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プリンタで”メモリー不足”?

現場から「印刷するとプリンタに”システムメモリ不足”というメッセージが出て印刷が停まってしまう。」との連絡が来た。
以前にも同じことが他の現場の「LBP-3900」でも起きているが、今度のプリンタは少し新しい「LBP-8610」。
初期状態で搭載しているメモリ容量は2倍の128MBあるので、単純なメモリ不足とは思えないんだけど、とりあえず増設を考えた。
純正のメモリーモジュールを探してみると結構高価だったので、互換メモリが使えないと思ったがメーカー(CANON)はメモリの仕様を公開していないorz。
そこでメモリの画像を探して搭載しているチップの型番を調べたところ、144ピンのSO-DIMでメモリの仕様はSD-RAM(PC-133orPC-100)らしいということが判明。
また64MBのモジュールに使われているチップが「K4S281632I」という128Mb品で、256MBのモジュールに使われているチップが「48LC32M16A2」という512Mb品だったので、同じ仕様のチップを搭載しているモジュールなら使えそうということになった。
また以前「LBP-3900」で試したところ、PC-100のメモリではエラーが出たので、恐らくはPC-133のメモリが必要と思われる。
手元にある144ピンのSO-DIMMの中にはそれらの条件を満たすものがあるので、試してみたいところだけど現物が離れたところにあるので、実際に試すには少々時間が必要になりそう。
でもなぁ、「LBP-3900」の時はメモリを増設しても改善しなかったんだよなぁ、、、
キヤノン 拡張RAM 64MB RD-64MR 5368A030
B000DLFE1G
Canon 拡張RAM 256MB RD-256MR
B0009EK1GU
so) CANON LBPシリーズ 用 増設 メモリ RD-256MR互換LBP-1910、LBP3980、LBP3970、LBP3410、LBP3930/LBP3910、LBP5400、LBP5900、LBP5900SE、LBP5600、LBP5600SE対応【バルク品】
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良く壊れるな

今年に入ってCanonのレーザープリンタの故障が増えている。
しかも殆どが同じ箇所の故障で交換するパーツも同じ。
故障が頻発しているのは殆どがモノクロレーザープリンタの「LBP-8610」で、その前のモデル「LBP-3930」も僅かに混じっている。
今年に入ってからだけでもすでに13台が同じ故障で修理もしくは交換することになっている。
故障個所はトナーのドラムを駆動するためのギアで、このギアが磨滅して噛み合いが悪くなり最終的には紙が途中でとまってしまい印刷が出来なくなってしまう。
故障した個体の印刷枚数を見ると概ね15万枚前後なのだが、中には20万枚以上故障しなかったのもあれば、古いものでは3万枚ちょっとでギアが消耗してしまったものもあり一定しない。
枚数の多少と購入からの経過時間は反比例する傾向があるように思える(新しくても枚数が多いと故障するし、古いのは枚数が少なくても故障する)。

うーん、このプリンタの弱点はこのギアだったかー、昔のB406Eでもギアが磨滅して動作しなくなるトラブルが頻発したけど、その時は材質の選定ミスと言うことで後に対策品のギアに無償で交換して貰えたが、今回はそういった措置が取られていないのは何故だろう?
新しい「LBP-87xx」シリーズはどうなんだろう?ちょっと心配だな、、、

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やはり互換性があった

CANONのレーザープリンタで印字が薄くなったとの連絡が来ていて、今日対処してきた。
件のプリンタは「LBP-3930」と二世代前の機種。
印字が薄くなるのは殆どがレーザーユニットのミラーに汚れが付着するのが原因で、ミラーやレンズを掃除するとほぼ解消する。
そこで今回もレーザーユニットの掃除をすることにしたが、現場で掃除すると時間がかかるので、普段は清掃済みの予備のレーザーユニットと交換している。
ところが今回は同じ「LBP-3930」用のレーザーユニットが手元に無く、後継機種の「LBP-8610」用しか無かった。
この二機種は外観こそ色違いの部分があるが、形や内部の様子はそっくり。
なので駄目元で「LBP-8610」用のレーザーユニットを取り付けてみたところ、問題無く動作して印字の薄さも解消した。
一応交換前にレーザーユニットに貼られているシール等で型番を見たところ同じものだったので動くとは思っていた。

以前定着ユニットも流用出来たことがあるので、この二機種はファームウェアの一部が異なるだけの同型機と言っても良いくらいだな。

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またまたレーザーユニットの汚れか

CANONのLBP-8610の一台で印字が薄くなったので直して欲しいとの依頼が来た。
そんなに急ぐことでも無いかと思って他の作業を優先させていたが、数日後再度連絡があり見えないほど薄いから早くしてくれと催促された。
いや、プリンタの印字なんてそんなに急激に薄くなるわけ無いだろ?と思ったら、1度目の連絡の時には既に見えないくらい薄くなっていたとのこと。
おいおい、そこまでなる前に連絡することは出来なかったのか?との思いを胸に秘めて対応してきた。
原因はいつものようにレーザーユニット内のミラーに付着した汚れ。
ま、これは予測できていたので手元に有ったレーザーユニット(他のプリンタから外したもの)のミラーを清掃して持って行き、現場でプリンタの上部カバーを外して交換したところ、新品同様とはいかないけどかなり濃く印字出来るようになったので完了と。
ステータスプリント見たところトータル印刷枚数は8万枚強程度だったので、まだまだ使える筈。

LBP-8610のレーザーユニット(前モデルのLBP-3900も同じ)は分解しないように蓋部分がテープで固定されているので、それを剥がすのが面倒だが、それでも一応分解してミラーの清掃をするのは可能。
昔のLBP-740とかLBP-1610の頃は簡単だったのに・・・
一度そのことをCANONの人に言ったら「出来れば分解しないで修理業者に依頼して下さい。」と言われしまった。
まぁこれは予想してたけど業者さんに依頼するとレーザーユニットが14,320円(税抜き)と訪問修理の作業料が24,000円(税抜き)もかかるので簡単には頼めないんだよね。

さて回収してきたレーザーユニットもきれいにして次に備えておくかな(笑)

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LBP-8610とLBP-3930のパーツ

CANONのLBP-8610を使っている現場から「はがきの印刷が出来ない」との連絡が入った。
現象としては手差しトレイからはがきが吸い込まれて行かないとのこと。
訊くと用紙トレイは動作するのだけど吸い込まれないとのことなので、ローラー等のスリップが原因と思われた。
そこで見える範囲のローラーを清掃したところ吸い込むようにはなったが、今度は排紙トレイに出てきたところでストップしてしまい紙詰まりのエラーが出てしまうようになった。
用紙の止まり方から見ると以前排紙センサーが折損した時の症状と同じなので、遮光センサー部に埃でも溜まったかと思いエアダスターで埃を飛ばして見ても直らない。
そこで気付いたのが排紙センサーの形が他の同型のプリンターと異なること。
なんと排紙センサーの中央部に有る羽根のようなパーツが丸ごと欠損している。
そのため用紙がきちんと排出されていないと認識してしまって用紙詰まりのエラーとなっている。
欠損したパーツが見当たらないので、廃棄予定のLBP-3930から同じパーツをアセンブリごと外して持ってきたところ、幸いにも形状が全く同じでそのまま取り付けることが出来た。
組み立てた後で印刷のテストをしても問題無く印刷され排出されるので、これではがき印刷をして貰うことが出来るようになった。
それにしても昨年は出来たということなので、その後にパーツを破損したということなんだろうなー。
普段ユーザーが直接触れるパーツでも無いにも拘わらず壊れるとはどういう使い方をしていたんだろう?

LBP-8610とLBP-3930はレーザーユニットや定着ユニットだけでなく、こんなパーツまで共用だったなんてねぇ、おかげで助かった。

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やはりLBP-3930とLBP-8610は似てるなぁ

駆動系ギアの消耗のため現場から返却されてきたCanonのLBP-3930を少し分解してみた。
目的はレーザーユニットと定着ユニットを取り出すことだが、実際に分解してみるとやはり後継機種のLBP-8610にそっくりで、ケースを外すために緩めるビスの位置と本数まで同じだった。
LBP-3930は使っている台数が少ないため今まで分解する機会が無かったのだが、以前LBP-8610の修理に来てくれたメーカーの方が「ほぼ一緒ですよ」と言っていて、今回はそれを確認することが出来た形。
少なくとも取り外したレーザーユニットと定着ユニットの外観はLBP-8610用と同じで、レーザーユニットの基盤に書かれている品番も同一だった。
また部品の価格が同じ(レーザーユニット:14,320円、定着ユニット:23,480円)なので、ここからも同じものと推測出来る。
元々トナーもペーパーフィーダーも同じものが使えるので外側のデザインの一部と内部のソフトウェアを変更しただけのものだとは思っていたけど、ここまで同じ部品が使われていると流用がきいて助かるな(汗)。

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プリンタのパーツ

PCの廃棄と同時に故障したレーザープリンタ2台も廃棄した。
廃棄したのはCanonのLBP-8610とLBP-5910を一台ずつで、これらからは使えそうなパーツ(定着ユニット、レーザーユニット、ITBユニット等)を取り外しておいた。
なにせLBP-8610のレーザーユニットは一個14,320円、定着ユニットは23,480円、LBP-5910のITBユニットに至っては49,920円もするうえ、どれもユーザー交換部品では無いので修理扱いになり、業者さんに依頼するとさらに工賃と出張費で2万円以上かかってしまう。
最も費用のかかるITBユニットの交換を依頼すると税込みで7万円以上かかる計算になり、これを自分で出来ればその分の経費が浮くことになるから是非外しておきたかった。
LBP-5910の定着ユニットも外しておいたが、今回廃棄した機体は定着ユニットのエラーが出るものなので、使えるかどうかは不明。
でも買えば53,400円もするので使えたらラッキーだな。

※価格は全て消費税抜き。

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直すより買い換えるほうが安い・・・

現場に設置してあるCanonのレーザープリンタLBP-8610の中から異音が出て紙が出てこなくなった。
部下が実際に見に行って試したところ、どうも定着ユニットが動かなくなったらしく、トナーの乗った用紙が定着ユニットに僅かに入ったところで止まるとのこと。
つまり定着ユニットを交換する必要があるということだ。
実際修理業者さんに問い合わせるとやはり定着ユニット(プラスその他の駆動ギヤやローラー等)の交換が必要とのことで、見積もりを出してくれた。
LBP-8610用の定着ユニットは1個23,480円で、交換工賃(出張費込みで24,000円)やその他の部品代も含めると合計で51,075円(税抜き)となった。
今回故障したのは去年の秋までCanonで実施していたキャンペーンで安く買ったプリンタで、現在も僅かながら残っている在庫を上記の修理代よりも安く買えそうなので今回は修理せずに買い換えることにした。

それにしても買ってから2年半ちょっとで21万枚超の印刷かぁ、、、そりゃ定着ユニットも寿命を迎えるよなぁ、、、

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LBP-8610の排紙トレイが満杯

現場から
「プリンタの排紙トレイが満杯というメッセージが出て印刷できない」
とのSOSが来た。
もちろん排紙トレイには紙は全く無い状態。
それでもメッセージが消えず印刷できなくて困っているのでなんとかしてくれとのこと。
まず最初に用紙の出口にある排紙トレイに用紙があるかを判定するためのプラスティックのパーツの状態を見てもらった。
このパーツが上がったまま固定されていると用紙が溜まっていると認識されるのだけど、今回は正常な様子。
ということはそのパーツが上がっているか判定するセンサー部分に原因がありそうだ。
このセンサーは遮光センサーとなっており、前述のプラスティックパーツが上下することで光を遮ると排紙トレイが満杯と判定するようになっている。
プラスティックパーツが破損すると排紙トレイに用紙が無くてもパーツの一部が遮光センサーの前に下りてしまい常に排紙トレイが満杯と認識されてしまう(以前経験あり)。
また埃等がセンサーの間に入り込むと同様に排紙トレイ満杯と認識されてしまう可能性もある。
やっかいなことにこのセンサー部分は外部からは見えないところにあるので、プリンターの後部カバーと上部カバーを開けないと確認することが出来ない。
道具を持って現場に行きカバーを外してみたところ最悪の状態(プラスティックのパーツの破損)は無かったので一安心。
後は遮光センサー部分を中心にエアダスターで埃(結構溜まっていた)を吹き飛ばし、カバーを元通りに取り付けて元の場所に戻して印字テストをしたところ問題無く印字されたので作業は完了。
こんな作業でも修理業者を呼ぶと2万円以上もかかるので自分で何とか出来て助かったヨ。

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初めての分解

職場のレーザープリンタ(Canon LBP-8610)を初めて分解してみた(と言ってもレーザーユニットを外すところまでだけど)。

たまたま1台の印字が薄くなってきたと相談を受けた。
大体こういった場合はレーザーユニットのミラー清掃で改善することが多い。
古い機種(LBP-740やLBP-1610等)は自分で分解して清掃していたけど、新しめの機種(LBP-3900やLBP-8610等)は分解手順が判らず業者さんに依頼していたので、
「直すには分解してレーザーユニットの内部を清掃する必要があり、業者に依頼すると2万円少々かかりますよ。」
と言ったところ、さすがに躊躇されたのでこれ幸いとばかり私が分解して清掃することにした。
というのも先日訳あって分解手順を教わっていたので丁度良い練習台というわけだ(笑)。

さすがに初めてなので最初は手間取ったが、何度か上部カバーの付け外しを繰り返すうちに慣れてきた(汗)。
繰り返すことになったのは1回目の組み立てで無理な力をかけてしまった部分があり、排紙センサーを動かす樹脂製のロッドの根元を折ってしまい、印刷をすると紙詰まりを検出して止まってしまうようになってしまったため。
組み立てた直後は原因が判らず何度か分解と組み立てを行ったが、改善しなかったので業者さんに思い当たる原因を問い合わせたところ、センサー部分の障害では?と言われたので、センサーの場所を教えていただいたところ、見事に折れていてセンサーを動作させる部分が動かなくなっていた。
原因が判ったので再度分解して問題の折れた部分をセロテープで仮止めしてとりあえず印刷可能な状態にしておき、100円ショップで接着剤を買って来て再度分解して折れたロッドを接着した。
その甲斐あって動作に不安は無くなり、ユーザーさんも「印字が濃くて綺麗になった」と喜んでくれたし、私にとっても良い練習になった(爆)。

次回からは部品を壊さないように分解&組み立てが出来るようになったと思う(汗)。
これで他のLBP-8610(やLBP-3900等)でも同様の作業が出来るようになったので、急ぎの時でも対応できると思う(業者さんに依頼するには、見積もりを貰って費用を支出するための決済を貰わなくてはならないので時間がかかるし、日曜や祝日は依頼出来ない)。
後はパーツさえ手に入れば定着ユニットの交換も出来るけど、これはちょっと売って貰えないもんなぁ、、、、、、

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