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角田裕毅がポイントを獲得!

自動車レースのF1はRound10のイギリスGPが行われ、HONDAパワーユニット勢ではScuderia AlphaTauri Hondaの角田裕毅が10位に入り貴重なポイントを獲得した。
レースはRed Bull Racing HondaのMax VERSTAPPENがポールポジションからスタートを決めてトップに立ったが、高速セクションのCopseコーナーでイン側からLewis HAMILTON(Mercedes)が左のフロントタイヤをVERSTAPPENの右リアタイヤに接触させ、VERSTAPPENのマシンはコントロールを失いコースアウトして高速でタイヤバリアに激突しリタイアを余儀なくされた。
バリアへの衝突時のGは51Gとも言われたが、幸いにもVERSTAPPENは自力でマシンから降りて歩くことが出来、生命にも問題は無いとのこと。
このインシデントではHAMILTONに10秒のペナルティが課せられたが、ちょっと甘いのでは無いだろうか?
大怪我をしなかったのは幸いだけど、これは幸運だっただけで、場合によっては重大な事故になった可能性もあるので、もっと厳しい処分(1レース以上の出場停止等)が科せられるべきではないだろうか?

このVERSTAPPENだけでなく、他のHONDAパワーユニット勢も角田を除き10位以内には入れずノーポイントに終わり、厳しい週末となってしまったのは残念。
チャンピオンシップポイントもドライバー/マニュファクチャラー共にMax VERSTAPPENとRed Bull Racing Hondaがトップのままだが、ポイント差が大きく縮まってしまった。

次戦は2週間後の8/1決勝のハンガリーGPとなる。
Red BullにもAlphaTauriにも挽回を期待したい。

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VERSTAPPENが史上初のスプリント予選を制す!

自動車レースのF1のRound10イギリスGPは日本時間で昨夜スターティンググリッドを決める”スプリント予選”が行われた。
Red Bull Racing HondaのMax VERSTAPPENは前日の予選セッションの結果2番グリッドからのスタートなったが、素晴らしいスタートを決めてトップに立つと、そのままフィニッシュし史上初のスプリント予選の勝者となった。
この結果、VERSTAPPENは4戦連続でのポールポジションを獲得するとともにチャンピオンシップポイント3をゲットした。
2-3番手はライバルのメルセデスの2台で、HONDA勢の他のドライバーはScuderia AlphaTauri HondaのPierre GASLYが12番手(他の選手にグリッド降格ペナルティが与えられたのでスターティンググリッドは11番となった)、同じく角田裕毅が16番手でフィニッシュ。
Red Bull Racing HondaのSergio PEREZは5週目の高速セクション(Beckettsコーナーの立ち上がり付近)でスピンしてコースオフ、辛くもウォールへのヒットは避けたがタイヤにフラットスポットが出来、その影響で残り1周でリタイヤ、決勝では最後尾からのスタートとなった。

それにしてもVERSTAPPENのスタートは素晴らしかった。
オンボード映像では、スタート直前には左フロントブレーキから炎が上がっているのが見えたんだけど、それをものともせず素晴らしいスタートを決めてAbbeyコーナーに入るまでに完全にHAMILTONの前に出ていた。
決勝で同じようなロケットスタートが決まればかなり有利にレースを進められそうな気がするな。

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VERSTAPPENが予選セッションで2番手タイムを記録!

自動車レースのF1のRound10イギリスGPはフリープラクティスと予選セッションが行われ、Red Bull Racing HondaのMax VERSTAPPENがトップと0.07秒差のタイムで2番手となった。
VERSTAPPENは日本時間で今夜のスプリント予選でフロントローからスターとなり、4戦連続のポールシッターを狙う。
他のHONDAパワーユニット勢はSergio PEREZが5番グリッド(4番手タイムを記録しながらもトラックリミット違反で取り消し)、Pierre GASLYが12番グリッド、角田裕毅は僅差でQ1を突破できず16番グリッドとなった。
セッション後のVERSTAPPENの談話では、警戒しているMercedesとの差が思ったよりも少ないので良い結果が期待できるとのことなので、期待して応援したいね。

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HONDAが表彰台を逃すも4台中3台が入賞

自動車レースのF1,イギリスGPが先週末に行われ、ホンダパワーユニット(PU)を搭載する4台の内、3台が入賞(10位以内)した。
前GPであるオーストリアGPでAston Martin Red Bull Racing(レッドブル)のマックス・フェルスタッペンが優勝し、その勢いをかって臨んだイギリスGP。
予選ではAston Martin Red Bull Racingの2台が4位と5位のポジションを獲得し、上位を狙える位置からのスタートとなった。
一方、TORO ROSSO HONDA(トロロッソ)の2台は9位と17位となったが、タイム差は大きく無く中団グループでの活躍が期待された。

決勝はメルセデスの2台が先行し、それをフェラーリ2台とレッドブル2台が追う展開。
アクシデントによるセーフティーカー(SC)の導入等もあり、各車が激しいバトルを展開し順位を入れ替えながらレースは終盤に入り、37週目のストウコーナーでフェルスタッペンがアウト側からフェラーリのベッテルをパスし3位にポジションを上げた。
その直後、ヴェール(VALE)の進入でフェルスタッペンのインを差そうとしたベッテルがブレーキングをミスしタイヤをロックさせフェルスタッペンのマシンに真後ろから追突。
2台ともバランスを崩してコースオフしたが、フェルスタッペンのマシンは縁石に乗って浮き上がるほどの衝撃を受けながらほぼ真横に滑る形でアウト側のエスケープゾーンに飛び出した。
幸いにもウォールへの接触も無く、2台はそのままコースに復帰したが、その間にルクレールとガスリーの2台が抜いていき、フェルスタッペンは6位にポジションダウン。
追突したベッテルはノーズを破損したためにピットインしたためフェルスタッペンは5位に上がるが、ガスリーたちに追いつくことも出来ず5位でフィニッシュ。
結果、ガスリーが自身最高位タイの4位、フェルスタッペンが5位、トロロッソのダニール・クビアトが9位でそれぞれ入賞、トロロッソのもう1台アレクサンダー・アルボンは12位となった。

フェルスタッペンはベッテルの追突が無ければ表彰台を狙えたのに勿体ないことになったが、ベッテルもこのことで10秒のペナルティを受けピットインもあって16位に沈んだのだからお互いに痛いアクシデントだったと言えよう。
ゴール後にフェルスタッペンのマシンにベッテルが駆け寄ってきて言葉を交わしていた(フェルスタッペンは謝罪を受けたと言っている)のが印象的だったな。

次は再来週(7/26-28)のドイツGP(ホッケンハイムリンク)となる、是非ともメルセデスの2台と良い戦いを見せて欲しいな。

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