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新型デミオのプロトタイプを見て来た

札幌駅前のスペースで展示されていたマツダの新型デミオのプロトタイプを見て来た。
実を言うと駅前ビアガーデンに行こうと駅を出たところで展示されていたのでついでに立ち寄ったといったところ(汗)。
展示されていたのは2台で、ガソリンとディーゼルが1台ずつだった。
屋外ではあったがエンジンをかけることも出来なかったので、話題のディーゼルエンジンの音を聞くことは出来なかった。
運転席に座ることは出来たので座らせて貰ったところ、現行タイプよりも閉塞感が無く私にとっては好印象。
シートの位置を自分に合わせると自然なポジションが取れたので、なかなか良さそうな感じ。
センターコンソールにはナビのコントローラーがあり、左手を画面まで伸ばさなくても操作できるのはありがたいかも。

新型デミオのプロトタイプ。これはディーゼルエンジン車。

新型デミオのプロトタイプ。これはディーゼルエンジン車。

新型デミオのプロトタイプ。こちらはガソリンエンジン車。

新型デミオのプロトタイプ。こちらはガソリンエンジン車。

面白いのはディーゼルとガソリンので異なるタイヤを装着していたこと。
ディーゼルエンジン車のほうはトーヨータイヤの「プロクセス」で、ガソリンエンジン車はヨコハマの「ブルーアース・エース」を装着していた。
わざわざ異なるタイヤを履かせているということにはなにか理由があるのだろうな。

新型デミオは今年の秋に発売の予定。
すでに購入を検討している人も訪れていたようで、説明員といろいろ話をしていた。

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マツダ「新型デミオ」の生産を開始

マツダは主力コンパクトカー「デミオ」のフルモデルチェンジに向け生産を開始し、外観及び主な仕様等を正式に公開した。
発表された仕様を見ると、懸念されていたボディサイズは小型車枠に収まり、4,060×1,695×1,500(mm)(FF車、4WD車は全高が1,525mm)となっている。
搭載されるエンジンは1.3Lガソリンの「SKYACTIV-G 1.3」及び1.5Lクリーンディーゼルの「SKYSCTIV-D 1.5」の2種類(海外向けには1.5Lガソリンも搭載予定)。
気になる燃費は未公表だけど、1.3Lガソリンのほうは現行の25.0Km/Lを超え27.0Km/L以上、1.5Lクリーンディーゼルのほうはさらに良くなると推測される。
価格も現時点では未発表だけど、1.3Lガソリンはライバルとなるフィット13G(FFのFパッケージでおよそ140万円)と同等程度、1.5Lクリーンディーゼルは同じくフィットハイブリッド(FFのFパッケージでおよそ177万円)と同等もしくは下回ってくるのではないだろうか?
そうなるとコンパクトカークラスでは売り上げトップを狙える商品力を持つと思うな。

この新型「デミオ」は今年の秋に発売と言われ、それに先立ち8/2-4および8/8-10の期間で全国主要7都市でのお披露目イベントが開催されることになっている。
8/2-4:東京、大阪、仙台
8/8-10:札幌、名古屋、広島、福岡
お膝元の広島より仙台のほうが先と言うのも面白いな。

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マツダ、4代目「ロードスター」の発表は9月4日

マツダは4代目となる時期型「ロードスター」を9月4日に世界三箇所で公開すると発表した。
「ロードスター」は1989年にデビューしてから今年の9月で丸25年となり、現行のNC型になってからは8月で9年が経過する。
既に次期型はフルスカイアクティブで開発されていることが発表されており、そのプラットフォームはアルファロメオに提供され新型「アルファロメオ・スパイダー」となることも発表されている。
9月に公開されるのは今のところ「ロードスター」だけだが、アルファのスパイダーがデビューするのもそう遠くはないと思われる。

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次期「デミオ」は5ナンバーサイズを堅持か?

マツダのコンパクトカー「デミオ」は現行の三代目が発売から来月で丸7年が経過する。
予定では8月に新型を発表し、9月から販売を始める見込み。
先だって海外で発表されたコンセプトカー「跳(HAZUMI)」がそのまま新型として発売になるかと思われていたが、その車体サイズが4070x1730x1450mmと幅が3ナンバーサイズであることが気になっていた。
ところがここにきて新型「デミオ」は若干サイズダウンし、3950x1695x1470mmとなるらしいという噂が・・・
やはりコンパクトカーで3ナンバーだと販売面で不利だと判断したのかな?

この新型「デミオ」で注目されるのは国内初となる小排気量クリーンディーゼルエンジン。
このエンジンのスペックは105ps・25.5Kg/mと言われ、トルクは2.5Lエンジン並みでしかも低回転から発生するので発進時はアクセルを余り踏まずに済みそう(=燃費に有利)。
このディーゼルエンジン搭載グレードはJC08モード燃費の目標値が28Km/L程度と言われ、これはハイブリッド及び軽自動車を除くと国内最高となる。
またディーゼルはハイブリッドと違いカタログ燃費と実燃費の差が小さいと言われているので、実際に使用した際の燃費はアクアやフィットハイブリッド並みか、もしくは上回るかもしれない。
しかも燃料費はガソリンよりも若干安いので、使い方によってはハイブリッドよりも経済的かも。
マツダはこの新型「デミオ」のディーゼルエンジン搭載グレードを180万円程度で市場に投入するとも言われているので、価格的にもアクアやフィットハイブリッドの強敵になりそうだ。

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マツダが次期「デミオ」へのディーゼルエンジン搭載を正式に発表していた

マツダはフルモデルチェンジが予定されているコンパクトカー「デミオ」の次期モデルに小型ディーゼルエンジンを搭載したグレードを設定すると発表した。
搭載されるディーゼルエンジンは“SKYACTIV-D 1.5”と呼ばれるもので、その名が示す通り排気量が1.5Lと自動車用ディーゼルエンジンとしては最小の部類に入るもの。
スペックは最高出力こそ105psと1.3Lクラスだが、最大トルクは25.5Kg/mと2.5Lクラスに匹敵する。
ディーゼルエンジンなので最高出力を発生する回転数(4000rpm)も最大トルクを発生する回転数(1,500-2,500rpm)も低いが、通常使用回転数に近いので使いやすいエンジンになっていると思う。
またそのためアクセル開度も少なめで済むのでアイドリングストップ技術「i-stop」、減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」、高効率トランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」及び「SKYACTIV-MT」と組み合わせることと相まって登録車(ハイブリッド、プラグインハイブリッドを除く)の中ではトップクラスの低燃費を実現するとのことだ。
ということはJC08モードで30Km/L近くなるということか?
少なくとも現在のトップはトヨタ「パッソ」の27.6Km/L(1Lエンジン搭載車のFFモデル)なので、それを上回ってくるということになりそう。

次期「デミオ」は幅が1,700mmを超え3ナンバーとなることが判明しているが、この“SKYACTIV-D 1.5”搭載グレードは楽しみだ。
問題はディーゼルエンジン搭載による重量増加と価格だなぁ。

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「MPV」もモデルチェンジか

マツダネタをもう一つ。
現在マツダの乗用車ラインアップの中でSKYACTIVテクノロジーを導入していないのは「ROADSTAR」「ベリーサ」及び「MPV」の3車種。
この内「ROADSTAR」は次期モデルをフルSKYACTIVで開発しており、そのプラットホームをイタリアのアルファロメオに提供することが発表されている。
残る「ベリーサ」と「MPV」に関しては公式の発表はされていないが、モデルサイクルから考えると両方ともそろそろフルモデルチェンジをしてもおかしくない時期だ。
「ベリーサ」は2004年6月の発売なのでそろそろ満10年、「MPV」も現行モデルの発売が2006年2月で既に8年を経過しているので遅過ぎる感もある。
「MPV」はマツダの中でも不人気車らしく、ディーラーで価格の話になると最初から70-80万円の値引きを提示されることもあるという話だ。
#もちろん全てのディーラーでこの金額を提示するとは限らない。
その「MPV」もフルSKYACTIV導入で新型を開発しているとの話もあり、来年にでもフルモデルチェンジがあるかもしれない。
「プレマシー」よりも1サイズ上で他社では余り見ない全高1,700mm以下のミニバンがフルSKYACTIVでどう変身するかちょっと楽しみではあるな。
少なくとも現行で10.0-11.0Km/Lという燃費(Lクラスクラスが一つ下でエンジンが少しだけ小さいミニバン「ビアンテ」の14.8Km/Lよりだいぶ悪い)がかなり改善されるのは間違いないところだろう。

#2014/05/28追記:「ビアンテ」と「MPV」のクラス分けにクレームが入ったので表記を修正。

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マツダの次期「デミオ」は3ナンバーになる?

マツダのコンパクトカーである「デミオ」は3代目に当たる現行モデルが発売されたのが2007年7月なので、もうすぐ丸7年となる長寿モデルだ。
発売から1年後には同社の新テクノロジーSKYACTIVを初めて採用したSKYACTIV-Gエンジンを搭載し、ハイブリッド以外で初となる10・15モード燃費30.0Km/Lを達成したグレード13SKYACTIVを追加した。
その「デミオ」も年内にもフルモデルチェンジするという噂があり、自動車雑誌の紙面を賑わせることもある。
記事内には予想されるスペック等も書かれているが、次期モデルはボディが若干拡大して幅が1,730mmとなり、3ナンバーサイズになると発表されている。
全長も若干伸びて次期「デミオ」のサイズは全長4,070mm(+170mm)x全幅1,730mm(+35mm)x全高1,450mm(-25mm)となる。
たしかに最近のマツダ車は幅が拡大する傾向があり、昨年暮れにフルモデルチェンジした「アクセラ」は昔の「ファミリア」の後継車種であるのに全幅が1,795mmとトヨタの「クラウン(1,800mm)」に迫り、一昨年(2012年)の11月に発売された現行の「アテンザ」(カペラ後継)に至っては米国をメインマーケットにするホンダの「アコード(1,850mm)」に迫る1,840mmにも達する。
この二車種は最初から3ナンバーで、「アテンザ」が初代から1,780mm→1,795mm→1,840mm、「アクセラ」は初代から1,745mm→1,755mm→1,795mmと順調に拡大している。
どちらも前身となるモデル(「カペラ」と「ファミリア」)は最終モデルでも全幅が1,695mm(エンジンも2L未満)で5ナンバーだったが、車名変更とともに3ナンバー化してしまっている。

「デミオ」は初代が1,670mm(一部廉価グレードは1,650mm)で2代目が1,680mmとなり、現行モデルは5ナンバー枠一杯の1,695mm。
このようにモデルチェンジをすると車体が大きくなる傾向は他社にもあるが、1.3Lクラスのコンパクトカーが1,700mmを超える例は殆ど無い(一部のグレードや特別仕様車ではある)。
現在の自動車税はエンジンの排気量のみで決まるために3ナンバー化しても1.5L以下のエンジンを搭載すれば税額に変更はないが、都市部等の狭い道での取り回しを考えるとあまり幅は拡げない方が良いのではなかろうか?
「デミオ」にしてもライバルとなるトヨタの「ヴィッツ」ホンダの「フィット」日産の「ノート」辺りがしっかりと5ナンバー枠に収めているし、2Lクラスのミニバンである「ヴォクシー」「ノア」「セレナ」「ステップワゴン」ですら5ナンバー枠(グレードによる例外あり)なので、マツダの開発陣&営業はその辺を考える必要があるのではないだろうか?
それとも国内販売よりヨーロッパでの販売をメインに考えて枠に拘るのを止めたのだろうか?
だとするとスバルの「レガシィ」の様に国内販売はどうでも良いってことかな?

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マツダ、「アクセラスポーツ」の2Lガソリン車に6MT車を追加

マツダは昨年11月にフルモデルチェンジした「アクセラ」の2Lガソリンエンジン車(「アクセラスポーツ」のみに設定)のFF車に6速マニュアルトランスミッション(6MT)を搭載し、4/17に発売すると発表した。
今まで「アクセラセダン」及び「アクセラスポーツ」共1.5Lエンジン搭載車のFFモデルでは6MTが選択できたが、今回2Lエンジン搭載車でも選択可能になったために、ハイブリッドを除く全てのFF車で6MTが選べるようになった。
現在では販売される乗用車の95%以上がATやCVT等の自動変速機を搭載している状況で敢えてMTモデルを出すマツダの姿勢は貴重だ。
実際アクセラのディーゼル(XD)の販売台数のうち少なくない部分がMTモデルと言われているので、現在でもMTの需要を一定数見込めると判断したのだろう。

1/30の時点では2Lの6MT搭載グレードの燃費が好評されておらず、またエコカー減税等の適用に関しても未定となっている。

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新型「アクセラ」は明日から予約受付開始

マツダは「アクセラ」を4年ぶりにフルモデルチェンジし、明日(10/10)から予約を受け付けると発表した(発売はディーゼルエンジン車を除き11/21の予定)。
車種構成は現行モデルと同じくハッチバックの「Sport」とトランクルームを持つ「Sedan」。
今回のフルモデルチェンジで今までのガソリンエンジンとディーゼルエンジンに加えて、トヨタから技術供与を受けて新開発したハイブリッドシステムを搭載したモデルも加わっている(セダンのみ)。
トヨタのハイブリッドシステム(THSII)とマツダのスカイアクティブ技術を組み合わせたハイブリッドの燃費は同じ2Lエンジンのハイブリッドであるホンダのアコードハイブリッドを上回る30.8Km/Lを達成。
その他のエンジンはガソリンが1.5Lと2L(Sportのみ)、Sportのみに設定されたディーゼルが2.2Lの合計3種類のエンジンが用意され、燃費は1.5LのFFが19.0~19.6Km/L、2LのFFが19.0Km/L(オプション設定によっては18.4Km/L)、4WD車とディーゼルの燃費は現時点では未定となっている。
価格は最も安価な15CのSport及びSedanの1,711,500円からディーゼル(XD)のSportの2,982,000円までと幅広い価格帯となっており、注目のハイブリッドは2,373,000円(HYBRID-C)からとなっている。

今回のモデルチェンジで幅が広くなり(現行クラウンの1800mmに迫る1795mm)、それに伴い最小回転半径も5.1mから5.4mに拡大しているので、狭い道での取り回しが悪化していると思われる。
この車に限らないがモデルチェンジの度にサイズ(特に幅)が大きくなるのはどうにかならないものだろうか?

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ディーゼルエンジン搭載車がインディのレースに出走

北米マツダが販売する「マツダ6(日本名アテンザ)」ベースのレーシングマシンがアメリカの伝統あるサーキット「インディアナポリスモータースピードウェイ」で行われたレース(「グランダムシリーズ」)に出走した。
これだけなら特に変わったことではないのだけど、変わっているのは搭載しているエンジンがマツダお得意の「SKYACTIV-D」(クリーンディーゼル)だということ。
北米マツダによればインディのコースで行われるレースにディーゼルエンジン搭載車が出走するのは約60年前の1952年に「インディアナポリス500」に参戦した「カミンズ・ディーゼル・スペシャル」というインディカーだったとのこと。
今回の出走はそれ以来ということで、およそ60年ぶりにインディのコースをディーゼルエンジン搭載車が走るということになる。

既にレースは行われていて、結果的に出場した3台のうち1台(カーナンバー#70)が出走した「GXクラス」で優勝し、インディのコースで優勝した初のディーゼルエンジン搭載車となっている。
「グランダムシリーズ」としては4月の第4戦ロードアトランタで初優勝していて、その後第5戦デトロイト、第6戦ミッドオハイオ、第7戦ワトキンスグレンを勝って4連勝し、今回のインディで5連勝を飾ることになった。
シリーズ自体は全12戦で行われているので、シリーズチャンピオンはまだ決まっていないが、このままの調子で行けばマツダのチームがチャンピオンを取る可能性もある。

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