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難読地名・・・

今朝早くのNHKの番組”おはよう日本”の中で、島根県江津市にある波子駅に新たなブルワリー(醸造所)が出来るという話題を取り上げたらしい。
取材された側がSNSでNHKから「エズ市ナミコ駅に行けばいいですね」という電話を貰っていたと書いている。
正しい読み方は「江津(ゴウツ)市の波子(ハシ)駅」なので、どちらも間違って読んでいることになる。
おかしいなぁ、NHK(に限らず報道機関)では少なくとも地元の難読地名は勉強する筈なんだけど???
取材の主体は島根の地名を知らない本局のスタッフだったのかな?
松江局に異動してきたばかりで地名の勉強が終わっていないスタッフとも考えたが、NHKの異動時期は六月なので違うかと。
それとも今は異動時期が四月になったのかな?。

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”てしかが”ではなくて?

北海道のラーメン店の中に「弟子屈」というお店がある。
今では総本店は名前の通り川上郡弟子屈町にあるが、実は札幌の二十四軒に出した店が始まりでラーメン横丁にも店舗がある。
たまたま行った人に聞いた話だが、観光客らしい二人連れが来ていてラーメン(バターコーンラーメン&海鮮ラーメン)の写真をインスタグラムにアップしようとして店名が読めず、「でしくつだよね-」と言いながらアップしたらしい。
GoogleIMEで”でしくつ”と入力すると”弟子窟”と変換されるのだけど見た目は似ているのでそのままアップしたらしい。
恐ろしいことにこの単語をインスタグラムで検索すると何件かヒットしてくるんだよなぁ(汗)。
ヒットする写真に写っているのは全て”弟子屈”に関係するもの。
お店の人も正しい読み方を教えれば良いのにね~(笑)。

それにしても弟子屈に入って醤油を頼まない時点で勉強不足だよね

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こ、これは読めない・・・

耳にしたところによるとTVのクイズ番組(?)で、日本の難読地名の問題があったそうな。
その中で最後に出た問題が「重蘭窮」と言う地名。
回答者はそれまで全問正解していたらしいが、この地名は間違ったらしい。
回答者の回答は「ちぷらんけぷし」だったが、正解は「ちぷらんけうし」で一文字違いの惜しいところだったとか。
この地名は北海道にあり、正確には「北海道釧路郡釧路町仙鳳趾村重蘭窮」。
釧路は有名だし、仙鳳趾(せんぽうし)も牡蠣で名が通っているので知っている人もいるだろうけど、さすがに「重蘭窮」は読めない人が殆どでは無いだろうか?
私もこの話を聞くまでは知らなかった(10年位前に通りかかってはいるが)。
北海道の地名はアイヌ語に漢字を当て嵌めたのが多いが、これは何故この漢字が割り当てられたのか謎だ・・・特に最後の「けうし」に「窮」を当てたのは何故?

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「安瀬」はなんて読む?

私が住んでいる札幌市の北隣の石狩市には「安瀬」という地名がある。
ただこの地名、読み方を知らない人には読めないと思う。
北海道の地名にはアイヌ語を語源とする地名が多いが、発音が近い文字を当てはめたり、反対に意味から地名を付けたりしている。
「安瀬」は前者でアイヌ語の発音を元に漢字を当てはめたもの。
読みは「やそすけ」で、かなり無理矢理な感じがする。
つか、普通はこうは読めないよなぁ(汗)。

場所は下の地図の辺りで、石狩市厚田区(旧厚田村)の中心部から少し北に行ったところ。
小さいが集落もありバス停もある。

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