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FM-8が売れていた

札幌のPCショップ「DO-MU」のジャンクコーナーで扱っていた富士通の「MICRO 8(FM-8)」が在庫切れとなっている。
しばらく前にジャンクコーナーに出てきて、しばらく経っても売れていなかったけど誰かが買って行ったということか。
出た当初はグラフィックが綺麗でゲームをするのに良いPCだったのだけど、今となってはコレクションにしかならないよなぁ。
買った人はなんに使うつもりだったのかな?

この製品は発売当時に友人が購入したので皆で弄っていたなぁ。
外部記憶装置として「バブルメモリ」なるものを装備することが可能だったけど、結局一度も目にすることは無く、5インチのFDばかりを使っていた記憶がある。
それでもテープに比べると格段に高速で楽だった(テープのように頭出しをする必要が無いのもありがたかった)。
今となっては懐かしい思い出だね(汗)。

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「懐かしのDOS/V機」だぁ?

札幌のパソコンショップ「Do~○」のサイトに
「懐かしのDOS/V機 FUJITSU FM-8 & FM-77AVあります。」
と書いてあるけど、この2機種のどちらもDOS/V機(本来はAT互換機と言うべきだが)では無い。
同時期にNECから販売されていた当時の国民機「PC-8001シリーズ」「PC-9801シリーズ」とは異なる規格ではあったが、IBMのPC-AT機(AT互換機の基になった規格を採用したPC)とも全く異なる規格なので、どう考えてもDOS/V機とは言えない。
そもそもCPUからしてIntelの8086系ではなく、ライバルのモトローラ社製のCPU(MC6809)を搭載しているので、CPUだけならMacのほうが近いと言えよう(笑)。

このショップはMacに関しては札幌で一番のショップだったのに、そこの店員がこんなくだらない間違いをするなんてねぇー。
店員の質も地に落ちたということか?

ちなみにFM-77AVのほうは即日売れてしまったらしいけど、FM-8(FUJITSU MICRO-8)はしばらく前からあるけど売れていないようだ。
それにしてもこんなPCをどこから仕入れてくるんだろ?

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どこから出てきた?!

札幌のPCショップ「DO-夢」のオンラインショップに物凄く懐かしい製品が出ている。
FUJITSU MICRO 8がそれで、今から四半世紀以上も昔のパソコンだ(発売は1981年とのことで、当時は「パソコン」という言葉も無かったか、使われ始めた直後だった)。
しかも動作品ということで、グリーンディスプレイ(カラーで無いのが残念)とのセットで12,800円という値段が付いている。

この当時のPCはWindows95辺りからPCを使い始めた人は目にしたことも無いだろう。
当時は各社共通のPC用OSなんて存在せず、富士通(FUJITSU)は「F-BASIC」日本電気(NEC)は「N-BASIC」をROMで搭載していたし、シャープは「クリーンコンピュータ思想」とやらでBASIC等の言語は搭載せず、起動時にユーザーが好みの言語(「Hu-BASIC」等)をテープ(!)でLOADしていた。
日立は「ベーシックマスター」シリーズを出していて、この頃はレベル3だったと記憶している。

この内NECとシャープはCPUとしてザイログの「Z80」を採用していたのに対して、日立と富士通はモトローラの「MC6809」系CPUを採用していた(ちなみにアップルはアップルIIにモトローラの「6502」を採用していた)。
またグラフィック出力においてもPC-8001(NEC)はキャラクタ単位でしか色指定ができなかったが、FM-8やレベル3はドット単位での指定が出来たので、ゲームの画面も綺麗だったと記憶している。

それにしてもこんな古いPCはどこから出てきたのだろう?
CPUの動作クロックはwikiによるとメインCPUが1.2MHzと現代のPCのそれと比べると1/1000以下だし、メモリの単位もKBで現代のCPUのL2キャッシュよりも少ない。
記憶媒体はオプションのFDD(5インチもしくは8インチ)もしくはバブルメモリ(実物にはお目にかかることは無かったなぁ)でHDDなんぞは付いていない。
今回販売されているのにはこのオプションのFDDが付いているらしいが、動作確認はされていない模様。

懐かしPCのコレクターには涎が出るような代物だけど、実用にはならないよなぁ、これ(笑)。

札幌では他のショップ(PCネット)にも古いPCとしてNECのPC-8801(SRだったかなぁ?)が置いてあったと思う。
懐古趣味のあるPCコレクターは一度覗いて見ては?

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