米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスは地元でのタイガース戦。
右脇腹を故障中の大谷はこの日もスタメンに入ることなくベンチスタート。
替りというわけでは無かろうが”フレッチ”ことフレッチャーが久しぶりに七番二塁で先発出場。
このフレッチャーが0-4とリードされた七回に今季第1号の本塁打を放ち3点差に追い上げた。
ところが直後の八回にこの回から登板したJhonathan Díazが大炎上、なんと打者10人に対し7安打2四球で一死しか取れずに7失点で試合をぶち壊した。
僅差であれば好機に大谷の代打出場も可能性があったかもしれないが、この大量失点でその可能性も潰え、最後まで大谷の出番はなく11試合連続欠場となった。
それでも九回にこちらも久々の復帰となったJared Walshが今季第1号の本塁打を放って1点を返したが、2-11で大敗し数字上でも地区優勝の可能性が無くなった。
試合後のロッカールームでは大谷ロッカーが空になっていたそうで、今季中の出場は無くなる可能性が高まったかな?
タイガースというと7/27のデトロイトでのダブルヘッダーで第1試合に先発登板した大谷は自身メジャー初となる完封勝利(1安打)を挙げ、続く第2試合では2打席連続の本塁打を放ってチームの連勝に貢献した時の相手。
監督も主軸打者で今季限りで引退するMiguel Cabreraもインタビューで異口同音に「(三連戦が終わった)三日後にプレーを観たい」と答えているのが如何に大谷の実力を認めているかを物語っている。
だとしても故障個所が回復しない限りプレーするのは難しいから今季はもう出場は無理なのかな?
それでもベンチに入れていたのは万が一にでも出場の可能性があれば相手チームは警戒してくれるかも?という思惑でもあったのだろうか?(2016年の広島カープとの日本シリーズ第6戦での”見せ大谷”を思い出すな)