アニメ「RAIL WARS!」最終話のネタ

先だって放映されたアニメ「RAIL WARS!」の最終第十二話。
落ちたブレーカーを輪ゴムと割り箸で「入」状態で固定したり、ガスタービンエンジンの冷却用ファンのファンベルトをストッキング一足で代用したりと、いつものようにネタまみれだった。
なお青森駅から飯田さんと高山が乗車した特急「はつかり」に使われていた「キハ381」は実在せず、試作に終ったガスタービン気動車「キハ391」をモデルにしたと思われる架空の車両だ。
高山がガスタービンの出力を1万2千馬力だと話していて、「桁外れだな」と思ったが「キハ391」の出力は1,050psもしくは1,200psなので(試験用に二種類の原動機を用意して交換しながら試験を行ったため)、本当に桁を間違ったのではないだろうか。
「こんごう」型護衛艦(基準排水量7,250t)に搭載されている「IHI製LM2500ガスタービンエンジン」の出力が25,000psなので、これの約半分って、、、、
ちなみに「こんごう」型護衛艦はこのエンジンを4基搭載しているので、合計10万馬力(ってアトムと同じだね)。
いくら原作者が鉄道好きだからといってこんな車両を出してきて・・・と思って原作をチェックしてみると、最終話の部分は原作に無くアニメオリジナルらしい。
ということはブレーカー等の件も含めて脚本を書いた人が無知すぎたってことになるのか。

原作では王子様を札幌まで送った後で東京に戻るためにけーよんの連中が使ったのは「カシオペア」ということになっており、しかも東京までの道中に関しては何も書かれていない(少なくとも原作二巻目では)。
つか、現実世界ではチケットがプラチナチケットと化している「カシオペア」を客ではなく職員しかも高校生の研修生に使わせるなんて・・・
アニメでは「はまなす」+「はつかり」ということになっているのでまだマシかも(笑)。
なおアニメでは王子様暗殺の黒幕を捕まえるところは全く描かれていなかった(原作では南千歳駅で逮捕している)。
第十一話では尺の関係で描けなかったのかもしれないけど、それなら十二話まで使えば良かったのに。
でも原作とアニメでは細かいところが結構違っていたので、舞台を「北斗星」に戻すには無理があったか?

とにかく最終回までツッコミどころを沢山作るというブレの無い姿勢と、「水着」「温泉」「シャワー」「汗透け」等のお約束をちりばめる辺りはある意味褒められるかもしれないな(笑)。

日本國有鉄道公安隊風 飯田奈々 制服 コスチューム コスプレ衣装
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最終話のヒロイン「飯田奈々」けーよん班長(の服)

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聖杯正妻戦争に勝ち残れるのだろうか?タカオ声の「桜井あおい」(の服)

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北海道の路線名が嬉しい「札沼まり」(の学校の制服)

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