More from: 天体

小惑星が地球に大接近!

NASAが発表したところによると、日本時間の明日1/27午前に小型のバスほどの大きさの小惑星が南米南端の先の上空を通過するとのこと。
最接近時の地球との距離は3,600Kmほどで静止軌道の1/10という史上まれに見る近さ。
実際に小惑星の接近としては記録が残っている中で最も近いという。
NASAに依れば衝突の危険性は無いとのことなので安心したが、最初に知った時はビックリしたな(汗)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

晴れていたんだけど・・・

17時過ぎに外を見ると北の方の空が晴れていた。
このまま夜遅くまで雲が無ければ北に向けて移動しているZTF彗星を見つけられるかも?と思っていた。
ただ、予報では今夜から明日にかけて雪、それも北の方から雪雲が入って来るようだったのであまり期待は出来ないかも?

←クリックしてくれると嬉しいです。

水星の東方最大離角

今日12/22は水星が東方最大離角となる日でもある。
地球から見て水星が太陽の東側(左側)に最も離れる日で、日没後の南西の空で観測しやすくなる。
とは言え、札幌では雪が降り始めていて水星どころかその他の星も全く見えないなぁ(汗)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

アンドロメダ銀河の再帰新星が今年も爆発

アンドロメダ銀河で発見された再帰新星M31N 2008-12aの今年の増光が観測された。
12/2の19:50(世界時)にカナリア諸島の観測チームにより発見され、数時間後の翌日には日本の野口敏秀さんも独立発見をしている。
この再帰新星は白色矮星と恒星の連星系で起きる現象で、白色矮星が恒星からガスを剥ぎ取り表面に蓄積したガスの質量が一定量を超えると急激な核融合反応を起こして爆発する仕組みとなっている。
通常のケースでは爆発の間隔が数千年から数十万年とされているが、ガスの蓄積が早い場合は数十年単位で起きることもありそのよう場合は複数回観測されることになる。
今回爆発したM31N 2008-12aは観測されている中で爆発の間隔が最も短い星で、2008年12月26日に西山浩一さんと椛島冨士夫さんによって発見されて以来14回目の爆発となり、その間隔は平均で363日(最大で472日、最小で310日)となっている。
他のケースに比べて間隔が短いのは爆発を起こす白色矮星の質量が大きくて重力が強く恒星からのガスの供給が多いためと考えられており、試算では質量がチャンドラセカール限界(太陽質量の1.4倍)に近い太陽の1.38倍と計算されている。
爆発を起こすと蓄積したガス(主に水素から成る)の大半は吹き飛ばされるが、全てではないために質量が徐々に増加し、近い将来には質量が限界を超えてIa型の超新星になると見込まれている。
どんな星か見てみたい気もするけど、今回の爆発で明るくなったとはいえ、発見時の光度が19等級以下と非常に暗いのでよほど大きな望遠鏡でも無いと観測できないな(汗)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

太陽系の全惑星が見られる好機

今月下旬の日没後に太陽系の全惑星が見られるチャンスが来る。
日没後の西南西の空には内惑星である水星と金星が、地球のすぐ外側を公転する火星は反対側の東の空で明るく輝く。
太陽系で最も大きい木星は南の空に、大きな輪が特徴の土星は南南西からやや西に見える。
肉眼で見るのは難しくなるが氷惑星の一つで土星の外側を周る天王星は火星と木星の間の火星寄りに、太陽系で最も外側を周る海王星は木星の少し西側に位置する。
そして我々人類が生活する地球はもちろん足元に見えることになり、太陽系の全惑星が全て見られる好機が間もなく訪れる。
次回見やすい条件で同様なことが起きるのは2061年なので、この機会に是非カメラにおさめたいところだけど、金星が日没後のわずかな間しか見られないので平日は難しいうえ、北海道の日本海側の札幌では天候が悪くなる日が多いのでなおさらチャンスは少なそうだ(汗)。

今年の6月下旬から7月上旬にかけて明け方に同じように全惑星が見られる機会があり、その時は静岡県の人が魚眼レンズで全惑星を撮った写真が報道された。
今回は日没後で、同じような写真が報道されるのかな?

←クリックしてくれると嬉しいです。

「ふたご座流星群」が今夜極大

この時期に極大を迎える流星群と言えば「ふたご座流星群」。
その「ふたご座流星群」が今夜極大を迎える。
予想時刻は20時頃で、月の出が22時頃なので条件はあまり良くない。
それでも空が開けた場所なら1時間当たり15-20個程度が期待できるとのこと。
札幌は雪が降っているので残念ながら流星を観るのは無理そうだな・・・

←クリックしてくれると嬉しいです。

火星がおうし座で衝

一週間前の12/1に地球に最接近した火星が今日12/8におうし座で衝となる。
太陽―地球-火星が一直線に並び真夜中に南中(地域により差はある)する。
夜中に南天の高い位置で明るく輝くので観測には良い時期となるものの、この時期の札幌は雪が降ることが多く空に雲があることが多いので観られるかは微妙なところだなぁ(汗)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

30年間稼働・・・

日米共同プロジェクトの磁気圏尾部観測衛星「ジオテイル(GEOTAIL)」の搭載データレコーダーが両系とも停止し、去る11/28に停波し運用が停止された。
この衛星が打ち上げられたのは1992年の7月24日で、当初の運用期間は3年半の計画だったが、それを大幅に超える30年にも渡って観測/運用されてきた。
工業製品としてみると完全なオーバークオリティだけど、人工衛星は簡単には交換出来ないのでこれで良かったのだろう。
しかもこの予定外の長期間にわたる運用で地球の磁気圏に関する重要な手がかりが見つかったりしており重要なミッションとなったとのこと。
磁気圏のデータ採取というのは地味に思えるが、オーロラ等の研究には欠かせないデータが集められたということだ。
今後来年3月にかけてミッションの成果がまとめられるとのこと。

←クリックしてくれると嬉しいです。

今日は地球と火星が最接近

今日12/1に地球と火星が最接近する。
火星の衝は一週間後の12/8だけど、軌道の関係で最接近は今日となり距離はおよそ8100万Km。
お互いの軌道がともに楕円形のため最接近時の距離はおよそ6000万Kmから1億Km間で変化し、今回は中程度の接近となる。
今回以上に接近するのは2033年まで無いので観測するのに今回は良い機会となる。
私も数日前に火星を見た時にはかなり明るくなっているので今夜も見られればと思うが、残念ながら天気が悪くて見られそうにはないなぁ・・・

←クリックしてくれると嬉しいです。

しし座流星群の極大

今日の8時にしし座流星群が極大を迎えた。
その時刻は日の出後なので流星を観るのは未明からが好機だった。
ところが札幌は天気が悪いという予報だった。
なので諦めていたんだけど、朝起きてみたら快晴の良い天気。
うーん、これなら早起きすれば観ることが出来たかも?

←クリックしてくれると嬉しいです。