東京ガスが3カ所目の水素ステーションをさいたま市にオープン!

一昨年にはトヨタが燃料電池車「MIRAI」を発売し、ホンダももうすぐ「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」のリース販売を開始する予定。
この両車は燃料として水素を用いるのが今までの内燃機関搭載車と異なるところで、走行中に出す排出物は水のみという”クリーン”な自動車だ。
そこで問題なのは燃料補給を行う”水素ステーション”が現時点では非常に少ないと言うこと。
なにせ北海道・東北・四国地域には一箇所も無く(徳島で計画中が一箇所ある)、全国でも18カ所しか無い(FCCJ 燃料電池実用化推進協議会/燃料電池.net調べ2016/02/10現在)。
そんな中で東京ガスがさいたま市浦和区に同社としては3カ所目の水素ステーション「浦和水素ステーション」を設置し運営を開始した。
この「浦和水素ステーション」の特徴は都市ガスから水素を分離して供給すると言う「オンサイト方式」を採用しており、これは全国でもまだ3カ所目。
他のスタンドは一般のガソリンスタンドと同じく他所で作った水素を運んで来て貯蔵し、それを燃料電池車に充填するという「オフサイト方式」だが、この場合水素の輸送にコストがかかる。
「浦和水素ステーション」は天然ガススタンドと併設で、都市ガスからその場で水素を分離することが出来、他の水素ステーションに供給することも可能とのことだ。
供給圧力は70MPaで1台充填するのに必要な時間は3分とのこと。

燃料電池車は札幌にも展示のために来たことはあるけど、広い北海道で乗るにはまずは供給インフラの整備からだよねぇ・・・
普及するにはあと何十年必要なのだろうか?

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