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UARSが落ちた模様

数日前から落下が予測されいてたアメリカの人工衛星「UARS」が今日(9/24)の午後0時45分から1時45分(日本時間)の間に再突入したとみられるとアメリカ航空宇宙曲(NASA)が発表した。
その時刻にはカナダから大西洋上空を通過しアフリカに向かう軌道だったので日本には落下した可能性は無い。
その軌道を描いた図をfacebookで見た人の中には「何故まっすぐ飛ばないの?」という戯けたことを書き込んでいる無知な輩もいたが、大半の人は安心したとの書き込みをしていたようだ。
今の所被害は確認されていないようだが、少なくとも日本には落ちずに済んだのはありがたいな。

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9/24に落下の見込みか?

9/12の記事「重さ6tの人工衛星が落下、今月末にも」に書いたアメリカの大気観測衛星「UARS」が日本時間9/24の午前中にも大気圏に再突入することが予測されていると発表された。
日本付近に落下する可能性は低い(と政府は考えているらしい)ので、あまり神経質になる必要も無いだろう。
昼間の時間帯の再突入となればあまり見栄えの良いものにはならないだろうなぁ。

9/18-20の間には一日当たり3マイルほど周回軌道の高度が落ちていて、9/20の高度は127マイルから140マイル(205kmから230km)、9/22には115マイルから120マイル(185kmから195km)とのこと。
NASAの現時点での最新の発表では9/24午前中に再突入する見込みとのことだが、その時間帯には北米上空を通過することはないらしいので、北米大陸在住の人たちは一安心か(笑)

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重さ6tの人工衛星が落下、今月末にも

NASAの発表ではアメリカが打ち上げた大気観測衛星「UARS」(重さ約6.5t)が今月下旬から来月上旬にかけて地上に向けて落下してくる可能性が高いということだ。
1991年に打ち上げられたこの衛星は2005年に運用を終了し、現在は地球周回軌道上(現在の高度は約250Km)を周回するゴミになっている。
現在は軌道修正を行っていないと思われ、そのため徐々に高度が下がりつつあり、9月下旬から10月上旬のどこかで大気圏に再突入し、燃え残った部分が地上もしくは海上に落下する見込みだという。
試算では衛星の殆どの部分は再突入時に燃え尽きる見込みということだが、26個の破片(最大で合計約532Kg分)が燃え残り、それらが800Km四方の範囲に落下する可能性が高いという。
軌道傾斜角から考えて破片が落下する範囲は赤道を挟んで南北57度の間といい、日本も全域が含まれる。
落下する破片が地上の”誰か”に当る確率は3200分の1といい、特定の個人(例えば自分)に当る確率は21兆分の1になるという。

目の前とか自宅の庭とかに落ちてきたらビックリだよなぁ(笑)。
過去にアメリカのスカイラブ(軌道上に打ち上げられた宇宙実験施設)の落下時には、落下した破片を最初にNASAに届けた人にはなにか特典があったと記憶しているけど、今回はなにもないのかな?
スカイラブの落下時は落下したオーストラリアの少年が対象になったと思う。
それにしてもオーストラリアにはいろいろ落ちるんだなぁ、大きなものではサイド1のスペースコロニーとか(爆)。

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