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ThinkPad X31のHDDを交換した

ThinkPad X31のHDDを購入直後に換装した60GBのものから、160GBのものに交換した。
もともとは40GBのHDDが入っていたモデルなのだが、オリジナルHDDを残しておきたかったのと、容量的に40GBでは不安だったので、購入直後に純正のHDD(SAMSUNGの40GB)から富士通のMHT-2060ATに換装した。
今回リカバリエリアをレストアするためにパーティションの切りなおしをしたところ、余裕を見たために9GBほどCドライブが小さくなってしまったので、いっそのこと大容量のHDDに換装することにした。
そこで2.5インチのPATAモデルの値段を調べたところ、120GBで5,000円弱、160GBで5,500円~6,000円程度だったので、割安感のある160GBのものにすることにした。
#容量単価でいうと320GBクラスが最も安いが、絶対的な価格が高いのとそこまでの容量はいらない(と思える)ので、今回は160GBにした。
さらに安いHDDを探すと純正と同じSAMSUNGのHM160HCが4,780円となっていたので、帰宅前にショップに行き買って来た。
#実は壊れたケーブルストリッパーを買いにヨドバシカメラに行ったついでに別のショップで買って来たのだけど(笑)。
GB単価で30円というのは3.5インチのSATAのHDDと比べると一桁高いが、まぁここのところPCメーカーで採用していない規格なので仕方ないかな。

話を戻してHDD換装についてだが、帰宅後最初にしたのは新しいHDDを外付けケースに入れ、ThinkPad X31に接続して元のHDDの中身をコピーすること。
コピーにはEASEUSのDisk Copyを使用したが、このソフトはフリーソフトなのにディスク全体でもパーティション単位でもコピーが出来るので重宝している。
今回はOSの入ったパーティション(Cドライブ)とリカバリエリアのデータを吸い出したパーティション(Dドライブ)があるので、ディスク全体をコピーした。
コピーそのものはDisk Copyに任せてしまえば後は終わるのを待つだけだが、これに実に1時間半もかかってしまった。
コピーが終われば元のHDDを外して新しいHDDを取り付けるだけで換装作業は終わり。
ThinkPad X31はコインネジ一本を外せばHDDを引き出せるので、換装作業自体は非常に簡単に行える。
引き出したHDDはマウンタに4本のネジで固定されているので、そのネジを外してマウンタに新しいHDDを載せて元のようにネジで固定し、本体に挿入してコインネジで固定すれば換装作業は完了。
その後新しいHDDにリカバリエリアを復元すれば、万が一OSが飛んでもいつでもリカバリが行える。
#今回も昨日書いたようにリカバリエリアの復元を行ったが、これをやらないで以下のパーティション切り直しを行い、未割り当て領域を無くすとリカバリエリアの復元が出来なくなるので注意。
ただ、これだけだとHDD自体の容量は増えてもOS(WindowsXP)から見えるドライブの容量に変化は無いので、「マイコンピュータ」を右クリック→「管理」→「ディスクの管理」のところで未割り当てになっている領域に新しいパーティションを作るか、EASEUSの「EASEUS Partition Master Home Edition」等のパーティション操作ソフトを使用してパーティションを好みの容量に切りなおす必要がある。
今回は未割り当てになっている部分を丸々新規のパーティションに割り当てて、そこにユーザーデータを保存するようにした。
これでOSが飛んでリカバリしてもデータが無くなる心配が無くなったし、元々の目的であるHDDの大容量化をすることが出来て満足だ。
リカバリエリアから吸い出したリカバリ用ファイル(合計で約3GB強)とバックアップ/レストア用コマンドの入ったパーティションもそのまま残してあるので、なにかあってもリカバリエリアの復活が可能だ。

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ThinkPad X31のリカバリエリアの復元

少し前の記事「ThinkPad X31のリカバリエリアのバックアップ」にThinkPad X31のリカバリエリアのバックアップ&レストアの手順を大雑把に書いたけど、今実際にレストアをしている。
そこで気付いた点が少々あるので書いておく。

リカバリエリアのバックアップ時はHDD内にHPA(Hidden Protected Aria:所謂リカバリエリア)が存在するので、AccessIBMボタンを押すことでIBMのリカバリツールを起動することが出来るが、新しいHDDにレストアする時にはHPAが存在しないので、AccessIBMボタンを押してもリカバリツールを起動することが出来ない。
ということはDOSに落ちることが出来ないので、DOSの起動FDもしくはブータブルCD(Windows98等の起動FDでも可。私はかなり以前にWindows98SEで作成した起動FDを使った)でX31を起動する必要がある。
DOSで起動すれば後はFAT32でフォーマットしたパーティションが見えている筈なので、そこにコピーしておいたfwrestorコマンドでリカバリエリアを復元することが出来る。
#レストアはDOS環境で行うのでFAT32のパーティションが必要だったわけ(Xpで使われるNTFSのパーティションはDOS環境ではドライブとして認識できない為)。

具体的にはDOSの起動FDで起動後、
A:\ c:[ENTER]
C:\ fwrestor file=c:\imgset[ENTER](imgsetの部分はバックアップ時に指定したファイル名)
とコマンドを入力するとリカバリエリアの復元が始まる(大体1時間程度かかる)。

バックアップを含めた具体的な手順については
nobukuni.com内の「Thinkpad X31 のハードディスクを 換装し DtoD 区画(HPA)を復元する」(トップページ内の「Category 2」内「モバイル」に行くとリンク有り)にかなり解りやすく書いてあるので、参考にさせて頂いた。

HDDのコピー及びパーティション作成に使ったソフトは違うけれど、その他はほぼ上記のサイトに書いてあるのと同じ手順で作業を行った。

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ThinkPad X31のWindowsXpが起動しなくなって焦った(汗)

昨日ThinkPad X31のリカバリエリアのバックアップと別HDD(現在使用中のHDD)へのコピーをしようとして、現在使用中のHDDにFAT32のパーティションを作った。
パーティションの作成にはEASEUSの「EASEUS Partition Master Home Edition」を使用した。
このソフトはWindows上でパーティションの作成/削除/サイズ変更/移動/結合等が行えるもので、フリー版でも十分に使えるソフトだと思っている。
昨日はNTFSのパーティションのサイズを縮小し、空いた部分にFAT32のパーティションと未割り当ての部分を作る作業をした。
X31本体にはオリジナルのHDDを入れてリカバリデータの取り出しをしていたので、HDDをUSB接続のケースに入れて他のノート(ThinkPad R50e)に接続して作業をした。
R50eでのパーティションのリサイズと新パーティションの作成が終わってからX31に戻したところ、X31のWindowsXpが起動しなくなっていた。
これはR50eに繋いだためにドライブレターが変わってしまったためか?もしそうなら復旧は面倒だなぁ、と思ったが、再度R50eに接続し「EASEUS Partition Master Home Edition」で見たところ、なぜかディスクの先頭に100MB少々の未使用エリアが出来ていた。
恐らくパーティションのサイズ変更をする際に余分なマウスオペレーションをしてしまい、サイズ変更だけでなくパーティションの移動も行ってしまったようだ。
ブートパーティションが移動してしまったためにブートローダが起動に必要なファイルを見つけることが出来無いのが原因と思われた。
そこで再度「EASEUS Partition Master Home Edition」でブートパーティションをディスクの先頭まで移動し、その際後ろに出来る空きエリアもブートパーティションに結合した。
パーティションの移動が終わったところ(実は今朝)でX31に戻したところ、無事にWindowsXpが起動してくれたのでほっとした。
無くなって困るデータ等は入れてなかったが、初期のセットアップから環境の再設定までの作業が面倒なので、元の状態で起動してくれて助かった。
無事に起動したので、新しく作成したFAT32のパーティションに昨夜バックアップしておいたリカバリ用のファイルを全てコピーした。
あとはこの状態でリカバリツールを利用してリカバリエリアのレストアをすれば、リカバリエリアが復活する(筈)。
あー、その前にもっと大容量のHDDに換装しようかなぁ?160GBのHDDでも6,000円しないしなぁ、、、、

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ThinkPad X31のリカバリエリアのバックアップ

昨年入手したThinkPad X31(2672-58J)はHDDの容量が40GBだったので、入手後即座に60GBのHDDに換装した。
その際HDDの内容はEASEUSのDiscCopyでコピーしたが、DtoDリカバリエリアはコピーが出来なかった。
これはリカバリ用のパーティションが保護されているためで、IBMのリカバリツール(起動時にAccessIBMボタンを押すことで起動できるツール類の中の一つ)を使わないとアクセスどころか認識すら出来ない。
このリカバリ用のエリア(HPA:Hidden Protected Area)の中身を取り出すためにはいくつかの手順が必要。
簡単に書くと
1.リカバリツールがアクセスできるパーティションをHDDに用意する。
2.リカバリツールを起動し、リカバリを行わずに処理を中断させてDOSに落ちる。
3.リカバリエリアにあるバックアップ/レストア用コマンド(fwbackup.exe,fwrestor.exe)を1.で用意したパーティションにコピーする。
4.バックアップ用コマンド(fwbackup.exe)を使用してリカバリ用データを1.で用意したパーティションにバックアップする。
これらの手順でリカバリ用のデータファイルをWindowsで認識できるパーティションに取り出すことが出来る。

取り出したファイルを使って新しいHDDにリカバリ用のエリアを作成するには、次の作業が必要。
5.新しいHDDにリカバリツールがアクセスできるパーティションを作成する。
6.4.で取り出したリカバリ用ファイルとコマンドを作成したパーティションにコピーする。
7.再起動してリカバリツールを起動し、途中でDOSに落ちる。
8.レストア用コマンド(fwrestor.exe)を使用してリカバリ用エリアを作成する。
これだけだと具体的な手順がわからないので、後ほど細かい手順を書くつもり。

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X31にX40の無線LANカードを入れてみた

昨年中古で購入して使っているThinkPad X31にそれまで使っていたX40の無線LANカード(Intel 2200BG)を入れてみた。
ドライバはあらかじめIBM(LENOVO)のサイトからダウンロードしておいたので、ドライバのインストールは問題無く完了し、WindowsXPでの無線LANへの接続は問題無く出来た。
ところがFn+F5キーでの無線LANの切り替えがうまくいかない(キーに対応したソフトウェアが無いと言われる)。
これは「ThinkPad ホットキー機能」と「Access Connections」のバージョンが古かったためなので、これらの最新版(及び「省電力ドライバ」等も)をダウンロードしてインストールした。
これでFn+F5キーでの切り替えが出来ると思ったが、今度は「Access Connections」が無線LANカードの状態を正しく認識してくれない。
実際にはアクセスポイントに接続しているにも関わらず、電波状態は不明と表示され(電波強度も信号品質も0%と表示される)、接続されていないことになってしまう。
WindowsXPでの管理を止めても状態は変わらないので、とりあえずFn+F5での切り替えは諦めてしまった。
また時間を見て改めて調整してみたいと思う。

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X40からX31に乗り換えて

昨年10月31日にThinkPad X31を購入して2ヶ月少々が経過した。
持ち歩き用ノートとして使っているが、今のところ大きな不満は無い。
せいぜい内蔵の無線LANボードが無いので、USB接続の小さなLANアダプタを挿しているが、それが邪魔になる程度かな?
それもX40から純正の無線LANカードを移植すればなんとかなりそうなので、近々実施してみるつもり。
性能的にもX40よりはかなり速いので、使っていてもストレスを感じることは殆ど無いと言えよう。
メモリも年末に購入して最大容量の2GBを搭載したので、WindowsXPで使う分には充分過ぎる位でスワップも殆ど発生せず快適に使えている。
こうやってみるとX40はサイズと重さを第一に設計されていて、それが結果的に足を引っ張っている感じ(1.8インチHDD等)。
もちろんX40には良いところもあるが(軽さやSDカードスロットの装備等)、やはり性能的にX31より劣るので、今後X40には戻れないだろうなぁ、、、、、

とか言いながらこの記事はR50eで書いていたりする(爆)。

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遅いとは解っていたけど・・・・・

昨日買って来たThinkPad X31のセットアップが大体終わったので、X40との比較をしようと思った。
で、真っ先にやってみたのがHDDのアクセス速度の比較。
使ったソフトは「Crystal Disk Mark 2.2」で、ドライブは両方ともCドライブを選択(X40が1パーティションのため)。
結果はX31の圧勝だった。

X40の計測結果。HDDは日立の1.8インチのDK14FA-20B(20GB)。


X31の計測結果。HDDはFujitsuの2.5インチのMHT2060AT(60GB)。


上がX40の計測結果で、下がX31の計測結果。
見ての通りREADでは約54%~74%もX31の方が高速だが、WRITEではさらに差が広がり、約64%~165%もX31の方が高速との結果が出た。
X40の1.8インチHDDが遅いというのは解っているつもりだったけど、2.5インチのHDDと比べて容量の違いもあるがここまで差が出るとは思っていなかった。
もちろんこの結果はHDDの差によるものだけでは無いのだけれど、ここまで違うと体感的にもはっきりと違いが感じられる。

IEの「お気に入り」やiTunesの曲データやライブラリの引継ぎも出来たし、普段使っているフリーソフトも大体移したから、今後はX31のほうを使うようになるな。
おっと、無線LAN環境の構築がまだだった(笑)。
mini-PCIのカードを入手すればそれも解決する。

こうなるとX40には戻れないなぁ、、、、、、

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X31をゲットした

気になっていたThinkPadのX31を今日の昼過ぎに購入してしまった。
ショップに行くまで売れ残っているかが不安だったが、その不安も杞憂に終わりちゃんと私に買われるのを待っていてくれた。
液晶表面に2箇所ほどコーティング剥げがあるのが店頭でも確認できたが、同時に不具合箇所とされていた色むらは殆ど目立たない程度だった(コーティング剥げもOS起動後はあまり目立たない)。
型番が「2672-58J」なのでCPUはPentium-Mの1.7GHzのが搭載されているモデル。
これは今まで外出用に使っていたX40のPentium-M713(1.1GHz)と比べるとクロックが1.5倍以上になっているので処理速度の向上が期待出来る。
それと、なんといってもHDDが2.5インチなので、X40の1.8インチのに比べると速い筈。
他の仕様はメモリが標準の256MBに512MBのが追加されて合計で768MBになっていた。
OSはWindowsXpのprofessionalがDtoDリカバリされており、HDDにリカバリエリアも残っている。
そのHDDは標準の40GBのものが搭載されている(HDDのメーカーはSamsung)。

購入後ショップで落ち合った友人と昼食をとり、その後カラオケに行ったので、まだあまり弄ってはいないが、とりあえず標準のメモリを512MBのモジュールと交換して合計1GBとした。
またHDDも手持ちの60GBのものに交換するために「EASEUS DiskCopy」でディスク全体をバックアップしている。
#リカバリエリアのパーティションは「EASEUS DiskCopy」でも認識されず、未定義エリアとなってしまったので、Cドライブのみコピーされている。
それが終わればHDDを交換してWindowsUpdateと環境移行作業をするつもり。
この環境の移行に手間がかかるが、まぁそれは仕方が無いこと。
それよりも今までより速いPCになるのでそのメリットが大きいと思う。
X40より劣っているのは内蔵の無線LANが無いことだが、これはUSB外付けかPCカードタイプのものを使うことでなんとかなるだろうし、うまくすれば内蔵のmini-PCIのカードを入手することも可能だろう。
ということで何日かは楽しめそうだ(笑)。

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ThinkPadのX31が安い・・・・・・

札幌の某PCショップで中古のThinkPadX31のセールをやっている。
液晶に多少の不具合があるものや起動しないジャンク品ばかりだが、それでも動くものが安く売られているので、かなり気になる。
持ち歩き用に使っているX40がいい加減遅いので、買い換えようかなぁ?
残念なのは無線LANのカードが入っていないことだが、保守マニュアルを見るとアンテナだけは入っているらしい型番なので、カードだけ別途入手すればOKなのかな?

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