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米軍の「B-1B」三沢に配備

米空軍の超音速爆撃機「B-1B」(ランサー)が青森県の三沢基地に配備されたとのこと。
日本国内に戦略爆撃機が配備されるのはかつて沖縄の嘉手納基地に配備されて以来およそ半世紀ぶりのこと。
このことで”核攻撃用の兵器が配備された”と批判する反対派もいるかもしれないけど、現在の「B-1B」はアメリカとロシアの間で締結されている戦略兵器削減条約(STrategic Arms Reduction Treaty:いわゆる”START”)に基づき核兵器を搭載出来ないように改造されているので批判は当たらない(だから米軍も日本に配備することが可能になったと判断したのだろう)。
ただし、なんだかんだ言ってもロシアや中国の脅威に対抗するための配備なのだろうからよろしくは無いんだろうけどねぇ・・・

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陸自が「対ドローン自走システム」を公開

陸上自衛隊が「対ドローン自走システム」を公開した。
今日11/9に「防衛省・自衛隊70周年記念自衛隊観閲式」が就任したばかりの石破首相を観閲官として陸上自衛隊朝霞訓練場で行われ、その場に於いて「車両搭載型高出力レーザー実証装置」が公開された。
これは令和3年度から6年度にかけて研究中の装置で、一両の車両に高出力レーザー発振装置や探知装置等を搭載し、小型無人機(所謂”ドローン”)を標的としてレーザーで迎撃するシステム。
車両搭載なので自走での移動が可能で、必要とされる地域への展開が早いのが利点。
ウクライナにおける戦闘でドローンが非常に有効な兵器であると実証された現在では対処するための兵器の開発も行われており、この「車両搭載型高出力レーザー実証装置」もその一つ。
高速で飛行する大型機への対処は困難でも、小型で比較的低速な標的であれば十分破壊できる性能があると思われる。
それにしてもレーザー兵器が車載化されて実用に近づいているなんて昔のSFが現実になりつつあるんだなぁ(汗)

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幻の「超重戦車」

旧日本陸軍が極秘に開発していた重戦車の図面が発見されていた。
その重戦車とは旧陸軍が三菱重工に発注して開発した重量150トンにも及ぶ”超”重戦車とでも言える車両で、1942年4月には車体部分の試作品が完成し試験走行等も行われたとのことだが、その重量等から運用上難点があるということで開発中止になった「オイ車」(メーカー側の呼称は「ミト車」)。
発見されたのは図面や仕様書、試作車の報告書や作業日誌で、なんと古書市場に出て来たのを軍用車両の研究家で模型メーカー「ファインモールド」社長の鈴木邦宏さんが発見し入手したとのこと。
同社ではその図面を参考に模型化を進め、近々(12月)発売する予定。
またゲーム「World of Tanks」にも今回発見された図面を元にしたデータが実装されているので、そちらをプレイしている人は既に画像を目にしているかも?
1/72 帝国陸軍 150t 超重戦車[オイ]
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今度は「レーザー兵器」かよ・・・

先だってレールガンの試験を実施すると発表したアメリカ海軍が、今度はレーザー兵器の実射試験を今年の夏に行う予定だと発表した。
今回の実験は艦船(ポンス)にレーザー兵器のプロトタイプを搭載し、実際に洋上での実射試験を行うというもの。
米軍は以前からレーザー兵器の開発を進めていて、地上発射タイプの試験も実施しており、1.5Km離れたところからロケットを撃墜することに成功している。
レーザー(を含む光線兵器)の弱点は大気中での減衰が大きいことで、あまり遠距離での使用には向かないが、逆に近接防御兵器としては有効なのかも。
発射コストが一発辺りドル程度という低コストなのが米軍にとって魅力なのかもしれないが。

試験を行う海域がペルシャ湾と発表されているけど、何故わざわざそんな海域を選んだのだろう?(笑)

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米海軍が2016年に「レールガン」の実射試験を計画

米海軍が「レールガン」(超電磁砲電磁加速砲)の試作機を艦船に搭載し、洋上での実射試験を2016年に行う予定であることを発表した。
報道によると最新鋭の高速輸送船「ミリノケット」に試作機を搭載し試験を行う計画。
予定性能としては射程距離が100マイル以上、弾丸の速度は「マッハ7を見込む」とあるが、この速度は米海軍の計画から考えると初速と思われる(目標突入時の速度は1.7Km/s程度と思われる)。
現在の戦車砲で初速の速い砲の初速は1.8Km/s弱なので、それよりも高速だがSF等で扱われているものよりは遅いかも。
高初速と言う点で言えば日本のダイキン工業が135mm戦車砲弾で2,000m/sを超える初速を達成しているそうだけど、試作のみで制式採用はされていない。

現在まで公表されている開発計画では予定弾頭重量は15Kgとなっており、これは世界最大の艦砲の砲弾である46センチ91式徹甲弾(大和型戦艦の主砲で使用)の約1/100。
つまり同じ運動エネルギーを与えようとすれば速度を10倍にする必要があるということ。
ところが終速が1.7Km/sではその条件を満たさない(せいぜい5倍程度)ので、運動エネルギーは格段に低い(5倍でも1/4程度)ということが予想される。
46cm徹甲弾ほどの威力は求めていないのだろうからこれで良いのだろうけど、驚くほどの高性能(威力)な砲では無いと言うことになりそう。
一発当たりの破壊力より、その高い初速で得られる長い射程と、低コストであるというのが目的のような気がしてきた。
今回の実験に関する発表でも
「既存のミサイルシステムの100分の1のコストで打ち出すことができ、弾道ミサイルや巡航ミサイルからの防衛に役立つだろう。」
ということらしいので、SFの世界に出てくる夢の兵器とは異なることになりそう。

米海軍研究部門のトップである、マシュー・クランダー少将は「これは現実であり、SFではない」と述べたそうだけど、ちょっとは夢みたいなことを匂わせてくれても良いじゃない(笑)。

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