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ダイハツ「タント」がリコール

ダイハツが昨年10月3日にフルモデルチェンジして発売した軽自動車「タント」のリコールを届け出た。
リコールの内容は助手席側ドア内に入った水が凍結した場合にドアロックケーブルが固着してしまい、その状態で無理にドアを開けると閉まらなくなる恐れがあるというもの。
対象となるのは2013年9月26日から2014年2月1日(4WD車は2013年9月27日~2014年1月28日)の期間に製造された68,913台(内訳はFF車が57,493台、4WD車が11,420台)ということだ。

2013年10月から2014年2月末までの期間に販売された「タント」の台数は89,833台なので、この中には旧型の台数も入っていると思われることから現行モデルの殆どが対象になるものと思われる。
対象となる車を購入したユーザーには販売店から個別にダイレクトメール等での連絡をすると発表されている。

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ホンダ「フィット」の5ヶ月連続の販売台数1位獲得はならず

2月の登録車販売台数ランキングは5ヶ月ぶりにトヨタの「アクア」がトップに復帰。
2013/9にフルモデルチェンジをし、翌月から4ヶ月連続でトップだったホンダの「フィット」はリコールとそれによる生産停止が響いたためか1月よりも販売台数を8千台余り減らして3位に後退した。
1位の「アクア」、2位の「プリウス」をはじめとするランキング上位の各車が軒並み前月よりも台数を増やしている中で、「フィット」の台数減は目立って見える。
オーダー自体は順調に入っているようなので、生産停止によって納車までの期間が長引く可能性が高くなり、3月中に納車予定だった車の納車が4月にずれ込んだ場合は増税分をホンダが負担するとの報道もある(真偽は不明)。
とはいえもともと「フィット」の納期は長くなっており、特に人気のハイブリッドは今年に入った時点で3月中の納車が不可能な状態。
つまり今回のリコールの影響を受けるのは昨年中にオーダーした人達と言うことになる。
トヨタの「プリウス」もリコールの届出があったが、こちらは販売台数にそれほど影響が出ていないようだ。

その他2月の販売台数で目立った動きといえば、フルモデルチェンジしたトヨタの2Lミニバン「ノア」「ヴォクシー」がそれぞれ前年同月比で約2倍を売り上げベスト10に入ってきたこと(「ヴォクシー」8位「ノア」10位)。
1月の順位は「ヴォクシー」が19位、「ノア」は30位だったので大躍進と言える。
それでもこのクラスでトップの販売台数を誇る日産の「セレナ」には及ばないが、2車種合計では上回る数字を記録した。
1月は2車種合計でも「セレナ」の6割程度だったので(これはモデルチェンジに伴うオーダーストップの影響とも思われるが)、それに比べると大幅に差が縮まっている。
今月は「ヴォクシー」1車種で「セレナ」の8割弱、「ノア」もほぼ6割の台数を記録しているので、販売が本格化する今月以降はもしかすると単一車種で「セレナ」を上回る可能性もある。
一方で同クラスのもう一車種であるホンダの「ステップワゴン」はモデル末期と言うこともあり販売は低迷しているが、それでも1月に比べると販売台数(4,167台→5,557台)も順位(17位→12位)も上げている。
こちらは今年後半にも新型に切り替わると言われているので、そうなった時にミニバンの勢力図がどうなるのか楽しみだ。

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ホンダ、新型「フィットハイブリッド」のリコールを届け出

ホンダは12/20に国土交通省に新型「フィットハイブリッド」のリコールを届け出た。
リコールの内容は複数あるが、基本的にECU等の制御プログラムの不具合で、最悪走行不可能となるもの。
対策としては
1.エンジン制御ユニット(ECU)のプログラムを修正します。
2.トランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラムを修正します。
3.ハイドロスタティッククラッチアクチュエーター(HCA)のプログラムを修正します。
の3点で届出翌日の12/21からリコール開始となっている。
対象となる車両は7/14から12/3にかけて製造された中の合計36,100台で、車台番号は以下の通りとなっている。

GP5-1000012~GP5-1010632 10,378台
GP5-3000006~GP5-3026418 25,609台
GP5-5000003~GP5-5000102 100台
GP5-8000001~GP5-8000013 13台

対象となる車両の購入者には個別に連絡が行くことになっているが、気になる人は車検証で確認したほうが良いかも。

12月に発表予定となっているハイブリッドの4WD車が発表されていないのはこれが原因なのかな?

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「ランボルギーニ ガヤルド」がアメリカでリコール

イタリアのスーパーカー「ランボルギーニ ガヤルド」のブレーキに不具合があるとして、ランボルギーニのアメリカ法人であるランボルギーニアメリカがリコールを届け出た。
なんでもカーボンセラミックブレーキのディスクローターを固定するステンレス製のネジが塩害で腐食し、ブレーキ性能が落ちるためだとか。
リコールの対象となるのは2007-2009年モデルのガヤルド(スパイダーを含む)の内カーボンセラミックブレーキを装着した車で、2007年12月から2013年3月にかけて生産され、米国で販売された263台。
たしかカーボンセラミックブレーキって高いオプションだった筈だけど、それでもこんなに売れていたんだ。

それにしてもステンレス製のネジが腐食するって、どんな塩害なんだろう?
冬季に散布される凍結防止剤の影響かな?
だとすると他の部位まで影響が出そうな気がするけど・・・

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パトカーがリコールって、、、、、やったなスズキ

スズキ自動車が各地の警察に納入した覆面パトカーのリコールを届け出た。
車種は「SX-4」と3月に突然販売台数が急増した受注生産車の「キザシ」の2車種。
リコールの理由は「サイレンの音が極端に小さくなることがある。」というもの。
すでに北海道と沖縄で合計4件の不具合報告があったということなので、少なくともこの2地域では「キザシ」か「SX-4」の覆面パトカーが運用されているということになる。
元々殆ど見かけることの無い車種で、特に「キザシ」は見かけた覚えが無いので今後は見かけたら覆面パトカーと思って見た方が良いかもしれない。

「キザシ」が突然売れたのは警察への納入があったという話は知っていたが、まさかリコール対象になるとは思わなかった(笑)。

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Intel 6シリーズチップセットに不具合がありリコールへ

1/31付けのIntelの発表によると発売したばかりのチップセットであるP67・H67等の6シリーズのチップセット(Cougar Point)に不具合があり、リコールを行うとのこと。
この発表を受けて今日2/1からPCショップでは同チップセットを採用したマザーボード及び、それらを組み込んだショップブランドPCの販売を見合わせている。
不具合の内容は、SATAインターフェス部分で発生し、使用している内にSATAのパフォーマンスが低下するというものらしい。
対策品の出荷は2月下旬になり、通常ペースでの出荷は4月になるということらしい。
大きな期待をされて発売された新Core iシリーズ(Sandy Bridge)だが、CPU自体に問題は無くてもそのCPUを活かす為に必要なチップセットに不具合があるとは、思わぬところで躓いた感じだ。
しかも他社からはLGA1155対応のチップセットが出ていないので、事実上Sandy BridgeのCPUが使えないということになる。

PC各メーカーの春モデルに影響は出ないのだろうか?と少々いらぬ心配をしてしまう(笑)。

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