木星が王座奪還!

太陽系最大の惑星である木星がおよそ4年ぶりに王座を奪還した。
なんの”王座”かというと、「衛星数」。
2022年末までは土星が4年余りにわたって最多の83個もの衛星を従えているとされていたが、すばる望遠鏡のハイパーシュープリームカム等を使った観測で木星に新たに12個の衛星が発見及び認定されたために木星の衛星数がトップの92個となった。
今回発見された12個全てが直径3Km以下の小さいもの。
発見自体は2021年9月にはすばる望遠鏡で、さらに2022年8月にはチリのセロ・トロロ汎米天文台のブランコ望遠鏡で行われており、その後のチリ・ラスカンパナス天文台のマゼラン望遠鏡による追観測で軌道が確定し今回の認定につながった。

それにしても地上の望遠鏡での観測で数億キロ先の3Km未満の小天体を発見して軌道の確定も出来ちゃう時代なんだなぁ・・・凄い!

今回王座を追われた土星もまだまだ王座に返り咲く機会はあるだろうから、虎視眈々と狙っているのかも?(笑)

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