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さすがというか、やはり”異世界人”?(笑)

米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスの大谷翔平選手は今季も投打に渡って活躍している。
4/23(現地時間)時点で投手としては5試合に先発し3勝を挙げ、防御率等でリーグトップの成績。
他にも下記のように奪三振率やWHIP等もトップクラスの数字をたたき出している。
防御率 0.64:1位
被打率 0.92:1位
QS数   4:1位タイ
QS率  0.8:1位タイ
奪三振率 12.21:2位
奪三振  38:4位
勝利数  3:5位タイ

ただし、与四球が15個(2位)、与死球3個(5位タイ)と多いために
WHIP  0.82:6位
K/BB  2.53:25位
の2つの順位は低くなっている。

さらに低いのは被安打数と失点/自責点で、
被安打数 8:123位
失点   2:173位
自責点  2:167位
とほぼリーグ最低ラインとなっている。
順位には規定投球回数に満たない投手も含まれているので、先発投手としては被安打数や失点/自責点は最も少ないのでは無いかな?

とにかくすごい数字と順位が並んでいるうえ、打者としてもリーグ10位タイの本塁打数(5本)等の数字を出しているので、やはり大谷は人間じゃないのかもしれない(笑)。

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大谷ならではの珍事

米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスの大谷翔平投手は敵地でのレッドソックス戦に2番投手で先発出場。
今季から導入されたピッチクロックに絡んで大谷ならではの珍事があった。
初回の第1打席で中堅前への安打で出塁した際、ベース上で防寒ジャケットを着ようとしたところファスナーがうまく閉まらず前を開けたままプレーする羽目になり、二回の第2打席で右前打を放った際には着ること自体をやめていた。
これはピッチクロックの残りが8秒になる前に打者は打席に入っていなければストライクを宣告されるため、大谷は次打者のウォードに迷惑がかから無いように気を遣ったため。
大谷が後に審判に確認したところ、着用にかかる時間はピッチクロック計測の対象外とのことなので、次回からは慌てずタイムを取ってゆっくりと着られる筈。
そもそも走者に出た際に防寒ジャケットを着るのは投手だけで、両リーグとも指名打者制となっている現在では投手で打席に立つのは大谷しかいないために起きた珍事と言えよう。
今後もしばらくは防寒ジャケットを着るのは大谷くらいかな?

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大谷の次回登板は26日(27日)のマリナーズ戦

米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスは大谷翔平投手の次回登板が26日(日本時間27日)の地元でのマリナーズ戦に決定したと発表した。
大谷は今季ここまで自身メジャー最多の9勝を挙げており、この登板で勝てば初の二桁となる10勝目。
本塁打が昨日の試合で45本なので、メジャー103年ぶりの二桁本塁打&二桁勝利となる。
さらに奪三振数が現在146個なので、あと4個で135年ぶりとなる150塁打&150奪三振も達成することになる。
どちらの記録もしばらくは達成されない記録となると思われ、もし達成されるしたら大谷本人だけだろうなぁ。

その前に今日の試合でも本塁打を打ってくれないかな?(笑)

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大谷が3被弾も9勝目の権利を持って降板

米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスの大谷翔平投手は敵地でのオリオールズ戦に1番投手で先発出場。
先の記事にも書いたように初回に自身メジャー初の1イニング2本塁打を浴び、さらには四回にも2点本塁打を打たれ、自身初の1試合3本の本塁打を打たれた。
大谷は五回まで4失点ながら7三振を奪い、味方打線が6点を取っているので勝ち投手の権利を持って降板。
4失点以上は6/30(現地時間)のヤンキース戦の7失点以来で、連続登板QS(6イニング以上3失点以下)も6試合で途切れた。
それでも後続投手が同点に追いつかれなければメジャー108年ぶりの”同一シーズン10勝&二桁本塁打”にリーチがかかる9勝目をあげることが出来る。
今季前半は大谷が好投しても打たれて逆転されることが多かった中継ぎ陣の奮起を期待したい!

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大谷が2発被弾

米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスの大谷翔平選手は敵地でのオリオールズ戦に1番投手で先発出場。
初回の第1打席は三振に終わり、その裏の登板で先頭打者に本塁打を浴びた。
さらに四番打者にも一発を浴びて自身メジャー初の1イニング2被本塁打となった。
これにめげずに41号本塁打&9勝目をゲットして欲しい!

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大谷が今季19個目の盗塁で大台に王手!

米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスの大谷翔平選手は敵地でのインディアンス戦に1番DHで先発出場。
初回の第1打席に二塁強襲の右前安打を放ち出塁すると、アプトンの打席で今季19個目の盗塁を成功させた。
あと1個で節目の20個到達だが、過去に20盗塁以上を記録した日本人メジャーリーガーは3人しかおらず、最多はイチロー氏の56個(2001年、盗塁王獲得)。
大谷は既にシーズン自己最多盗塁を更新中(これまでは2019年の12個)で、近代野球と言われる1900年以降で投手の最多盗塁数は1901年のジミー・キャラハンと2018年の自身の10個なのだが、これをも大幅に更新中(2019年は登板無し)。
打って走って投げての全てで活躍している今季の大谷は素晴らしいね。

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大谷が遂に大台に乗せた!

米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスの大谷翔平投手は敵地でのタイガース戦に1番投手で先発出場。
投げては八回を1失点に抑え、打っては八回に今季第40号の本塁打を放った。

大谷は八回に先頭打者として打席に立つと、初球ファールの次の2球目のど真ん中に来た89マイルのスライダーを完璧に捉え、打った瞬間に本塁打を確信。
打球は初速110.1マイルで飛距離およそ131mで右翼席に飛び込んだ。
大谷はこれで今季MLB全体を通じてトップで40本の大台に乗せ、チームの左打者としては以前も記事にした1982年のレジー・ジャクソンの39本を抜いて最多となった。

投げては八回を被安打6の1失点、8奪三振無四球と好投。
最終回は抑えのイグレシアスが3人で締めてエンゼルスが3-1で勝利。
大谷は7連勝で今季8勝目、イグレシアスが27セーブ目をあげている。

この試合で8イニングを投げたので、大谷の今季の投球回数が100回に達し、”トリプル3”(100イニング、100奪三振、100安打)を達成(大谷は100投球回、120奪三振、110安打)。
この記録は近代野球と呼ばれるようになった20世紀以降では初で、メジャーリーグで最後に記録されたのは1890年のこと。
ただし1890年時点では投球板(プレート)と本塁ベース間の距離が現在の18.44m(60フィート6インチ)よりも近い50フィートで、現在より投手有利の状況だった(18.44mになったのは1893年のこと)。
しかも現在では”四球”と言ってボール4つで出塁出来るが、4球になったのは1889年で、それ以前は5球(1887-8年)、7球(1896年)、6球(1884-5年)、7球(1882-3年)、8球(1880-1年)、9球(1879年)という様にルールが変更されている。
当然ながらボールが多くても良いということは三振を取りやすいということにもつながるので、この時代の記録と比較するのは適正とは言えない。
現在のルールでの”トリプル3”達成は大谷が初ということで良さそうだな。

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大谷が5勝目!

米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスの大谷翔平投手は地元でのロッキーズ戦に2番投手で先発登板。
初回の相手の攻撃で1安打を打たれたものの、無失点で抑え七回を被安打5の1失点、5奪三振に抑えて降板。
打っては初回の無死二塁の好機にバットを折りながらも右前に安打を放ちフレッチャーが生還して先取点をあげ、自身もその後2試合連続となる今季14個目の盗塁を成功させ、四番ウォルシュの適時打で生還した。
本塁打こそ出なかったが、打っては先制の適時打と盗塁からの生還、投げては七回まで本塁打に依る1失点だけで無四球(1死球)と活躍した。
さらに七回二死から最後の打者には3球目に99マイルでボールカウント1-2とし、最後は100マイルのフォーシームを空振りさせて三振に打ち取った。
この三振で今季の奪三振は100個目となり、これまで誰も為しえなかった”シーズン35本塁打&100奪三振”という記録を達成した。
試合は6-2でエンゼルスが勝ち三連勝。
いつもこれくらい味方打線が打ってくれれば勝ち星も増えるんだろうけどねぇ、、、

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大谷の先発登板が決定!

米メジャーリーグのオールスターゲームは明日(日本時間14日)にコロラド州デンバーのクアーズフィールドで開催される。
DH部門でファン投票1位で選出されたロスアンゼルスエンゼルスの大谷翔平選手は選手間投票でも投手部門の5位で選ばれており、史上初めて複数部門での選出となった。
ファン投票1位で選ばれたDHでは先発出場が決まっており、投手としての出場がどうなるかが注目されていたが、この度特別ルールで先発登板することも決まった。
これまでのルールでは投手が打席に入る場合にはDHを解除しなければならず、大谷以外の投手陣にとっては不利となるが、今回のゲームではそこを特別に変更した形となった。
これで明日のゲームでは初回にDHとして打席に入り、その裏は先発投手として登板することになった。
打者としてはあくまでもDHなので、大谷が交代しても投手が打席に入る必要は無いということ。
要は大谷”選手”と大谷”投手”は別人という扱いになるようだ(笑)。
となると投手として初回限りで降板してもDHとして2打席目以降も打席に立てるのかな?
大谷一人のために特別ルールを作ってしてしまうなんて凄いことだけど、それだけ今年の大谷選手は注目を集めているってことだねぇ。

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大谷が今季4勝目!

米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスの大谷翔平選手は地元でのレッドソックス戦に2番投手で先発出場。
投手としての大谷は初回に犠飛で1点を失うが、その後はレッドソックスの強力打線を相手に力投し、七回を被安打5奪三振4無四球の失点2(自責2)で投げ抜いた。
七回の時点でエンゼルスが5-2とリードしていて、そのまま勝ったので大谷に今季4勝目が付いた。

打者としての大谷は1点をリードされた初回の攻撃で二塁打のフレッチャーを置いて右翼線への適時二塁打を放ちチームは同点に追いついた。
さらにバッテリーを組むスタッシの本塁打で逆転のホームを踏んだ。
大谷のこの日の安打はこれ一本で残念ながら本塁打は出ず。
いや、そうそう毎日は出ないよねぇ(汗)。

この結果大谷の防御率は少し良くなって3.49、奪三振は87個となって150奪三振まで残り63個となった。
既にクリアした150塁打(この日の二塁打で200塁打達成)と併せると1886年以降は誰も達成していない”150塁打150奪三振”を達成することになる。
さらにあと6勝でメジャーでは初の”10勝&30本塁打”も達成となる(これまでの記録は1918年のベーブ・ルースの13勝&11本塁打)。
シーズン序盤はなかなか勝てずにいたので10勝は難しいかな?と思っていたけど、4勝目をあげたことで現実味を帯びてきた感じがするな。

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