米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスの大谷翔平投手は地元でのホワイトソックス戦に3番投手兼DHで先発出場。
六回二死までに毎回の11個の三振を奪う力投で今季7勝目を挙げた。
大谷は初回こそ不安定で安打2本を打たれ自身の暴投もあって二死二三塁とされたが、アウトは全て三振で奪い無失点。
ただし投球数はこの初回だけで25球を費やした。
二回に2個、三回に1個の三振を奪って三者凡退に抑えここまでの奪三振は6個と量産体制。
四回には再び安打を打たれこの試合初の四球も与えて二死満塁の危機を迎えるが、ここでギアを上げた大谷は100マイル前後のフォーシームを続け、最後は今季の決め球になっているスライダーで空振り三振を奪ってここも無失点で切り抜けた。
今日の大谷は制球が安定せず、ワンバウンドの投球が散見され捕手のスタッシが後ろに逸らすこともしばしば。
それでも走者を出した状態では初回の1球しか逸らさなかったのは流石。
制球が不安定なこともあって四回までの投球数が79球に達していたので、前回登板の時のような八回までは投げられそうにない。
五回は先頭打者を三振に斬って取りこの回は三者凡退で抑え、六回も先頭打者から三振を奪ってこの試合10個目とすると同時に今季100奪三振を達成。
次打者には安打を打たれたが続く打者から三振を奪って二死となったところで投球数が108球となりここで降板。
救援登板したキハダがこの後を抑えたため大谷は3試合連続の無失点で6/10のレッドソックス戦の六回から連続21イニング無失点となった。
大谷の二桁奪三振は今季早くも五度目、この日の勝ちで自身四連勝となり六月は4勝1敗の好成績で締めくくった。