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福岡と宮崎の違いだったか・・・

ちょっと昔のことだけど、私が仕事で北九州総合制御所(北九州市小倉北区)に行っていた時のこと。
”新田原”という地名を”にゅうたばる”と読んだところ、制御所の人たちに面白がられたことがある。
本当は”しんでんばる”だけど漢字が”新”だから”にゅう(new)”と読んだと思われたのだ。
その時は若かった私は内心で「”にゅうたばる”で合っている筈なんだけど、もしかして間違って覚えていた?」と思って恥かしかったが口には出せなかった。
#「ファントム無頼」で新田原基地の名称が出てくる話があったので、”にゅうたばる”という読み方を覚えていた。
それから長らく疑問だったのだけど、福岡県の行橋(ここにも系統変電所があるので当時から地名だけは知っていた)に”新田原(しんでんばる)”という地名(駅名も)があることを知った。
つまり、私が面白がられた時は制御所の人たちはこちらの地名のことを、私は宮崎県にある新田原(にゅうたばる)のことを指していたわけで両方の認識がずれていただけのことだった。
ということでどちらも間違っていたわけでは無いことが判って長年の疑問が解消されたよ(汗)。

ちなみに行橋市の新田原の近くには航空自衛隊築城(ついき)基地があるので、さらにややこしい(笑)。

また、この時の仕事のおかげで福岡県東部の地名を結構覚えた。
中には正式な読み方ではないのを覚えたのもあったけど(汗)
たとえば苅田(かんだ)を”かりた”と読んでいたりした(この仕事をしていた関東で”かんだ”とよむと東京の神田と勘違いしたりするため)。

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”Heimai”?

札幌には小さなブルワリーがいくつもあり、その中の「澄川麦酒」さんは昔からの知り合いが始めたブルワリー。
特徴の一つはとにかく沢山の種類のビールを醸造しているということ。
原料の麦芽だけでなく副材料をいろいろと試していてこれまでに醸された製品がいったい何種類あるのかはとても把握できない(汗)。
そんなビールの中に「幣舞サンセット」という製品があるのだけど、東京で店頭販売しているお店のサイトには「Heimai Sunset」との表記が付けられている。
このサイトは英文での表記もあるので、日本語を読まない人たちに対しての表記なんだろうけど、読み方がおかしい。
たしかに字面だけで読めば「へいまい」と読めてしまうのだろうけど、これは釧路にある地名で、夕陽がきれいなことで知られる幣舞橋がある。
仮にも扱っている商品なんだから読み方くらい調べるか訊くかすれば良いのにね。

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「あざぶ」と「あさぶ」

札幌市北区には「麻生」という地名がある。
読み方は「あさぶ」で東京都港区にある「麻布」(あざぶ)と似ているが、こちらは濁らないし地下鉄の駅名表示にも「Asabu」と書かれている。
ところが札幌市民でもかなりの割合で「あざぶ」と読む人がいる。
不動産関係の仕事をしている人(商売柄地名には詳しい人)ですら「あざぶ」と読んでいる人もいる。
あろうことか東京の人に説明する時に「東京の麻布と同じ読みです」なんて説明している。
おいおい、あんた札幌に何十年住んでいるんだよ?近くで部下が「あさぶです」って何度も呟いているよ、そんなんで大丈夫なの?(笑)

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「Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch」

タイトルの語はギネスブックにも登録されている「世界で最も長い一語の地名」で、「世界で最も長い駅名」だそうな。
子音が連続する語なので英語読みをするのが難しい。
あえてカタカナで読みを書くと
「スランヴァイルプールグウインゲルゴウゲールウクウィールンドロブウリスランダスイハオゴゴゴッ」
だとか。
最初の文字が”L”なのに発音が”ス”だというのが理解できない(汗)。
駅名表示板を見ると横方向に非常に長く、上半分に正式な名前、下半分には読み方が(アルファベット)で表記されている。
この長い名前の村がどこにあるかというと、ウェールズのアングルシー島。
島自体が観光に依存している面が多く、この地名も19世紀末に観光客誘致のためにつけられたとか(出典:Wikipedia)。
確かにインパクトのある地名だよなぁ・・・
ちなみにここの駅は”リクエストストップ”だそうで、降りる際は事前に車掌に申請、乗る際はホームから運転士に乗る意思があることを伝えなくてはならないとか。

長いだけなら「クルンテープ・マハーナコーン・アモーン・ラタナコーシン・マヒンタラーユタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラッタナ・ラーチャターニー・ブリーロム・ウドム・ラーチャニウェート・マハーサターン・アモーンビーマン・アワターンサティト・サッカタットティヤ・ウィサヌカム・プラシット」(タイの首都の正式名称)なんてのもあるね。

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ロシアに練馬?

地図を見ていてロシアの太平洋沿岸にネリマ(Нельма)という村があるのを発見してしまった。
字だけ見ると東京の練馬と同じなのでちょっとビックリ。
しかも練馬には先週の出張の時にちょっとだけ立ち寄ったのでなおさらだ(笑)。

wikiによると2012年時点での人口が僅か7人とのことなので、じきに消滅してしまうかも?

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難読地名ねぇ、、、

mixiの呟きネタに「難読地名」ってのが出てきた。
北海道は難読地名の宝庫で、道民でも読めない地名がいたるところにある。
有名なところでは由利徹のネタに使われて全国にその名を知られた「長万部」がある。
札幌市内でも「白石」という地名があるが、読みが「しろいし」で一般的な「しらいし」では無い。
似た様な例では「穂香」という地名が根室市にあり、人名だと「ほのか」と読むことが多いが、この場合は「ほにおい」と読み、これも一種の難読地名と言えるだろう。
他にも「長流枝」「十弗」「音調津」「止別」「安足間」「朱鞠内」「花畔」「椴法華」等々、いくつ読めます?

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