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今朝は晴れてくれた

九州には台風が接近しているとのことだが、今朝の札幌は晴れてくれた。
”くれた”と言うのは、明け方に東の空に水星と火星が非常に接近して見える時期なので、それを見たいため。
4時過ぎに目を覚まして外を見ると、最初に見えた西のほうは曇っていたが、東の空を見ると低いところには雲が見えたが、少し高いところには明けの明星(金星)と下弦の月が綺麗に見えるほど晴れていた。
ただ、自宅からは東の低い空は見えにくいので昨日のうちに当たりを付けておいた場所まで行くと、目印にしていたレグルスがなんとか見えたので、目当ての水星と火星を探すも肉眼では殆ど見えず・・・
ちょっと残念だったな。
明日の朝が最接近なので、再度チャレンジしたいところだけど、予報では今夜から雲が多くなるみたいなのでちょっと無理かなぁ?

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今月中旬に水星と火星が大接近

この時期、夜明け前の東の空には明けの明星(金星)と水星が揃って見えてくる。
さらに火星も近くにあって、17日には水星と火星が非常に接近して見えることになりそう。
その間隔は角度にして0.1度未満で、これは北斗七星の柄の部分にある有名な二重星ミザールとアルコルの間隔(12分弱)の半分ほど。
ちなみに、北斗七星のミザールとアルコルの近さは下の写真でも判る。
白丸で囲った中の二つの星の内、明るいほうがミザールでもう一方がアルコル。

この二つの間隔よりも近づく惑星二つはどのように見えることになるのかな?
是非見てみたい気がするけど、17日の札幌の日の出が5:16分で、火星と水星の出が3:47分とその差は1時間半ほど。
ということはかなり低い位置にある間しか見ることが出来ないわけで、これはちょっと見る場所を選びそうだな・・・

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今日は火星の最接近

今日は火星が2年2カ月ぶりに地球に近づく最接近の日。
今回の地球と火星の距離は7,528万Kmで”大接近”とまでは行かないけど、夜半には南天に赤く輝く火星と、その近くにさそり座のアンタレスが同じく赤く輝く筈。
さらに土星も近くに見えるので、一等級以上の明るい星が三つ並ぶ筈。
火星と土星はほぼ同じ視半径で光度は火星がマイナス2等級、土星は0等級。
数日前の夜中に見た時はどちらも明るく光っていたなぁ。
今夜も是非観察したいところだけど、予報では札幌は夜には雨が降るとなっているので今夜は無理かと。
少しの間はどちらの惑星も明るく見える筈なので、天気が良い夜には空を見上げるのも良いかもね。

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もうじき火星が接近

太陽系で地球のすぐ外側の軌道を周回しているのが火星。
公転周期が687日と地球の2年弱なので、地球とはおよそ2年と2カ月毎に近付く。
今回の接近では最も近くなった時で距離が7,528万Km(0.503au)。
再接近は5/31だけど、そろそろ衝に近付くので(5/22)真夜中の南天に赤く輝く火星を見つけるのも楽になって来たな。

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水星と火星が接近

今日4/21の日没後の西の空には水星と火星が並んでいるのが見える筈。
札幌での日没は18:23、水星は19:30、火星が19:36にそれぞれ沈むので、日没後も空が明るいことを考えるとあまり長くは見ていられないと思う。
それでも水星がマイナス1.3等級、火星が1.4等級の明るさなので、空が暗くなってくれば見えてくると思う。
太陽からの最大離隔が小さい水星はあまり観測機会が無いので、西の方角に雲が少ない今日は観測のチャンスかと。

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今夕も月と金星・火星が接近

先月の21日にもあったが、今日の日没後に西の空に細い月と金星が接近して見える筈。
昨夕も細い月と、それよりも高い位置に明るく光る金星が見えていたが、今夕は月が金星よりも高い位置に移動してさらに接近して見える筈。
さらに金星よりも低い高度には赤く光る火星も見える筈。
今日の18時時点の月齢が3.0なのでちょうど三日月ということになるな。

先月21日の接近の様子はこちらに写真を載せている。
「金星と火星が接近していた」(2/22の記事)

今夕は天気がちょっと心配だなぁ、、、

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金星と火星が接近していた

昨夜はISSの上空通過を見た後で撮影場所を変更し、接近している金星と火星の近くに見えていた月を撮ってみた。

金星と火星が接近したところに細い月が並んでいた。

金星と火星が接近したところに細い月が並んでいた。

月の下に二つ見える星のうち明るいほうが金星で暗いほうが火星。

久しぶりに晴れた夜だったので月が綺麗に見えていた。

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今日は火星が最接近

今日(4/14)はおよそ2年と2ヶ月ぶりに火星が地球に接近する(前回は2012年3月5日)。
2003年8月27日の大接近時は火星の近日点に近かったために地球との距離が約6万年ぶりにおよそ5576万kmまで接近したが、今回は9239万kmと1.66倍ほど遠い。
つまりその分小さく見えるということだけど、それでも光度はマイナス1.4等級ほどと明るくなっているので、見つけるのは容易かと。
外惑星の最接近は当然ながら地球から見ると太陽と反対の方向になるので、夜中に真南辺りに見えることになる。
今回は月齢が14.3とほぼ満月に近く月も太陽のほぼ反対側に見えるので、火星と月が接近して見えることになる。
今夜外に出て月の近くに明るく光る赤い星が見えたらそれが火星で、月の左上に見える筈。
月の左下にはスピカが見え、月とスピカを繋ぐ線を延長した先には土星が見える筈(土星が昇ってくるのは少し遅くなってから)。
日没後の早い時刻には南西の空(ふたご座のポルックスの近く)に木星が明るく見えるので、運が良ければ肉眼で見える外惑星3つ全てを見ることが出来る。
幸い今夜は全国的に晴れるところが多いみたいだし、札幌も晴れそうなので火星を見るチャンスかな。

次回の接近は2016年5月30日で距離は7528万kmと近づき、さらにその次の2018年7月31日には2003年並の5759万kmまで接近するので、今回よりもずっと明るい火星を見ることが出来そうで楽しみだ。

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