65Wだから、それよりもコアが多いのに省電力なのはちょっと魅力だなぁ、、、、
買えないけど(爆)

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止まったサーバー

土曜日(4/3)に止まったサーバー、今日になって回収に行ったら・・・・・・・・・・・

なんと電源ユニットのメインスイッチがOFFになっているじゃないかぁ!!!
回収しようとして何気に電源ユニットを見ると、シーソースイッチが○印(切)のほうに倒れていたので、-印(入)側に倒して電源スイッチを押すと無事に通電して起動した、、、orz
なんでこのスイッチがOFFになっていたかは不明だけど、ハードウェアの故障とかHDDの破損とかが無くて助かった。
スイッチの場所から考えて不用意に人が触るような場所じゃないと思うが、近くにマウスが落ちていたので、筐体の上に乗せていたマウスがなにかの弾みで落ちた時にスイッチに当たったのかなぁ?
まぁなんにせよなにも壊れてなくて良かった。
OS(Linux)も無事に起動して業務に復帰させることが出来た。

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サーバーが止まったorz

ついさっきプリンタで印刷できなくなったと連絡が入った。
プリンタサーバとサーバマシンの間の通信が不安定になって印刷できなくなることが多々あるので、今回もそれかと思いjobのリスタートをしようと、サーバーにアクセスしようとしたらpingすら通らない状態。
慌てて現場に連絡してサーバーを見て貰うと電源が落ちているというので、電源スイッチを押してもらったが通電しないorz
電源ケーブル等の接続も確認してもらったが、問題無いとのこと、、、、
あーーーーー、まただよこのサーバー!
今度はどこが壊れたんだろう?電源ユニットならいいなぁ、、、、、

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8コア&12コア

一般の人には関係ない話だけど、AMDからサーバ用CPUの新製品が発売になった。
先日発売になったIntelのXeonのコア数を上回る8ないしは12ものコアを搭載したOpteron6100シリーズで、製造プロセスは45nm。
これまで最多のコア数は6だったので、最大で2倍のコア数となったことになる。
構造的には4コアないしは6コアのCPUを一つのパッケージにまとめ、Hyper-Transportで内部接続したものなので、メモリもクアッドチャネル対応と言うことになる。
一つのパッケージにまとめたことで、パッケージの形が横長になり、まるで昔のPentiumProのような外見になっている。
またそのためソケットも新しい「Socket G34」となり、搭載マザー(Super Micro製)も同日に発売となっている。

動作クロックは1.7GHz(6164 HE 12コア)から2.4GHz(6136 8コア)とIntel製CPUに比べると低いが、クロック当たりの性能等を考慮すると、どちらが高性能なのかは微妙なところではないかと。
というか、どのような用途で使用するかで選択肢が変わると思う。
XeonもHTで最大12スレッドの同時実行は可能だが、演算ユニットの使用状況によっては実行されるスレッド数に変化が出るはずなので、あくまでも最大12スレッドということになる。
その点Opteronはネイティブで12コア(or8コア)なので、常に同時に使用できるという強みがあるが、実際にそこまで使いきるかどうかはOSやアプリケーションに依存してしまうので、場合によってはせっかくのコアが無駄になるかも。
1台のPCを仮想化して多数のサーバーを構築するには適したCPUと言えよう。

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4月1日

噂ではIntelがGPU統合ATOMの新型を今日(アメリカ東部標準時での4/1)発表するらしい。
ATOMとしては初めて動作クロックが2GHzを超えるなど、かなりの性能アップが期待できるとのこと。
またコア数も2だけでなく、ATOMとしては初めて4コアのモデルも用意されるらしく、さらにはCore i7やXeonの最上位と同じ6コアのモデルもあるらしい。
ATOMのZシリーズと同様にVTにも対応するので、VMウェアやVirtualPCの動作も可能となるらしい。
特筆すべきはクロックがあがりコア数も増えているのも関わらず、TDPが4コアモデルで15W、6コアモデルでも僅か18Wと非常に低いこと(2コアモデルは現行のD510よりも低い11W)。
残念ながら3次キャッシュは非搭載となるが、これはコスト及び消費電力の面からも仕方の無いことだろう。
内蔵GPUは現行モデルのものを踏襲するが、クロックは高くなる見込みなので、性能アップすると思われる。

組み合わされるICHはNM10のマイナーバージョンアップ版のNM15で、SATAコントローラーが強化され、最大6ポートのサポートが可能とのこと。
またRAID機能(0,1,0+1,5,6)も搭載されるので、省電力サーバ用途にも使えると思われる。
サポートするメモリは相変わらずDDR2だがDDR2-1066まで対応可能とのことで、デュアルチャネルにもようやく対応し、スロット数も最大で4。
搭載マザーもまだ発表されていないが、恐らく新ATOMの機能を十分に生かした構成になると思われる。

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6コアのCPU、発売とな

インプレスの「AKIBA PC Hotline!」の記事によると、先日発表になった6コアのi7-980X Extreme Editionと同等のCPUが今日から秋葉原で販売されるとのこと。
このCPUはXeon W3680で32nmプロセスで製造されるサーバー用CPU。
スペックはIntel® Xeon® Processor W3680を参照のこと。
HTにより同時に12スレッドの実行が可能なので、サーバー用途には向くのだろうけど、一般的なデスクトップ用途にははっきり言ってオーバースペック。
それでもクロックが高いのでシングルスレッドのアプリでもそこそこの性能が期待できるけど、そのような用途には勿体無い。
マルチスレッド対応のアプリを恒常的に使用するユーザーには向いているが、価格が10万円を超えるので簡単には手を出せないのでは?。
10万円と言えば、昔PentiumProが出たときもハイエンドCPUは10万円オーバーの価格だったなぁ。
それでも現時点で6コアのCPUで単独で購入可能なのはこれしかないので、6コアのCPUを”一個だけ”欲しい人はこれを買うか、友人等と一緒にXeon X5680を2個セットで買って分けるしか無いよなー。

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LogWatchからのmailが大きすぎるので

サーバで毎日LogWatchの出力がroot宛にmailで届く。
まぁこれはそうなるように設定したからで、そのこと自体には問題は無いのだが、問題はそのmailの大きさ。
そのサーバは多数のユーザが登録されており、それぞれが短い間隔(2~10分程度)でとある処理を行うためにcrontabにその処理を登録している。
そのためcrondのlogが大量に吐き出され、それら全てがLogWatchによってrootに報告されてくるので、mailのサイズが少なくとも数メガバイト、多い日には20メガバイトにもなる。
これでは読み出すにも少々時間がかかるので、crondのlogだけは少なく出来ないかと考えた。
他の処理(sendmail,samba等)のlogは比較的少ないので、今回はcrondのみに絞って調べてみた。
最初はcrondそのものが吐き出すlogをwarningレベル以上のものだけに出来ないかと思ったが、それはやめてLogWatchが吐き出す出力を減らすことにした。
ところが/etc/log.d/logwatch.confを見ても個別のサービス単位でのlog-levelの設定は出来なさそうなので、少々悩んでしまった。
どのサービスのlogを出力するかは個別に選べ、そうするには/etc/log.d/logwatch.conf 内の「Service = All」になっている部分のAllをそれぞれのサービス名に書き換え、それを必要なサービス分書けば良いが、今回はAllのままにした。
というのは、いちいち出力するサービスを記述するのは面倒なうえ、出力漏れがあると少々困ってしまう。
今回はcrondだけのlogを減らしたいので、最終的は出力するscriptを修正してしまった。

修正したscriptは/etc/log.d/scripts/services/cronで、なにも出力させないのなら最初にexit(0)を書いて強制的に処理を終わらせれば良いのだろうが、それでは重大なメッセージがあった場合に見逃してしまうので、圧倒的に多く出力されている”Unmatched Entries”を減らすために、それを出力する行をコメントアウトした。
具体的にはscriptの最後の下記の部分
——————————————–
if ($#OtherList >= 0) {
print “\n**Unmatched Entries**\n”;
print @OtherList;
}

exit(0);
——————————————–
の3行目の”print @OtherList;”の行をコメントアウトした。
これで明日の朝に来るmailのサイズが小さくなることを期待しよう。

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D510MOとD410PT

Intel製の新ATOM搭載のマザーボードには「D510MOD510MO」「D410PT」の2種類があり、実売価格が1,000円程違う。
上位のD510MOはCPUがデュアルコアでLANもGbitとなっているが、D410PTはCPUがシングルコアでLANも100Mの100BASE-TX。
他にもmini-PCIExpressスロットがD410PTには無いという違いがある。
こうしてみると下位のD410PTにはメリットが無いように見えるが、CPUのTDPがD510MOは13Wなのに対してD410PTは10Wと低くなっている。
D410PTのほうが勝っていると思えるのは価格の安さとTDPの低さだけだと思うが、ファイルサーバとして使うにもLANは速いほうが良いから、D410PTにGBitのLANカードを載せると価格がD510MOと同じ位になってしまうので意味が無い。
D410PTを買うメリットは殆ど無いように見えるなぁ、、、、、あぁ!LANが100Mで構成されている環境ならGBitLANの必要は無いか。それならD410PTでもOKかな?

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Windows7とXpでのファイル共有

自宅のPCのOSはWindow7HP,Windows7Pro,WindowsXpHome,WindowsXpProが混在している。
※いや、他にもWindows系統のOSはあるけど、普段使っているのはこれくらい。他にLinuxも常用している。
それらのPC間でファイルの共有を設定しているが、数日前まではWindows7HPのPCへWindowsXPのPCから接続できなくなっていた。
WEB等で調べてもみたが、なかなか解決できず放置していたが、ある日突然解決していた。
それまでXp(Home,Pro共)側からはWindows7Proには接続できて、Windows7HPには接続できなかった(Windows7同士はOK)。
反対にWindows7HPからXpHomeには問題無く接続できていたので、プロトコルやファイアウォールの問題では無さそう。
見たところWindows7ProとWindows7HPのPCで設定に違いがあるようには見えなかったが、何故かWindows7HPにだけアクセスできなくなっていた。
WEB等で情報を探すと「パスワード保護」を外せばOKだの、セキュリティ上問題のありそうなことばかり。
これは外したくなかったのでかけたまま、暗号化のビット数も128bitにしてある。
とりあえずWindows7HP側からXpには接続できていたので、ファイルのやり取りは可能だったため困ることは無かったが、ある日Windows7HP側を再起動した後に試してみるとXp側から接続できるようになっていた。
あれ?でも今試してみるとXpPro側から接続できなくなっているなぁ、、、、なんでだろ?一昨日はできたのに???

気になるのはエラーメッセージの最後が
「このコマンドを処理するのに必要な記憶域をサーバーで確保できません。」
となっていること。本当にメモリが足りないのか?(Windows7HPのPCのメモリは僅か2GByte)
Windows7HP側のイベントログを見てみると、非ページプールの割り当ての制限に達したため、非ページプールを割り当てることが出来ません云々というログが出ている。
どうもそのせいで接続できないらしいが、

によると64bit版Windows7では非ページプールの最大値は物理メモリの75%(このPCでは1.5GByte)にもなるので、これが不足するとは思えない。
でもまぁメモリ不足ならとりあえず再起動で直りそうだが、根本的な解決にはならないぁ、、、

追記:後日解決したので、その方法を「Xpと7でのファイル共有(SMBの問題が解決)」に書いておきました。

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D510MOの使い心地

Intelの新ATOMマザーD510MOを購入して1台組んでからもうすぐ3週間になろうとしている。
その間にOSをXpからWindows7に変更したが、特に大きな問題は無く使えている。
大きな問題は無いと言っても、VGAのドライバが無いのには少々閉口している。
いや、無いと言っても動かない訳ではなく、当ブログでも再三書いていることだが、D510内蔵のGPUの64bit版Windows7用のドライバがIntelのサイトからダウンロード出来ないということ(その他のOSも含めて32bit版用のドライバはある。つまり64bit版OS用のドライバが無い)。
WindowsAeroの使用には支障が感じられないが、HDベンチのスコアを見るとOSをXpから変更したことを少々後悔せざるを得ない。
その他CPUの能力等には今のところ不満は無く、通常の使用には支障が無い。
そもそも3Dゲームとか動画編集等の処理をせず、俗に言う「ネットとメール」が主体の使い方をする分には十分なパワーがあり、巷で売られている今のPCは高性能すぎるとも思える。
このようにこのマザーはそこそこの性能があり、しかも(ここが大事だと思うが)安い!(マザーとCPUを合わせて8,000円以下で買えるなんてあまり無いと思う)
メモリスロットが(デュアルチャネル対応では無いが)2本あるので、当初1枚だけ買っておいて、後から追加することも出来る。
945GCLF2等はスロットが1本しか無いため、メモリの「追加」は出来ず、「交換」のみだったので、交換後は小容量のメモリを余らせることとなったが、D510MOはその点改良されていると言って良いだろう(しかもシングルチャネルなので、2G+1G=3Gなんていうメモリ構成でももったいなくない)。
残念な点はSATAが2ポートしか無いこと(以前にも書いたが)と、ビデオ出力がアナログしか無く、HDMIやDVIの出力が無いので、HDCP対応にならず地デジ放送をHD画質で見ることが出来ないこと。
フルHDの画質で動画を再生できるほどの性能があるかどうかは判らないが、それ以前に再生のための条件が満たされていないのはどうかと?
このマザーで組んだPCに地デジチューナーを付けてもSD画質でしか再生出来ないとなると、HDDレコーダーの代わりとして使うには中途半端だと思う。
HD画質での録画は出来ると思うので、このPCをDLNAサーバとして録画した番組を他のPCで再生するような使い方になるだろうか(つまり録画専用機として使う)。
省電力性能を生かして常時起動しておく録画専用機とするのも面白いかも(?)。

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