月着陸船「ペレグリン」ミッション終了

米民間企業アストロボティックが打ち上げた月着陸船「ペレグリン」のミッションが終了したとアストロボティックが発表した。
「ペレグリン」の打ち上げ自体は成功とされ、この打ち上げが初めてとなったユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の新型ロケット「Vulcan」による軌道投入も成功とされた。
ところが、その後に「ペレグリン」の推進機構に障害が見つかり、推進剤の大半を失うことになり月への着陸は不可能と判断された。
地球周回軌道を飛行中の制御は出来ていたが、本来の目的を達成することが絶望的となったために1/19に南太平洋上空で大気圏に突入させミッション終了となった。
「ペレグリン」は米民間企業が打ち上げた初の月着陸船だったが、残念ながら失敗に終わってしまい、民間企業による月着陸は世界中で未だに成功していない。
日本のiSpace社による「HAKUTO-R」のミッション2の成功を祈りたい。

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