TAが壊れた

現場のFAXが送受信出来なくなったとの連絡が来た。
その現場では以前も同じようなことがあり、原因は必ずTAの不調。
なので今回もそうだと見当はついたのだが、生憎一昨日からのサーバトラブルの対処で忙しく、換えのTAを持って現場に行ったのは午後も遅くなってからになってしまった。
現場に着いてTA(NTTのメイトV6DSU)を見てみると電源が入っていないので、電源ケーブルの抜き差しをしたところ無事に通電した。
通電はしたがTAの回線に電話を掛けてみても繋がらないので、TAが死んだことがほぼ確定。
そこでTAを取り外したのだが、振ってみると中でなにかが転がっているような音がする(汗)。

とにかく持って行った換えのTA(同じNTTのメイトV30タワー)と置き換えたところFAX回線は復旧した。

なんとか状況は改善したので壊れたTAを持って帰ってきたが、中の音が気になるので分解してみたら、中からリレーが転げ出てきた(爆)。
しかも同じリレー(NECのEB2-5)が合計4個と、プロトコル制御用プロセッサー(MC68302FC16C)も基盤からはがれて内部に転がっていた。
どれも全ての足の半田がはがれて基盤から外れているので、経年劣化と熱で半田が劣化して剥がれ落ちたものと思われる。
確かに10年以上も使っているTAなので経年劣化は避けられないけど、それにしても部品が5個もはがれているなんて思わなかった。
全部同時にはがれたのでなければ、1個くらい無くても動いていたということになるが、だとすると非常に頑丈なTAだったということだが本当にそうなのだろうか?
うーん、謎だ。

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