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ホンダがヨーロッパでの「インサイト」及び「CR-Z」の販売を終了する予定

ホンダがハイブリッド専用車である「インサイト」及び「CR-Z」のヨーロッパでの販売を終了する模様だ。
これはヨーロッパホンダの広報担当がメディアの取材に対し「インサイトとCR-Zは、現在の欧州での在庫分を最後に、販売終了となるだろう」と明かしたことが取材したメディアのサイトに載せられたことから判明したもの。
販売を終了(半ば打ち切り)する理由は単純に販売不振よるものらしく、事実両車の2013年のヨーロッパでの販売実績は「インサイト」が1,242台、「CR-Z」に至ってはそれよりも少ない僅か695台で対前年比は60%以上の減少。
これではさすがに販売を継続することも出来ないと判断したのだろう。
もともとヨーロッパではハイブリッドよりもディーゼルエンジンがエコカーの主流で、ホンダもヨーロッパ向けに小型のクリーンディーゼルエンジンを開発し2013年のフランクフルトショーで発表している。
今後はヨーロッパ向けではディーゼルを主流に据えることになることも考えられる。

ちなみに「インサイト」は日本でも販売不振ということもあり、また春には「フィット」ベースの4ドアセダンである「シティ」の発売が予定されているので日本での販売も終了するという情報もある。
発売当時はハイブリッド車で初の月間販売台数1位に輝いたのだが、初代同様一度もモデルチェンジをすることなく消えていくことになりそうだ。

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ホンダの小排気量ターボエンジン

ホンダは昨年の技術公開(自動車関連のマスコミや評論家対象に毎年実施されているもの)で、3種類のターボエンジンを公開した。
排気量はそれぞれ2L,1.5L,1Lで、3気筒の1L以外は4気筒で2LはVTECとなっている。
この内2LのエンジンはシビックのTYPE-Rに搭載されニュルブルクリンクで市販車FF最速のラップタイムを目指している(現在はルノーメガーヌRSの8分強が最速)。
すでに8分を切りNSXのTYPE-R同等の7分56秒を記録している言われている。
1.5Lエンジンは180ps程度の出力と言われ、大体2.5Lクラスのパフォーマンスを持っているということだ。
実際にはアコードクラスの車に搭載されても重たいボディを問題無く走らせることが出来ているよう。
1Lエンジンはパフォーマンス的には1.5L~1.8Lクラスのエンジンと同等と思われ、日本ではストリームやフリードに搭載されても問題無く走らせることが可能だろうが、フリードへの搭載は無いだろうな
#2014/07/26追記:その後次期フリードにはこの1Lターボが搭載されるという話が出てきた(汗)。ついでに次期ステップワゴンには1.5Lターボを搭載するとの話もある。
この1Lエンジンの特筆すべき点はレギュラーガソリン仕様であるという点。
VWやメルセデス等のヨーロッパ車のダウンサイジングターボエンジンはその殆どがハイオクガソリン仕様。
ヨーロッパ車はオクタン価が95程度(ドイツでは主流のオクタン価)のガソリンを使うことを前提に設計されているためにレギュラーガソリンのオクタン価が90程度の日本ではハイオク(オクタン価100程度)指定となってしまう。
もちろんハイオク仕様の車にレギュラーを入れても動かないわけではないが、ノッキング対策のため点火時期を遅らせるなどで本来の性能は出ないうえ、一部の車種ではエンジントラブルの原因ともなり得ることが考えられる。
それに対してホンダの1Lターボは最初からレギュラー仕様なので、燃料費が安く済むし、万が一ハイオクを置いていないスタンド(日本には殆ど無いけどね)があっても問題無く給油が出来る。
このことは燃料事情の良く無い一部の国では有利ではないのかな。
具体的に搭載車種等は全くの未発表だけど、今後ホンダが開発&発表する車のどれかには載せて来て貰いたいと思う。
もしかして「S660」(ビート後継として発表された)の拡大版もしくは「S2000」の後継に載せて来るかも?
いや、「S2000」の後継ならパフォーマンス的に1.5Lターボかな?

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ホンダ「フィット」が4ヶ月連続で販売台数トップ

本日発表になった自動車の1月の月間販売状況によると、ホンダ「フィット」が2万6千台余りを販売し首位となり、これで昨年10月から4ヶ月連続で販売台数トップとなった。
上位10車の販売台数は
1 フィット 26,869 (304.2%)
2 アクア 22,885 (101.9%)
3 プリウス 20,162 (113.7%)
4 カローラ 10,868 (224.9%)
5 ノート 10,334 (71.1%)
6 セレナ 9,910 (123.7%)
7 ヴィッツ 6,732 (115.6%)
8 エクストレイル 6,616 (283.6%)
9 ヴェゼル 6,235 (N/A)
10 クラウン 5,299 (99.5%)
となっている(括弧内は前年同月比、ヴェゼルは発売が昨年12月なので数値無し)。
このランクを見ると「フィット」「エクストレイル」のようなフルモデルチェンジした車や、ハイブリッドを追加したカローラが前年同月比で大きな伸びを記録している中で発売から5年弱を経過したプリウス(プリウスαを含む)が前年同月比113%あまりと健闘しているのが目に付く。
反対に発売から1年半も経過していないノートの落ち込みぶりも目に付くな。

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ホンダの「N-WGN」と「VEZEL」が好調

ホンダが今日発表した「N-WGN」(2013/11/22発売)と「VEZEL」(2013/12/20発売)の両新型車の1/31時点での受注状況では両方とも非常に好調だ。
「N-WGN」は発売後二ヶ月ちょっとで5万台を超え、「VEZEL」も発売一ヶ月少々で3万3千台あまりを受注したとのこと。
「N-WGN」は月間目標台数が1万2千台なのでほぼ目標の2倍、「VEZEL」は4千台に対して8倍以上の受注となる。

「VEZEL」にはパワートレインがハイブリッドとガソリンの2種類あるが、受注の82%がハイブリッドに集中していることもあり、今注文しても納車は今年後半になる可能性も出てきている(消費税が上がる前の納車は不可能)。

個人的に「N-WGN」は売れると思っていたけど、正直言って「VEZEL」がここまで売れるとは思わなかった。
ベースとなった「FIT」では物足りないとか「人とは違った車が欲しい」と思っていた人達に受けたのかも?
今年前半はモデルチェンジが予定されていないホンダにとってこの2車(ついでに書くとオデッセイも)の好調さはありがたいことだろうが、反面売れすぎると注文された分の生産に終われて次の車を発表しにくくなるかもね。

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ホンダ「ヴェゼル」が出足好調

ホンダが12/20に発売した新型車「ヴェゼル」が出足好調のようだ。
私も昨日の朝に早くも一台見かけたが、恐らく事前予約で発売早々に納車になった車では無いかと思う。
12月の販売期間は実質一週間ほどしか無かったと思うが、その僅かな期間での販売台数が2,207台に達し、車名別の販売台数ランキングの25位に顔を出している。
このペースで一ヶ月間売れたとすると月間一万台は売れるのでは無いだろうか。
いや、最初は生産ペースの立ち上がりの事もあるので、実際にはもっと売れるかも。
私も個人的に良さそうな車だとは思っているが、幅が1700mmを超えて3ナンバーになっているのがちょっと残念(同じことがスバルの「レヴォーグ」にも言える)。
実際に運転すればあまり気にならないかもしれないが、駐車場のことを考えるとやはり躊躇してしまう。
それでもハイブリッドのi-DCD+電子制御4WDはちょっと魅力だなぁ。

2013年にホンダは6月の「アコード」に始まり9月には「フィット」11月には「オデッセイ」と「N-WGN」を出し、12月には「ヴェゼル」を発売する等新型車ラッシュだった。
どの車も新車効果もあってだろうが売れ行きが好調だし、今年も「ステップワゴン」のフルモデルチェンジや「フィット」ベースのセダン「シティ」、乗用型ミニバン「ストリーム」及び軽自動車「ライフ」の後継車の発売が控えているのも楽しみだ。
「フィット」がフルモデルチェンジをした現在も旧モデルがベースの「フィットシャトル」だが、これも2014年中には新型ベースに変わる見込み。
個人的には私が現在乗っている「フリード」のフルモデルチェンジが楽しみなのだが、これは2015年になる見込み。

ホンダにはこのままF1にカムバックする2015年以降も頑張って欲しいものだ。

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「N-BOX」の五ヶ月連続トップはならず・・・

軽自動車の12月販売台数も発表になり、12月の販売台数トップは10月にフルモデルチェンジをしたダイハツの「タント」となった。
「タント」は10/3に満を持してフルモデルチェンジをしたが、やはりホンダの「N-BOX(N-BOX+を含む)」は強敵だったようで、11月には僅か267台差で2位に甘んじていた。
今回三ヶ月目でようやくトップの座につけたというわけだ。
12月の販売台数ランキング上位5位までは
1.タント  19,211台(193.2%)
2.N-BOX   18,128台(132.8%)
3.ワゴンR 14,715台(118.4%)
4.ムーヴ  11,687台(125.0%)
5.ミラ   10,943台(80.2%)
となっている(括弧内は前年同月比)。
11月まで4ヶ月連続でトップだったN-BOXの5ヶ月連続トップはならなかったが、年間販売台数は234,994台で発売後初の年間トップとなった。
この23万台あまりという台数は登録車を含めても全体の3位の数字で、同社の「フィット」(18万台あまり)をも上回りホンダで今年一番売れた車となった。
ホンダと言えば11月に発売した新型の「N-WGN」が12月に8,600台を販売し同社の「N-ONE」や日産期待の「デイズ」を抜き7位にランクイン、年間トータルでも11月(2,910台)と合わせて11,510台を販売し、僅か二ヶ月弱の販売期間でスバルの「プレオ」の年間販売台数並みとなっている。
今年も新型の軽自動車(現行の「ライフ」の後継車)の発表が予想される等今年もホンダの動向が気になるところだ。

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ホンダの「フィット」が三ヶ月連続で販売台数1位

昨年12月の自動車販売台数が発表になり、車名別ではホンダの「フィット」が22,573台(前年同月比269.4%)で三ヶ月連続でトップを取った。
「フィット」のこの台数は軽自動車を含めてもトップ。
2位はトヨタの「プリウス」で3位も同じトヨタの「アクア」、4位もトヨタの「カローラ」で5位が日産の「ノート」とここまでは三ヶ月連続で同じ順位だ。
この内4位まではハイブリッドが販売のメインになっている車で、やはり価格が多少高くなっても「エコ」(な気になれる)ハイブリッド車の人気は高いと言えよう。
6位以下で面白いのは8位に入ったホンダの「オデッセイ」で、フルモデルチェンジの効果で5,006台(前年同月比1,264.1%)も売れ、久々のトップ10入り。
初代が出た時に試乗したことがあるが、バンなのに運転間隔が乗用車そっくりで運転しやすかったという記憶があり、それもあって非常に人気が出て当時苦しかったホンダを救った車だ。
その後モデルチェンジを繰り返すもなかなか売れなかったが、今回コンセプトを少々変えて車高を上げ後部ドアをスライドドアにしたところ人気が回復したものか。
この売れ行きが新車効果だけではなく、今後もずっと続いてくれれば良いと思う。

年間販売台数(1-12月)では「フィット」が9月のフルモデルチェンジ後に巻き返して「ノート」を抜き今年前半の4位から一つ順位を上げて3位に入っている。
年間順位の5位までは
1.アクア   262,367台(98.4%)
2.プリウス  253,711台(79.9%)
3.フィット  181,414台(86.7%)
4.ノート   147,634台(173.0%)
5.カローラ  101,664台(126.4%)
となっている(年間10万台を超えたのはこの5車種だけ)。

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ホンダ、新型「フィットハイブリッド」のリコールを届け出

ホンダは12/20に国土交通省に新型「フィットハイブリッド」のリコールを届け出た。
リコールの内容は複数あるが、基本的にECU等の制御プログラムの不具合で、最悪走行不可能となるもの。
対策としては
1.エンジン制御ユニット(ECU)のプログラムを修正します。
2.トランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラムを修正します。
3.ハイドロスタティッククラッチアクチュエーター(HCA)のプログラムを修正します。
の3点で届出翌日の12/21からリコール開始となっている。
対象となる車両は7/14から12/3にかけて製造された中の合計36,100台で、車台番号は以下の通りとなっている。

GP5-1000012~GP5-1010632 10,378台
GP5-3000006~GP5-3026418 25,609台
GP5-5000003~GP5-5000102 100台
GP5-8000001~GP5-8000013 13台

対象となる車両の購入者には個別に連絡が行くことになっているが、気になる人は車検証で確認したほうが良いかも。

12月に発表予定となっているハイブリッドの4WD車が発表されていないのはこれが原因なのかな?

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「アコード プラグインハイブリッド」今日から一般向けリース販売開始

ホンダが今日12/20から「アコード プラグインハイブリッド(PHV)」の一般向けリース販売を開始する。
6月に「アコード ハイブリッド」と同時に発表された「アコードPHV」は今まで法人や官公庁向けにのみリース販売されていたが、今日からは一般でも購入可能となった。
単なるハイブリッドモデルと異なるのは搭載するリチウムイオン電池の容量で、バッテリーのみでのEV走行が最大37.6km可能で、近距離の移動ならほぼバッテリーだけで済ませることでガソリンの消費量を抑えることが出来る。
複合燃費は70.4km/L(JC08モード)だが、ハイブリッド走行時の燃費はバッテリが重たい分ハイブリッドより悪くなる筈。
ということは長距離メインの使い方なら通常のハイブリッドモデルのほうが向いているということになる。
外観上の違いは左のフロントフェンダーに給電口が付くことと、エンブレムが異なるくらいか。
価格はこれまでと同じ500万円(限定400台)。

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「フィット」が月間売り上げ台数V2を達成

今日12/5に自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した11月の車名別販売台数ランキングによると、ホンダの「フィット」が10月に続き販売台数トップとなり2ヶ月連続でのトップとなった。
「フィット」の販売台数は前年同月比で約2.8倍となる26,235台で、2位のトヨタ「プリウス」におよそ5,500台の差を付けた。
ホンダは11月2日に発売したばかりの「オデッセイ」も好調で前年同月比約10倍となる4,527台を販売。
6月に発売した「アコード」も2,099台を販売し、前年同月比は約15.6倍と今年発表した新型車が売り上げを伸ばしている。
ま、「オデッセイ」も「アコード」もそれまでが全然売れていなかったんだけどね(汗)。

一方軽自動車でもホンダの「N BOX」が19,513台を販売し、フルモデルチェンジしたばかりのダイハツ「タント」(19,246台)の追い上げをかろうじてかわして4ヶ月連続でトップとなっている。

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