JR北海道が日高線の鵡川~様似間の復旧を断念!

2015年の高潮被害で運休中のJR北海道日高線の鵡川~様似間について、昨日JR北海道が復旧を断念し沿線自治体に説明したと発表した。
日高線は苫小牧~様似までの146.5kmの路線で、現在運休中なのは116.0Kmにも及ぶ区間。
昨年1月の高潮による線路被害で運休になり、今年8月の台風でも橋梁の流失等の被害があり復旧に関する目処が立っていない。
復旧及び海岸浸食対策に必要な費用は100億円にも及ぶと言われ、年間11億円(2014年度)の赤字路線に対しての投資としては過大。
復旧させたとしても路線維持に必要な年間およそ16億4千万円の費用負担に関してJR北海道と地元自治体の間で合意がならず、JR北海道が出した答えが”復旧の断念”ということだ。

先々週、日高門別付近から日高幌別付近までの沿線を通って来たが、途中で何か所か橋が無かったり路盤が流されていたりする部分が車の窓からでも見えた。
中には大狩部付近のように復旧作業の準備を進めていたように見える箇所もあったが、反対に保線作業を実施していないのか線路が海から流れて来たもので覆われている部分もあった。
利用者も少なくなり黒字化は全く望めない路線だけに廃止もやむなしなのだろうなぁ、、、

←クリックしてくれると嬉しいです。
【広告】

コメントを残す