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A8-3820とHD6670を組み合わせてみた・・・

先週末に特価で買ってきたRADEON HD6670搭載のグラフィックカードをA8-3820搭載のPCに載せてみた。
AMDの公表している通りならばA8-3820内蔵のGPU「HD6550D」とDual Graphics動作をさせれば「HD6690D2」相当となるのでパフォーマンスアップが期待できる。
ケースが小型なうえ、マザー上のコネクタの配置の関係でケース内のケーブルとグラフィックカードが干渉してしまい、取り付けに少々手間取ったがなんとか取り付けることが出来た。
早速PCを起動したところ以前インストールしておいたドライバが自動で適用され、問題無く表示されるようになった。
それではDual Graphicsの設定をして・・・・・と思ってAMDのユーティリティ(「AMD VISION Engine Control Center」)を起動したところ、バージョンが古いので新しいのをダウンロードするようにとのメッセージ。
言われるままにAMDのサイトから最新版のドライバ&ユーティリティをダウンロードしてインストール後にようやくDual Graphicsの設定が出来るようになった。
早速Dual Graphicsを有効にしてベンチマーク(FFベンチ3)を走らせたところ、なんとA8-3820単体の時よりもスコアが低いうえに画質も劣っているように見えるでは無いか。
まぁ、これは考えてみれば当然で、DirectX9以前ではDual Graphicsの恩恵が受けられないので、その世代のソフトしか走らせないのであれば不要ということになる。
しかも私の場合ディスプレイをマザーボード側のコネクタ(当然ながらA8-3820側の出力コネクタ)に接続したので、せっかく買ったHD6670の恩恵を全く受けていなかったということになる(汗)。
Dual Graphicsの場合は高パフォーマンス側の出力(私の環境の場合はHD6670側)に接続するほうが効果が大きいらしいので、次回はディスプレイをHD6670側に接続してなおかつベンチもDirectX11対応のソフトに変更して試してみようと思う。

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VGAカードを増設しようかな? と思ってはいるが

自宅で使用しているPCの内1台はCPU(APU)がグラフィック機能が内蔵されているAMDのFUSION(A8-3820)なので、グラフィックボードを取り付けていない。
つまり現在は内蔵のHD6550Dを使っていることになるが、このAPUは特定のグラフィックボードと組み合わせることで性能の向上が見込まれる。
組み合わせることが出来るグラフィックボード(チップ)はRADEON HDの6000シリーズの一部で、HD6450-HD6670辺りまでが対象となる。
現在RADEONの主流はHD7000シリーズに移行しているので、1世代前のモデルとなる6000番台の製品は時折特価品として出てくることもある。
ちょうどHD6670搭載のグラフィックボードの特価品があるようで、これと組み合わせるとHD6690D2になり、単体のHD6670を上回る性能になるのでちょっと買ってみようかな?と。

PowerColor グラフィックボード ATI Radeon HD6670/PCI-Express x16/1GB AX6670 1GBK3-H
B0052C4QDS

でもまぁ今週末はRSR2012に行くので、それまでは大人しくしていないとなぁ(汗)。

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あれぇ?おかしな表記だなぁ?

札幌のツクモのPOPにおかしな表記がある。
組み立てPCのキットでAMDのCPU(APU)を搭載したセットがそれで、A4-3400を含むセットのPOPには「4コアCPU搭載」、A6-3670Kを含むセットには「6コアCPU搭載」との記述がある。
おいおい、いつからA4-3400は4コアになったんだ?A4-3400が4コアなら私はA8-3820には買い換えていなかったかもしれないよ。
それとも非活性化されているコアがあって、そのコアを活性化したとでも言うのか?
もしそうだとしてもメーカー非公認のものを堂々と店頭に表記するのはどうかと・・・・・

本当はA4-3400は2コア、A6-3670Kは4コアなんだから、POPにはそう書くべきでしょう。
それとも担当者は本当にA4-3400は4コアで、A6-3670Kは6コアだと思い込んでいるのかな?
少なくとも製品のスペックくらいは事前に確認しようね>担当者さん

#先週末(4/14)の特売品の告知でも同じ表記があったんだけど、また同じことを書いているのは間違いに気付いていないのか?

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FUSION搭載の超小型ファンレスPCが登場

CPU(APU)に組み込み用のFUSIONを搭載した超小型のPCが登場した。
CompuLabの「fit-PC3」がそれで、AMD G-T40N(1GHz動作)を搭載した「Basic」と、AMD G-T56N(1.65GHz動作)を搭載した「Pro」の2種類。
どちらのCPUもデュアルコアでTDPはG-T40Nが9WでG-T56Nのほうは18Wとどちらも低い。
両モデルの違いはCPUの違いによる消費電力(8W-17Wまたは9W-24W)と内蔵GPU(Radeon HD 6290またはRadeon HD 6320)で、GPUの違いでディスプレイ出力に若干の違いがある。
ディスプレイ出力はBasicがHDMI1.3aなのに対し、ProのほうはHDMI1.4aとなっている他、DisplayPortもBasicは1920×1200までなのに対しProは2560×1600までの対応となっている。
見た目もBasicは滑らかな表面の筐体に収まっているが、Proは表面に溝のある筐体となっていて、サイズもProのほうが少々大きい(それでも19cmx16cmx4cmと超小型)。

その他のインターフェース等はほぼ同一で、USB3.0が2ポート(リア)、USB2.0が6ポート(リア2、フロント4)、オーディオは7.1ch、有線LANがGbit対応ポートが1、無線LANが802.11b/g/n対応のカードがPCI Express Mini Cardスロットに装着されている。
電源はACアダプタ供給で、対応電圧は10-16Vとなっている。

搭載できるストレージはSATAの2.5インチHDD(orSSD)が1本だが、eSATAポートが2つあるので、外付けケースに入れたHDDをeSATAポートに接続して使うことも出来る。

過去に同社から発売されたATOM搭載の同シリーズPCに比べるとGPU内蔵のFUSIONを搭載している分グラフィック性能ではアドバンテージがあると思われ、SSDを搭載すれば無音PCとなるのでかなり魅力的だと思う。
気になる価格は5万円台半ば(Basic)から6万円前後(Pro)となっていて、ちょっと高いのがネックかなぁ?

販売代理店(イーテック)による製品紹介ページ

写真を見るとフロントにはUSB2.0ポートが4つあるのみなので、大き目のUSBハブに見えないことも無いし、昔のモデムに似ている感じもするな(笑)。

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載せ換えてみた

今日買って来たA8-3820を早速載せてみた。
載せ換え作業自体は普通にCPUを載せ換えるのと全く同じ(当たり前)だ。

載せ換えて最初の起動時にマザーが「CPUが変わったから設定をしなおせ」とのメッセージを出したのでF1キーを押してBIOSの設定画面に入った。
設定をしなおすと言っても特に変えるところは無いのだが、一応設定を確認して特に変更されていないことを確認した。
CPUに関してもBIOSの画面で見ると正しく「A8-3820」と認識され、クロックも2.5GHzと表示されていた。

ここまでにしておけば良かったのだが、オーバークロックの設定を触ってしまったらCPUとメモリのクロックが変更されてしまい、CPUクロックは3GHz弱(2950MHz程度)に、メモリクロックは1648MHzになってしまった。
これでは少々高すぎて安定動作するか不安だったのでいろいろ設定を弄った結果CPUは2.8GHzに、メモリは定格の1600MHz動作に設定できた。
A8-3820のクロックは公称で2.5GHzだが、結果的に2.8GHz動作となってしまった(元々AMDのサイトで見るとA8-3820のクロックは2.8GHzとなっている)。
BIOSの設定をデフォルトに戻せばオリジナルのクロック(2.5GHz)に戻るのだろうけど、せっかくなので2.8GHzのままで使うことにした。

Windows7を起動するとグラフィックコア(RADEON HD 6550D)が新しいデバイスとして認識され、ドライバが自動でインストールされて再起動を要求してくるので素直に再起動。
再起動後に少々時間をおいてから軽くベンチを取ってみると演算系のスコアは殆ど変わっていなかった。
3D系のベンチとしてFF XIベンチを走らせて見るとLowでもHighでもスコアは向上していて、Lowが7000強から8000強になり、Highは4700前後から5600強になっていた。
演算系があまり変わらないのは動作クロックが2.7GHzから僅か100MHzしか上がっていないためと思われる。
一方3Dベンチのスコアが上がったのはグラフィックコアがRADEON HD 6410Dから6550DとなりSP数が2倍になるなど強化されたためだろう。
Windows7のエクペリエンスインデックスを見てもプロセッサの数値に変化は無かったが、グラフィックスの数値が向上していて、特にAEROの数値が約13%も上がっていた。

まぁベンチの数字が全てでは無く一つの目安にしか過ぎないが、参考にはなると思う。
実際にはコア数が2から4になり1コア当りのL2キャッシュも2倍の1MByteになっているので、Windows7上でいろいろと動作させていると使用感に差が出てくるのではないだろうか?
しばらくはこのAPUを使っていこうと思っている。

AMD A8-Series APUs A8-3820 FM1 TDP 65W 2.5GHz×4 キャッシュ4MB RH6550D AD3820OJGXBOX
B007HI0LXY

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A8-3820が欲しいなぁ

先日発売になったばかりのAMDのAPU「A8-3820」が欲しい。
札幌のショップにも先週末には入荷していて、価格を訊いて見ると最上位の「A8-3870K」並みの1万3千円弱とのこと(店頭価格よりは少々安かった)。
うーん、一昨年買ったPhenomIIx4 905eと同じか、それより安いくらいかぁ、、、、、、
今載せている「A4-3400」よりはパフォーマンスが良くてTDPが同じ65W(PhenomIIx4 905eも同じ)なのは魅力だ。
しかもGPU内蔵で、そのGPUが今使っているHD4670よりもパフォーマンスが高いと思われるので、メインPCを移行するのに丁度良いと思う。
ポイントが溜っているヨドバシだと16,000円強の価格が付いている(「A8-3870K」よりも3千円程高いのが不思議だ)ので、ちょっと二の足を踏んでしまうところ。

AMD A8-Series APUs A8-3820 FM1 TDP 65W 2.5GHz×4 キャッシュ4MB RH6550D AD3820OJGXBOX
B007HI0LXY
Amazonでも札幌のショップと同じくらいの値段(1万3千円弱)だなぁ、、、、

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低TDPのAMD AシリーズAPU

AMDのFUSION APUのラインアップで現在リテールで販売されているものは
・A8シリーズのA8-3870K
・A6シリーズのA6-3500とA6-3670K
・A4シリーズのA4-3300とA4-3400
の各APU。
探せばA8-3850とかA6-3650とかも見つかるかもしれないが、概ね上に書いたモデルだと思う。
この中でA8-3870KとA6-3670K(共に4コアモデルで倍率ロック解除)のTDPは100Wで、他のモデルのTDPは65Wとなっている。
TDP65Wの製品のコア数は2(A4シリーズ)もしくは3(A6-3500)で、トリプルコアのA6-3500は動作クロックが2.1GHzとラインアップ中最低となっている。
つまり高クロックで4コアのモデルはTDP100Wのモデルしか販売されていない。
ところがメーカーサイトには4コアながらTDPが65Wのモデルもラインアップに存在することになっている。
中でもA8-3820は4コアで動作クロックが2.8GHz2.5GHz(Turboコア時2.8GHz)ながらTDPは65Wと低いので省電力APUとして販売して欲しいと思う。
他にもA8-3800(4コア、2.4GHz動作)とかA6-3620(4コア、2.5GHz動作)というモデルがある。
これらもかつてPhenomやAthronX2の時にあった末尾に”e”が付く省電力モデルと同様にしてリテールで販売してくれないかなぁ?

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久しぶりに新しいマザーとCPUを購入

久しぶりに新しいマザーボードとCPUを購入した。
デジカメを見にヨドバシカメラに行ったついでにツクモに寄ったらA75マザーとCPUをセットで買ったら2,000円引きだったので迷ったけど購入した。
しかも購入したマザーは3連休限定で店頭価格からさらに2,000円引きだったので、トータルでは4,000円引きということになった。
マザーはASUSのF1A75-Mで、CPUはA4-3400の組み合わせで合計10,560円となった。
組むのが楽しみだ。

ASUS F1A75-M ASUS
B005GJC6LQ
AMD A6-Series APUs A4-3400 TDP 65W 2.7GHz×2 AD3400OJGXBOX
B005IMJ18M

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FUSION E-350搭載のベアボーンなら

先の記事に書いた中国製のFUSION搭載PC「MP-8050」は少々高価だけど、ノート及びデスクトップPC用のAPU「FUSION E-350」を搭載したベアボーンキットには下記のような製品もある。
Fast AMD Fusion APU E350搭載 オリジナルベアボーン F350SD-Fusion F350SD-Fusion
B004VQTALY
マザーがMini-ITXなのでちょっと大きいけど、これなら2万円弱で買えるし、スペックも上なので実用にはこちらの方が向いているかも。
さらにこの大きさでHDDを2つ(2.5インチ)とスリムタイプの光学ドライブを内蔵可能なのは便利だ(ただしSATAポートが2つしかないので、SATA機器は同時に2台までしか使えない)。
ファンレスでは無くCPUファンが1個内蔵されているが、電源は90WのACアダプタなので電源ファンは無い。
どれくらいの音が出るのかは実際に現物を見てみないことには判らないが、それほど煩くないのであれば一つ買ってみても良いかな?

あー、でも昨日見かけたASUSのファンレスのE-350マザーも気になるなぁ、、、、、、
ASUSTek マザーボード AMD E350/DDR3メモリ対応 Mini-ITX E35M1-I DELUXE
B004RK75C0

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FUSION搭載のファンレスPC

今年の9/15の記事「TDP9WのFusionを採用したPC」に書いた中国Ilong製の「EB-8050」のファンレス版とも言える「MP-8050」が年末の12/27に発売予定とのこと。
CPU(組み込み向けFusion「G-T40N」)やメモリ(2GB)は搭載済みで、2.5インチのHDDもしくはSSDを組み込んでOSをインストールすればPCとして使うことが出来る。
スペックはファン付きモデルのEB-8050と比べてメモリが半分(EB-8050は4GB搭載)になっているのが違うくらいで、CPUやLAN(Gbit)等の仕様は同じとなっている。
大きさは写真で見る限りEB-8050に比べて厚みが2/3程度になっている感じで更にコンパクトさが増している。
値段がファン付きモデルよりも高くなって予価で44,800円ってのは少々残念だな。

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