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「SLIM」の着陸姿勢が判明・・・

JAXAの小型月着陸実証探査機「SLIM」の月着陸に関してJAXAの記者会見が今日の14時から行われた。
その中で小型月面探査ロボット「LEV-2(SORA-Q)」が分離後に撮影してLEV-1経由で地球に送信した「SLIM」の写真が公開された。
それを見ると、「SLIM」は当初予定されていた”四つん這い”状態では無くメインエンジンのノズルを上向きにした状態で、太陽電池パネルが西に向いていることが判明した。
質疑応答によると各種テレメーターの分析で予測していたとのことで、一昨日(1/23)の夜に写真のデータが出来た時には曰く「答え合わせで写真を見た」ということだったらしい。
今後、月面の着陸地点での日没(2/1頃)までに発電が始まれば「SLIM」は自動的に再起動するので、それに向けて1日数時間程度通信を試みるとのことだ。
それにしても着陸した探査機を別のロボットが撮影してそのデータを地球に送って来るなんてねぇ・・・
着陸前には「先乗りしたカメラマンが着陸の様子を撮影していたら面白いね」なんで冗談を言っていたが、まさにその通りになったわけだ(笑)。

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H-IIAロケット47号機の打ち上げ予定が発表された

JAXAが昨日7/11にH-IIAロケット47号機の打ち上げ予定を発表した。
打ち上げ日は8/26の9:34:57(JST)で、ペイロードはX線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)。
この内、SLIMにはタカラトミーから実物大の模型が発売される予定の「SORA-Q」が搭載される。
今度こそ日本初の月への軟着陸成功に期待がかかるな。

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「SORA-Q Flagship Model」が九月に発売予定!

今年(2023年)の八月に打ち上げられる予定の小型月着陸実証機「SLIM」に搭載されることが決まっている小型変形ロボット「SORA-Q」のレプリカモデル「SORA-Q Flagship Model」が9/2に発売になる予定で、一昨日4/13に発表された。
この「SORA-Q Flagship Model」は大きさが直径およそ80mmの実物と同じで実物同様の変形・動作が可能、材質も本物とほぼ同じ(細かいパーツには異なるところもあるとのこと)で実際に走行し、搭載されたカメラでの撮影も可能。
操作はスマートフォンで専用のアプリを使って行うことになっている。
既に発表日の4/13から公式サイトや各種ネットショップでの予約受付が始まっており、300台限定で色違いの「宇宙兄弟EDITION」モデルは予約受付が終了している。
実物は砂や岩だらけの月面用だが、この「SORA-Q Flagship Model」は屋内専用なので砂場等では”絶対に遊ばない”ようにとの注釈が付けられている。

見ての通り、カメラが内蔵されていて少し上を向いているが、これって「アイボ」と同じ問題がありそうなのでこれより上には向かないようになっているんだろうな・・・(汗)

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