太陽系の全惑星が見られる好機

今月下旬の日没後に太陽系の全惑星が見られるチャンスが来る。
日没後の西南西の空には内惑星である水星と金星が、地球のすぐ外側を公転する火星は反対側の東の空で明るく輝く。
太陽系で最も大きい木星は南の空に、大きな輪が特徴の土星は南南西からやや西に見える。
肉眼で見るのは難しくなるが氷惑星の一つで土星の外側を周る天王星は火星と木星の間の火星寄りに、太陽系で最も外側を周る海王星は木星の少し西側に位置する。
そして我々人類が生活する地球はもちろん足元に見えることになり、太陽系の全惑星が全て見られる好機が間もなく訪れる。
次回見やすい条件で同様なことが起きるのは2061年なので、この機会に是非カメラにおさめたいところだけど、金星が日没後のわずかな間しか見られないので平日は難しいうえ、北海道の日本海側の札幌では天候が悪くなる日が多いのでなおさらチャンスは少なそうだ(汗)。

今年の6月下旬から7月上旬にかけて明け方に同じように全惑星が見られる機会があり、その時は静岡県の人が魚眼レンズで全惑星を撮った写真が報道された。
今回は日没後で、同じような写真が報道されるのかな?

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