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酷い説明もあったものだ・・・

SSDを探していてたまたま見たメーカーサイトの説明を読んで呆れてしまった。
そこには最初に「NAND は、電源に接続していない時でもデータを保存できる不揮発性フラッシュメモリです。」と書かれていた。
おいおい、ちょっとでもハードウェアに関して知識があればこれは正しく無いことが判るけど、そうで無い人が信じたらどうするんだよ。

NANDというのは論理回路の一種であって、その回路を組み合わせて作られたフラッシュメモリを”NAND型フラッシュメモリ”と言うのであって、決して”NAND”という言葉がフラッシュメモリを指すわけでは無い。
#論理回路には”AND”、”OR”、”NOT”、とそれを組み合わせた”NAND(Not AND)”、”NOR(Not OR)”という種類がある。
フラッシュメモリには”NOR型フラッシュメモリ”というのもあるので、先の説明(説明になっていないけど)はいくらなんでも言葉を省き過ぎだ。
これが私のような素人が書いているブログ等なら単に理解不足で済むんだけど、フラッシュメモリを利用したSSDメーカーのサイトに書かれているなんていくらなんでも酷すぎるよ。
このメーカー製のSSDは安かったので使ったことがあるけど、今まで使ったSSDの中で一番早く壊れたことを思い出したよ(笑)。

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もっと安いのもあるなぁ

一個前の記事に7,280円のSSDのことを書いたけど、同じツクモでスペックの低いモデルがもっと安く売られている(ただしこちらも個数限定のアウトレット品)。
メーカーは同じKingstoneの製品で型番は「SV100S2/128G」。
この製品がなんと6,480円で現在の120GBクラスのSSDとしては格安だ。
たしかに先の記事に書いた「SVP200S3/120G」に比べるとスペックでは見劣りするけど、ちょっと古めのノートPCとかにならこっちでも十分じゃないかな?

Kingston SSD V100 standalone 128GB SV100S2/128G
B004BNWIFM

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SSDを載せてみた。

昨日購入してきたSSD
Kingston SSD V100 standalone 128GB SV100S2/128G
B004BNWIFM
をThinkPad T60に載っていたHDDと入れ替えた。
入れ替えるためのOS&データの移動はいつものようにEASEUSのDISK Copy2.3を使って行い、この作業に約1時間半ほどかかった。
コピー終了後に元のHDDを外してSSDに入れ替えて電源を入れると問題無くOS(Windows7Pro)が起動し、SSDを新しいデバイスとして認識してドライバがインストールされ通常通りに使えるようになった。
早速CrystalDiskMark v3.0.1cでベンチを取った結果が下。

T60に載せたSSDのベンチ結果

T60に載せたSSDのベンチ結果。

この結果を見るとHDDよりは速いけど思ったほどではない。
2月に購入してX60sに入れたCrucialのm4(64GBモデル)のベンチ結果(「ThinkPad X60sでAHCIモードを有効に」を参照)と比較すると、リード全般とシーケンシャルライトが遅いものの、ランダムライトの数値が高い。
まぁ、リード/ライト共メーカー公称(リード250MB/Sec、ライト230MB/Sec)には全く持って届かないものの、7千円台前半で購入したものと思えば十分な性能だと思う(環境によってはほぼ公称値の結果が出ているみたい)。

ちょっと気になるのはファームによっては重大なバグ(最悪の場合はデータ消失)があるらしいので、後でバージョンを確認して必要なら更新しておこう。

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