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Winmail.datって?

電子メールを使っているユーザーから
「取引先から添付ファイル付きのメールを送って貰ったんだけど、エクセルのファイルのはずが”Winmail.dat”という名前になっていて開けないんだよね。」
「これってWindowsを使っていないと開けないの?なんとか開く方法は無いかね?」
という問い合わせが来た。
ちなみにこのユーザーが使っているOSはWindowsXP(笑)だけど、メーラはちょっとマイナーなEdmaxなので、あまり一般的ではない。

件のファイルは調べてみるとMicrosoftのOutlookが送信する際のフォーマットが独自形式であるために作成されるファイルらしい。
そのためOutlook以外で受信すると本来の添付ファイルではなく、この名前のファイルが添付されているように見えるらしい。
ところが同じMicrosoft製のメーラであるOutlook ExpressやWindowsMailではこのファイルを無視するらしいので、添付ファイルがあったことすら受信側では判らないらしい。
さすがMS製といったところか(嘲笑)。
で、この「Winmail.dat」をどうやって開くかということだけど、ちょっと探したら「Winmail Opener」というソフトが見つかった。
このソフト名で検索するか、直接ダウンロードサイト(http://www.eolsoft.com/freeware/winmail_opener/)に行って「Download」のリンク先からダウンロードしてきてインストールすれば開けるようになる。
使い方は簡単で起動した「Winmail opener」にWinmail.datファイルを放り込めば読める形で表示されるし、添付ファイルも本来の形式に変換されて添付されているので、そこから任意の場所に保存しなおせばOK。

つーか、送信者がOutlook以外のメーラを使っていれば問題無いんだけどね。

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エクセルやワードのファイルにパスワードをかける

タイトルの件でちょっと質問されて調べたのでメモ。
WORDやEXCELのファイルにパスワードをかけたい場合は以下の手順で行う。
・ファイルメニューで「名前をつけて保存(A)」を選択。
・保存場所とファイル名を付ける画面で左下(2007の場合)もしくは右上(2003の場合)にある「ツール(L)」ボタンをクリック。

ファイル保存用のダイアログボックス

ファイル保存用のダイアログボックス(EXCEL2003のもの)。

・全般オプション(G)をクリック。
「保存オプション」ダイアログボックス

「保存オプション」ダイアログボックス(EXCEL2003のもの)。


そうすると読み込みパスワードと書き込みパスワードを入力するダイアログボックスが開くのでそこで任意のパスワードを設定すれば良い。
見せたいけど内容を書き換えられたくない場合は書き込みパスワードを設定すれば、パスワードを知らない人は上書き保存が出来なくなる。
EXCELで同様のことをするには「ブックの保護」を設定しても可能なのだが、どちらを使うかはお好み次第かな?

またオフィス2007以降では保存形式としてPDF形式も選択可能(アドイン利用時)だが、この場合はパスワードをかけることは出来ないようだ。

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VISTAのサポートが延びた?

MicrosoftのサイトでWindows VISTAのサポート情報を見ると、BusinessとEnterpriseは延長サポート対象で2017/04/11までサポートされることになっているが、Home系(Starter、Home Basic、Home Premium)及びUltimateは延長サポート対象では無かったはず。
つまりBusinessとEnterprise(要は企業向けとして位置付けされているエディション)以外は今年の4/10でサポートが終了する予定だった。
ところが、Microsoftの他のページを見るとそれらのエディションも延長サポート対象になっていることになっている。
現時点(2012/02/20)では両方のページが残っているのでどちらが正しいのか不明だが、もしもホーム系も延長サポート対象となるのであれば、それらのエディションのVISTAを使っている人も当面買い換える必要は無くなるという事だ。

でもなぁ、MSのポリシーから考えるとHOME系は延長されないように思えるんだけどなぁ、、、、、、(XPは例外)

2012/02/20午後にはWindowsXP,VISTA,7の各OSはエディションに関係無く最低10年間のサポートが受けられるようにポリシーを変更したと発表された。→Windows VISTAのサポート情報

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IE(8&9)とAVG2012の相性か?

先日来問題にしているPCのブラウザをIE8に戻したところ問題が解決したかに見えた。
ところが復元ポイントを使って戻したのでインストールしてあったAVG2012が消えてしまい、このままにするわけにはいかないので再度インストールしたところ現象が再発orz
AVG2012の動作を止めたところ症状は回復した。
つまり今回の不調の原因は現地でインストールしたAVG2012ってことか?
なので現在は他のウィルス対策ソフトに入れ替えている最中。
これで直ってくれれば良いんだけどねぇ~、、、、、、

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IE9が原因か?

デスクトップにアクセスできなくなるというトラブルを抱えたPCが送り返されてきた。
こちらでチェックを始めた際には中々症状が出なかったが、IE9の起動と終了を何度も繰り返すと言われていた現象が発生した。
IE9の不具合を疑ってアップデートをしてみたが、アップデート後も症状は改善されないのでIE9の問題では無いとも思えた。
ところがデスクトップにアクセス出来ない症状になった時にタスクマネージャで動いているプロセスを見てみると「iexplore.exe」が複数あり、IE9を全て終了させてもそのまま残っている。
その残ったプロセスを終了させるとデスクトップへのアクセスが可能になった。
つまり一度起動されたIE9がなんらかの原因で幽霊のように残ってしまい、それが影響してデスクトップへのアクセスを阻害していたと思われる。
そのため一度IE9をアンインストールしてIE8で試そうとして「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」→「Windowsの機能」からIE9を削除したらブラウザが無くなってしまったorz。
最初はどうしようかと思ったが、IE9を入れる前に作成されていた復元ポイントを使ってシステムの復元を行うことでIE8が復活し事なきを得た。
復活したIE8では問題の現象は今のところ発生していないので、原因はやはりIE9の問題だったものと思われる。
この問題がIE9の問題なのか、IE9のインストール時になんらかの問題が発生したのかを切り分けるために正規の手段でIE9をインストールして試してみるつもり。
それで問題が発生しなければIE9のインストール時になんらかの問題が発生して正しくインストールされていなかった可能性が高いということになる。
まずはIE8でもう少し様子を見ることにしよう。

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インターネットショートカットのダブルクリックで固まる

昨日から不調になっているPCで新たな事実が判明した。
現地の方が試してくれたのだが、デスクトップ上に置いてある特定のインターネットショートカットをダブルクリックすると100%デスクトップの操作が出来なくなってしまうとのこと。
試しにIEを単独で起動して問題のショートカット(.lnkファイル)をドロップしてもらうと問題無く動作するとのこと。
そのようにして表示したページを「お気に入り」に登録して、そこから開いても問題は起きないとのこと。
つまりファイルの関連付け辺りがおかしくなりIEの起動時に渡すパラメータがおかしくなったか、もしくはIE自体がパラメータ付きで呼び出された時の動作がおかしくなったとも考えられる。
#以前感染して苦労させられた「Fake alert」のようなウィルスの可能性も考えられるが・・・・・・・

とりあえず回避方法が見つかったので、原因と対策がはっきりするまでの間はIEを単独で起動してから「お気に入り」を使って目的のページを開いてもらうことになった。
同じ現象が発生するPCが2台あるので、片方を送り返して貰ってこちらで対策を考えると提案したので、近日中に問題のPCが届く筈。
届いたらまずはレジストリ周りをチェックしてみようと思う。

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Windows Aeroでは無かったみたいだorz

デスクトップ上での操作が出来なくなったPCでAeroを切ったらしばらくは快適に動作していたらしいが、特定の人間(そのPCの本来のユーザー)が触ったらまた不調になったとのこと。
ってことはAeroが原因では無いということになる。
試しに不調になった状態で一度Aeroを有効にして再度無効にしても症状は改善されないとのことだ。
再度別PCに設定を移して使ってもらうことにしたが、今度は不調になった時には直前にどんな操作をしていたかを出来るだけ細かく覚えていて貰うことにした(汗)。
再起動すると一時的には直るんだけど、それでは根本的な解決にならないしなぁ、、、、、、やはり一度送り返してもらうか・・・

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Windows Aeroが原因だったのかな?

昨日デスクトップでの操作が非常に遅くなったというPCがあったが、駄目元でIEのキャッシュを消してもらったりしても解決できなかった。
そのため当面使用する予定の無い他のPC(同型機)と置き換えたところ、今日になってやはり同じように不調になったとの連絡が来た。
他の場所では問題無く動作していたPCなので連絡してきた現地の方と話をしていても原因が思い当たらない。
昨日と変わったのはLANケーブルと電源コンセントと位置とデュアルディスプレイからシングルディスプレイになったということくらい。
なので、最初はLANケーブルを疑っても見たが(自分で端子を付けたもので信用できないため)、こちらからのpingの反応には全く問題が無く(別の場所のPCよりも応答時間が短いくらい)、電源コンセントに問題が有ればデスクトップのみが反応が鈍くなるとは考え難い。
「うーん、困ったなぁー」と思っていたが、部下が思い当たったのがWindows Aeroを切ってみたらどうかということ。
以前シングルディスプレイからデュアルディスプレイ環境に移行した際にAeroが原因でデスクトップに対する操作が出来なくなったことがあるとのことだったので、現地に連絡して試しにAeroを切って貰った。
そうしたところ数時間経過してもデスクトップがフリーズすることもなく快適に使えているとのこと。
このままAeroを切った状態で問題が無ければ今回の不調の原因はAeroにあるということになる。
とにかく現状ではこのままAeroを切ったまま使ってもらい、しばらく様子を見ることにした。

Aeroの切り方はデスクトップ上で右クリックして「個人設定」を選択し、Aero以外のテーマ(Windows7ベーシック等)を選択して「OK」を押せばOK。
デスクトップ上での操作が出来ない場合は「コントロールパネル」から「デスクトップのカスタマイズ」→「個人設定」を選んでも出来る。

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Windows7のXPモードでRidocのサーバに接続する

Windows7ProとUltimateで利用できるXPモードでRicohのRidoc Document Systemの配信管理ツールを使おうとしたらサーバに接続出来ない。
そもそもこのソフトはWindows7非対応なのでインストールすら出来なく、仕方が無いのでXPモード上でインストールして使おうとしたわけだが、同一セグメントに存在するサーバに接続できない。
コマンドプロンプトからサーバにpingを打つと応答があるので、ネットワークには繋がっているようなのだが、配信管理ツールから管理サーバを選択しようとしても接続が出来ない。
XPモード上のコマンドプロンプトでIPアドレスを調べたら全く違うネットワークアドレスが割り付いていたので、それをホストOS(今回の場合はWindows7Pro)と同じネットワークアドレスになるようにIPアドレスを割り付けたが、今度はサーバどころかホストOSに割り付けてあるIPアドレスからもpingの応答が返って来なくなってしまった。

そもそもXPモード上のネットワークアダプタは(デフォルトでは)仮想のアダプタで、外部にパケットを流す場合にはホストOSが使う実デバイスにパケットを流すような処理をしているようだ。
ネットで情報を探すとXPモード上で実デバイスを利用する方法があったので、それを試したら問題無くサーバに接続できるようになった。
やり方は
1.スタートボタンを押し右の列の一番上に表示されている(筈の)Windowsユーザー名をクリック。
2.そのユーザーのドキュメントやフォルダが入っているフォルダ(実際にはc:\ユーザー\”Windowsユーザー名”フォルダ)が開くので、そこにある「仮想マシン」フォルダを開く。
3.その中に「Windows XP Mode.vmcx」というファイルがあるので、それを右クリックして「設定」をクリックするか、メニューバーにある「設定」をクリックする。
4.「Windows XP Mode – Windows Virtual PC の設定」というWindowが開くので、左ペインにある「ネットワーク」をクリック。
5.右ペインにネットワークアダプタが1つ以上表示され、デフォルトでは「共有ネットワーク(NAT)」となっているので、それを実デバイスに変更して「OK」を押す。
実デバイスがどれか判らない場合はホストOSのネットワークアダプタの設定を見て同じ名前のアダプタを選べば良い(筈)。
これでホストOSを同じネットワークアドレスを割り当てられるので、早速XPモード側でIPアドレスを設定し直して試すと無事にサーバに接続できた。
この方法の欠点はホストOSとXPモード上で同じIPアドレスを割り付けることが出来ないので、1台のPCに2つのアドレスが必要になりノードの多いネットワークではIPアドレスが足りなくなる可能性があることかな?

ともかくこれで正式にはWindows7に対応していないRidocの配信管理ツールをWindows7(のXPモード上)で使うことが可能になった。
実は昨年も同様なことがあり、その時はサーバにリモートデスクトップ接続で接続してサーバ上の配信管理ツールを使うようにしたけど、今後はクライアント上で使えるのでこのやり方でやっていくつもり。

本当はRicohさんがこれらのソフトをWindows7に対応させてくれると一番良いんだけど、一切対応しないと公言してるから無理だよなぁ。

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マイクロソフトオフィスOEM版の中古って・・・・・いいのか?

マイクロソフトオフィスの安いのを探していたら、amazon(のマーケットプレイス)で中古品を売っていた。
しかも売られていたのはOEM版で、CD-ROMとプロダクトキーを始め内容物は全て揃っているので認証は問題無いと謳う商品だが、そもそもOEM版っていうのはハードウェアの付属品扱いで、PC間での移転は認められていないのは無かったのか?
もともとインストールされていたPCが廃棄されてしまう場合にはライセンスも失効するという使用許諾契約を結ぶようになっている。
ハードウェアとの同時購入のみが可能で、ハードウェアと同時にしか移転が出来ないはずのソフトウェアがそれ単体で売られているのはどうかと。

パッケージ品の中古ならありだけど、OEM版は流石に仕事で買うのはまずいよなぁ、、、、、、、というわけでこの商品は見送りと。

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