アウディの「Q2」は”短い”

先だってジュネーブモーターショー2016で公開されたアウディの「Q2」。
ジャンル的にはクロスオーバーというかSUVというか微妙なところだけど、同社の「Q」シリーズ(「Q7」「Q5」「Q3」)の末弟にあたるモデル。
車体のサイズも全長が「Q3」の4,400mmに対して200mm以上も短い4191mmとなり、これはマツダの「CX-3」(4,275mm)やホンダの「ヴェゼル」(4,295mm)より少々短く、日産の「ジューク」(4,135mm)より少々長いという日本国内でも丁度良い程度の長さ。
ネット上のニュースサイト等ではこの点を取り上げて日本でもヒットするのではないか、という記事が目立つ。
ところが全幅は1,794mmもあり、これはトヨタ「クラウン」(1,800mm)にせまるサイズだ。
たしかに先に挙げた国産三車も1,765mm(「CX-3」「ジューク」)、1,770mm(「ヴェゼル」)と所謂”3ナンバーサイズ”だけど、それらを上回る幅は少々いただけないと思う。
”たかが数十ミリ”と言っても、駐車場や狭い路地等では幅は狭い方が取り回しも楽だし、駐車時にドアを開ける際に隣の車との間隔はなるべく広い方が危険度は低い。
ジャンルは異なるけど日本で売れているミニバン(「ノア/ヴォクシー」「セレナ」「ステップワゴン」)の幅が”5ナンバーサイズ”である理由をもう少し考えた方が良いのではないだろうか?

それにしても「Q2」っていう車名、その昔流行った「ダイヤルQ2」を思い出させるね(笑)。

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