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さすがに早すぎた・・・

20時頃に一度外に出てカメラをセットした。
目的は空の状況の確認と撮影パラメータの調整。
そうしたらオリオンが昇って来ていたが、今夜の目標は流星なので絞りを開けなければならず、その分露光時間を短くしないとならない。
札幌の空は明るいので4-5秒も開けておくと空がかなり明るく写ってしまう・・・
流星を捉えるにはある程度の時間シャッターを開けておかなくてはならず、1時間当たりにすると900枚程度を撮影することになる。
20時頃では早すぎたので、もっと遅くなってから再度セットして撮影してみることにしよう・・・

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月が出たー

しばらく西の空に見ることの出来なかった月がようやく回ってきて夕方見えるようになった。
これでやっと500mmのミラーレンズを試すことが出来ると言うことで早速昨夕撮ってみた。
と言っても仕事から帰ってみると西の空に沈みゆく月が見えて慌ててカメラを用意したので、三脚が以前から持っている剛性が足りない方になってしまった。
なので手ブレ写真を量産する羽目に・・・
とにかく撮った中で比較的良さそうなのが下の写真。

月齢2.9の月。これはサイズを縮めたもの。

月齢2.9の月。これはサイズを縮めたもの。


上の写真から月の下の部分を等倍で切り出したもの。

上の写真から月の下の部分を等倍で切り出したもの。


縮小するとあまり目立たないけど、等倍で見るとピントが合っていないのがバレバレ。
とにかくピント合わせがシビアでファインダーで合わせることが出来ずにライブビューで拡大して合わせたけど、三脚が安定しない(ピントリングを回すと揺れる)上にf値が8固定で暗くて大変だった。
ファインダーでは明るく見える月でも、背面の液晶でライブビューを表示するとかなり暗くなっていて、その状態でピントを追い込むのはかなり辛いと言うことが判った(汗)。
今度はもう少し丸く明るくなってから三脚を変えた上で300mm+2xテレコンとの撮り比べだなぁ。
その前にFマウント用のT-MOUNTアダプターを買って来ないとならないか(汗)。

Kenko アダプター Tマウント ニコン用(P=0.75) KE T2N
B000WMC34M

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昨夜のISS・・・なんだけど(汗)

国際宇宙ステーション(ISS)が昨夜23時前にも札幌の北の空を通過した。
最大仰角はそれほど高くないけど、空が晴れている(ように見えた)のでカメラを持ち出して撮ってみた・・・
が!上空には雲があったようでISSが通過する予定の方角には1-2等星のような明るい星もほとんど見えない状態。
それでも通過予定時刻が近づいたので見えないままシャッターを切って撮影してみてその後データをPCに取り込んで見たらうっすらと軌跡が写っていた。

2015/05/29 23時前に札幌上空を通過したISSの軌跡

2015/05/29 23時前に札幌上空を通過したISSの軌跡


上が昨夜のISSの軌跡を合成した写真なんだけど、原寸では一応白い矢印の間に写っていた軌跡が縮小すると殆ど見えないorz
軌跡の他に明るめの星も写っていたんだけど、やはり縮小すると殆どわからないなぁ。

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月を撮ってみた

昨夜は300mmクラスの望遠ズームにテレコン(リアコンバーターK T6-2X)を付けて月の撮影をしてみた。
使ったレンズはかなり古い「SMC PENTAX-FA 80-320mm F4.5-5.6」(以下「80-320mm」と表記)と「TOKINA AF 75-300mm F4.5-5.6」(以下「75-300mm」と表記)の二本。
それぞれテレコン有りと無しで撮ってみた。
月は満月を過ぎたばかりの月齢16.8なので、ほぼ丸い形でレンズの比較にはちょうど良かったかもしれないが、うすーい雲がかかっていてファインダーで覗いていても月の周囲がゆらゆらと揺らめいて見えていたので大気の状態はあまり良く無かったと思う。
それでも一応撮ったので載せてみるが、条件は以下の通り。
焦点距離はテレ端(320mm or 300mm)
ISO感度は800(なので等倍で見るとカラーノイズが結構出ている)
絞りは11(だったと思う)に設定(テレコン装着時は2倍)
シャッタースピードは1/100~1/125秒。
全てjpeg撮って出し(カスタムイメージは”鮮やか”)でRAW撮影はしていない。
ミラーショックを防ぐために2秒のセルフタイマー撮影。※これやったのは別の時だった(汗)
載せた画像は全て横1024ピクセルに縮小しているがその他の加工は一切無し。

「SMC PENTAX-FA 80-320mm F4.5-5.6」にテレコンを装着して撮ったもの。

「SMC PENTAX-FA 80-320mm F4.5-5.6」にテレコンを装着して撮ったもの。


「TOKINA AF 75-300mm F4.5-5.6」にテレコンを装着して撮ったもの。

「TOKINA AF 75-300mm F4.5-5.6」にテレコンを装着して撮ったもの。


「SMC PENTAX-FA 80-320mm F4.5-5.6」(テレコン無し)で撮ったもの。

「SMC PENTAX-FA 80-320mm F4.5-5.6」(テレコン無し)で撮ったもの。


「TOKINA AF 75-300mm F4.5-5.6」(テレコン無し)で撮ったもの。

「TOKINA AF 75-300mm F4.5-5.6」(テレコン無し)で撮ったもの。


やはりテレコンを付けると大きく写るのが判るけど、AF/AE非対応のテレコンだとピントや露出を合わせるのが大変・・・
露出は元々マニュアルで合わせることが多いし、PENTAXのボディは絞り込み測光が簡単なので試し撮りをしながら調整すれば良いので特に問題にはならなかった。
問題はピント合わせで、単にピントリングを無限遠側に回しきっただけでは合わないので、フォーカスエイドを頼りにしながらの微調整をしてなんとか上の写真が撮れた。
さらにこの夜は風が強くて三脚ごとカメラが揺れるのが障害となった。
テレコンを外すと焦点距離は半分になる(というか本来の値に戻る)のでF値も明るくなりピントも合わせやすくなって揺れもあまり気にならなくなり歩留まりも良くなった。

こうやって比べてみるとやはり20mmの焦点距離の差は判るくらいあるなぁ、と思う。
画質そのものはそれほど違いは感じられない(大気の状態が良くないのでどちらも解像感は少ない)かと。

今回の比較で思ったのは
「もっと良い三脚が欲しい!」
と言うことだったりして(汗)。

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ケンコーのポータブル赤道儀「スカイメモS」

ケンコー・トキナーから小型で軽量のポータブル赤道儀「スカイメモS」が4/21に発売になる。
カメラで天体写真を撮影する時に、露光時間が長くなると地球の自転で星が流れて写ってしまうので、それを補正するために自動追尾装置が必要になる。
このポータブル赤道儀「スカイメモS」はそのための物で、内蔵されるモーターで取りつけたカメラを微速度で動かして相対的に地球の自転をキャンセルしてくれる。
実際に星を撮影していると、APS-Cサイズの一眼レフである「EOS Kiss X4」にTAMRONの「SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD」を取りつけ、テレ端の300mm(35mm換算で480mm相当)で撮影する場合、露光時間が2.5秒を超えると撮像がブレて来る。
そのためテレ端の場合は長くても2.5秒までしか露光出来ず、写したい星が写らないことも多い。
これ以上の露光時間を得るためにはどうしても赤道儀が必要なので、ちょっと欲しくなってしまった。
本体の定価が5万円と他の製品比較すると安価なのもありがたい。
ところが三脚がコンデジ用のひ弱なものしか無いので、耐荷重の大きなものも必要になるし、赤道儀も本体だけでは無く雲台等も必要になりそうなので、結局は費用が嵩みそうだなぁ(汗)。

Kenko ポータブル赤道儀 スカイメモS レッド 455173
B00U8E77E0
Kenko 天体望遠鏡アクセサリー スカイメモS用微動雲台 455180
B00U8E76WS
Kenko 天体望遠鏡アクセサリー スカイメモS用微動台座&アリガタプレート 455197
B00U8E76U0

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今夕も月と金星・火星が接近

先月の21日にもあったが、今日の日没後に西の空に細い月と金星が接近して見える筈。
昨夕も細い月と、それよりも高い位置に明るく光る金星が見えていたが、今夕は月が金星よりも高い位置に移動してさらに接近して見える筈。
さらに金星よりも低い高度には赤く光る火星も見える筈。
今日の18時時点の月齢が3.0なのでちょうど三日月ということになるな。

先月21日の接近の様子はこちらに写真を載せている。
「金星と火星が接近していた」(2/22の記事)

今夕は天気がちょっと心配だなぁ、、、

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金星と火星が接近していた

昨夜はISSの上空通過を見た後で撮影場所を変更し、接近している金星と火星の近くに見えていた月を撮ってみた。

金星と火星が接近したところに細い月が並んでいた。

金星と火星が接近したところに細い月が並んでいた。

月の下に二つ見える星のうち明るいほうが金星で暗いほうが火星。

久しぶりに晴れた夜だったので月が綺麗に見えていた。

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オリオンの小三ツ星

1/3の夜は運良く雲が晴れる時間があったので、オリオン座を撮影してみた。
広角域では以前も撮ったことがあるけど、今回は望遠域での撮影にチャレンジ。
狙ったのはオリオンの小三ツ星と呼ばれる部分で、有名なオリオン座大星雲を含む辺り。
TAMRONの28-200mmのテレ端側で絞りは16、露出時間は2.5秒で撮ったのを周辺をトリミングしたのが下の写真。
ISO感度を1600まで上げたので少々ざらつき気味になっているな。
orion左上が三つ星の見える方向。
この日は月齢12の月がオリオンの左上に出ていたり、薄い雲が漂っていたりで条件としては良くなかったけど、この時期の札幌できれいに晴れる日は少ないので撮影してみた。

こういうのを撮ってみるともう少し長いレンズともっと感度を上げられるボディが欲しくなるなぁ(爆)。
ズームレンズ(バリフォーカル)だとピント合わせが面倒なので、単焦点のこんなのも面白そうだな。
Kenko 望遠ミラーレンズ 400mm F8 キャノンEOS用[キャノンEF] フード付き ケンコー 【望遠レンズ ミラーレンズ コンパクト 超望遠レンズ】
B00CRSNZWS
35mm換算で640mmの超望遠なのでかなりアップで撮れそう(汗)

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オリオン座を撮ってみた

今夜の札幌は雲が少なく月が綺麗に見えていた。
そこで月を撮影してみようと思って外に出てカメラをセットすると、月の下にオリオン座が見えていた。
折角なのでオリオン座のほうを撮ってみる事にして、絞りやシャッタスピードをいくつか変えながら撮影してみたうちの一枚が下の写真(加工はリサイズのみ)。
orion
撮影に使ったレンズは中古で購入した「EF 28-105mm F4-5.6 USM」。
撮影データ
絞り F5.6
シャッタースピード 2.5秒
ISO 800
焦点距離 28mm(ワイド端)
ホワイトバランス オート
他にも思いっきり絞って(22)試してみたのもあるけど、SSを30秒程度まで延ばしたので地球の自転の関係で星が流れて映ってしまった(汗)。
流星群を撮るようなことをしなければSSは短めのほうが良さそうだな。

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