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トヨタの「アイシス」が一部改良

トヨタの乗用タイプミニバン「アイシス」が4/6にも一部改良を受ける。
「アイシス」は比較的低い車高(1,640-1,670mm)のステーションワゴンタイプのボディに3列シートとスライドドアを設け、さらに助手席側のBピラーをスライドドアに組み込むことで広い開口部を実現した車種。
2004年にデビューして以来、一度もフルモデルチェンジを受けることも無く販売が続いている長寿モデルだ。
今回の一部改良では多少の燃費の向上(1.8LのFF車で15.2Km/Lから15.4Km/L)が図られているとのことで、大きな変更は無い。
昨今流行りの自動ブレーキ等の安全装備に関しても「トヨタセーフティセンスP/C」の搭載はされない。
もう結構前から車種廃止の噂が出ているにも関わらず今でも販売が続けられているものの、そこまでの費用はかけられないというトヨタの判断か。
車両価格は若干(2万円程度)のアップになると言う。

一部改良をするということは、この後もしばらくの間は販売を継続すると言うことなのだろうな。

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トヨタの「アイシス」がマイナーチェンジを予定?

トヨタの乗用タイプミニバン「アイシス」は2004年9月に発売されて既に11年以上が経った車種。
その代わりと言ってはなんだけどマイナーチェンジは過去に6度ほど行なっている。
マイナーチェンジの内容は外観や内装の変更や、燃費の向上(のためにエンジンをバルブマチック化したこともある)だったりするが、今までに一度もフルモデルチェンジをしていない。
フルモデルチェンジがあってもおかしく無い時期はとっくの昔に通り過ぎているのだけど、未だにそのような話は聞こえて来ない。
聞こえて来ないどころか、トヨタの中では車種整理の対象になっているとのことなので、生産終了が近いとも噂されている。
2016/1現在ではまだ販売しているが、以前にも記事にしたように現在は見込み生産から受注生産に移行していて、ある程度のオーダーがたまったところで生産されているような状態。

そんな「アイシス」がこの四月にマイナーチェンジを行うと言う話だ。
今度のマイナーチェンジでは燃費の向上(現在は1.8LのFFが15.2Km/L、同4WDが13.6Km/L、2Lが14.4Km/L)と、安全装備(トヨタセーフティセンスC)をオプションで用意するのがメインとのこと。
燃費に関しては四月から新しい燃費基準が適用されるので、それに合わせての実施とのこと。
本来だったら受注生産で少量販売の車にはコストのかかるマイナーチェンジは行いたくないんだろうけど、そうも言っていられないんだろうな。

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トヨタ「シエンタ」後継は7月発表か

トヨタの小型ミニバンで、一度は生産終了しながらもユーザーからの要望が多く生産と販売が再開されたという異例の経歴を持つ「シエンタ」は今年の7月にも新型の後継車種が発表されてそちらに切り替わる見込み。

このクラスの車種は実質的にこの「シエンタ」とホンダの「フリード」しか無く、3列シートの車が欲しいけれど2Lクラス(ノア/ヴォクシー、セレナ、ステップワゴン)では大きすぎると言う人にが選択肢があまり無かった。
現行の「シエンタ」が3列目シートが薄すぎて座り心地を考えるとあくまでも”緊急用”だったのに比べ、「フリード」は座面の厚みもあり大柄な人でなければそれほど苦痛も無く座っていられる。
実際比べてみても「シエンタ」は基本的に5人乗りで、緊急時には3列目を出して座ることも出来るよというのに比べ、「フリード」の3列目は快適に座っていられるので、3列目シートを使う機会が比較的多い人にとって「シエンタ」の3列目は”使えない”代物。
なのでどちらを選ぶかとなった場合には「フリード」を選ぶ人が多くなっていると思われる。
トヨタとしてもこのまま座して「フリード」の後塵を浴びているわけにはいかず、新型の開発を進めてもうじき発表するということだ。

新型は現行の「シエンタ」のみならず、乗用タイプの「ウィッシュ」や現在は完全受注生産に切り替わった「アイシス」の2車種も統合する形になる(同時か少し遅れて「アイシス」はモデル廃止)ということらしいので、サイズ的には若干大きくなりそうだ。
パワートレインは「アクア」に搭載する1.5LのTHSIIを搭載するとのことなので、燃費は現行モデル(FF:17.2Km/L、4WD:13.2Km/L)から大幅に改善されることが期待される。
車体の重量や高い車高を考えると「アクア」並の37.0Km/Lは無理としても、このクラスでは初の30.0Km/L超えをしてくるかも?
ただし、1.5LのTHSIIを積む「アクア」には4WDの設定が無いので、もしかするとFFのみということになるかもしれないのがちょっと不安。
というか、トヨタにはFF用をベースにした4WDハイブリッドが無いんだよなぁ、、、(後輪をモーターのみで駆動するエスティマの様なシステムならあるけど、コスト的にコンパクトカーには合わない)。

ライバルの「フリード」は今年の年末か来年にはフルモデルチェンジの予定で、パワートレインは現行と大きく変わり当初はハイブリッドの設定は無く、新開発の3気筒1Lターボエンジンになることが決まっている。
こちらはこちらで魅力的だなぁ。
※2015/05/12追記:「フリード」は当初「フィット」に搭載されている1.5L+モーターのi-DCDを搭載することになり、1Lターボは一年後を目処に搭載される可能性があることが判明している。

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「アイシス」は今年中にモデル廃止か?

トヨタの乗用タイプミニバン「アイシス」は発売から10年以上もモデルチェンジをせずに売られてきた。
それでも月間販売台数は1,000台前後売れていたが、1月の販売台数が前年同月比40%程の410台まで落ち込んだ。
これは同じ販売チャネル(トヨタ店)で新モデルの「エスクァイア」が販売されるようになった影響が大きいと思われる。
さらに追い討ちをかけるようにこれまでの見込み生産(通常の量産車はこの方式)から完全受注生産に切り替えられたということだ。
今年の夏にも登場すると言われている次期「シエンタ」はトヨタ店でも販売されることになるらしいから、「アイシス」の廃止も俄然真実味を帯びてきたと言える。
これまで何度かこのブログでも取り上げたが、今度こそ本当にモデル終了になるかも?

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トヨタの「アイシス」はやはり消えてしまうのだろうか

トヨタのアイシスに関して「モデルチェンジ無しで終わりか?」と以前の記事「トヨタの「アイシス」もモデルチェンジなしで終わりか?」で書いたところ、ここ1カ月以上その記事へのアクセスが多く、当ブログでの一番日記の記事となっている。
その記事でも書いたが現在国産車で乗用タイプのミニバン(全高が1700mm未満程度)はプレマシー、ラフェスタハイウェイスター(プレマシーのOEM)、エクシーガをはじめとして9車種しかない。
その中の一つがこの「アイシス」と言うわけだが、発売から10年以上も経過しても一度もフルモデルチェンジしていないのは国産車の中でも珍しい。
そのため「アイシス」のモデルチェンジに関心を持つ人が検索して読みに来てくれているのかも?

昨年10月に書いた「「アクア」ベースのミニバンは「シエンタ」後継となる?「アイシス」「ウィッシュ」も統合?」にもあるように1サイズも2サイズも小さい「シエンタ」と統合されるというのは疑問が残る。
プラットホームを「ウィッシュ」と一部共用しているようだが、そのままではハイブリッド化とかは難しいのかな?
それにもしハイブリッド化すると「プリウスα」のユーザーを食ってしまうことになるだろう。
やっぱりこのまま消えてしまうのだろうか?

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「アクア」ベースのミニバンは「シエンタ」後継となる?「アイシス」「ウィッシュ」も統合?

先々月頃からトヨタの人気車種である「アクア」をベースにしたミニバンが開発中であるという噂がある。
雑誌等では「アクア」のプラットホームとパワートレインを使って、小型のミニバンを開発中で、来年もしくは再来年には発売するのでは?と報じている。
トヨタのミニバンというと1BOXタイプでは今年の1月にフルモデルチェンジをした「ノア/ヴォクシー」及び昨日発売となった「エスクァイア」、少し大きめの「エスティマ」、さらに大きな「アルファード/ヴェルファイア」があり、乗用タイプとしては「シエンタ」と「ウィッシュ」「アイシス」がある。
今回開発中と噂されている「アクア」ベースのミニパンはサイズ的に「シエンタ」クラス(全長4,100mm、ホイールベース2,700mm)となりそうだで、全長はそれほど違わないがホイールベースが「アクア」の2,550mmに比べて3列シートの「シエンタ」のほうが150mmほど長いので、必然的にホイールベースは延長されることになると思われる。
また「シエンタ」の3列目シートは薄いうえ足元も狭くてお世辞にも快適とは言えず、エマージェンシーシートという感じなので、それを解消するために全長も100mm程度延ばされて4,200mm程度にするという話だ。
全高は「シエンタ(1.670-1,680mm)」よりも下げられ1,620mm程度とされる模様。
全長はライバルと目されるホンダの「フリード(4,215mm)」に近くなるので、シートレイアウトを上手く設計すれば3列目のシートも実用的になると思われる。
このサイズだと「フリード」もそうだが、3列目シートを出しておくと後部のラッゲージスペースはミニマムになるが、荷物を積む場合には3列目シートを収納しておけば結構荷物を積むことが可能と思われる。
使い勝手に関してはライバル車を研究しているだろうから、「フリード」を上回る使い易さを実現してくることは十分に考えられる。

パワートレインは「アクア」と同じハイブリッドシステムは当然として、1.5Lのガソリンエンジン搭載のモデルも設定されるという情報もあり、この場合は「ポルテ/スペイド」に搭載されている「1NZ-FE」もしくはその改良版である「1NZ-FKE(?)」が搭載されることになるか。
「1NZ-FKE(?)」は来年にも予定されている「ポルテ/スペイド」のマイナーチェンジ時に搭載されることが決まっているとのことなので、恐らくはこちらが搭載されるのではないだろうか。

この新型車の登場に伴って現行の「シエンタ」はモデル廃止となる見込みだが、さらに売れ行き不振な「ウィッシュ」及び「アイシス」もこの新型車に統合されるという話もあるらしい。
本当ならサイズ的にはかなりの”ダウンサイジング”ということになるが、さすがに「ウィッシュ」「アイシス」からの乗り換え需要には対応出来ないと思うけどなぁ、、、
元々「パッソセッテ/ブーンルミナス」の両プチバンが小さすぎるゆえの販売不振で一度は生産を終了した「シエンタ」を復活させたトヨタが、再度(「ウィッシュ」「アイシス」ユーザーにとっては)”小さすぎるミニバン”を提案するとは思い難いんだけどなぁ?

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トヨタの「アイシス」もモデルチェンジなしで終わりか?

トヨタの「アイシス」はデビューが2004年で、その後一度もフルモデルチェンジを受けずに間もなく10年にもなろうとしている。
現在国産で車高の低い3列シート車(車高が概ね1700mm未満)と言えば下記くらい。
トヨタ
・アイシス
・シエンタ
・ウィッシュ
・プリウスα
ホンダ
・オデッセイ
日産
・ラフェスタ ハイウェイスター(マツダのプレマシーのOEM)
マツダ
・プレマシー
・MPV
スバル
・エクシーガ
以上9車種。
このうちホンダの「オデッセイ」は昨年のフルモデルチェンジで車高が一気に150mmも高くなり、一部グレードでは1700mmを超えているので「車高が低い」とは言い難くなってしまった。
またリアドアが使い勝手の良いスライドドアなのは「ウィッシュ」「プリウスα」「エクシーガ」を除く6車種。
これら少ない車種の中でも長生きだった「アイシス」だが、どうもモデルチェンジ無しで販売終了となる可能性が高い。
「アイシス」の販売チャネルは「トヨタ店」で、トヨタの人気ミニバン「ノア」「ヴォクシー」の扱いが無かったが、もうじき「ノア」「ヴォクシー」の兄弟車として「エスクァイア」が発表され(発売は2015年初頭)る見込みで、それと入れ替わりに車種廃止となることが決まっているということだ。
しかもこの「エスクァイア」はハイブリッド専用車となると言う話もあり、実際に発売されれば売れ筋になると思われる。
現在トヨタ店で販売しているミニバンは「アイシス」の他は「エスティマ」と全チャネルで販売している「プリウスα」だけで、他のチャネルのような人気車種が無い。
そのための新車種投入なのだろうけど、「アイシス」を廃止するのは残念だ。
確かに売れ筋では無いとはいえ、もっと売れていない「アヴェンシス」もあるのに何故「アイシス」なのか?
発売から10年が経過し、累計販売台数も30万台前後になり、開発費もある程度の回収出来たと言うことなのだろうか?

「アイシス」は私も今の車に(新車ではなく中古で)買い換える時に検討した車で、もうちょっと燃費が良ければ買っていたかもしれない。
あのセンターピラーレス構造とスライドドアは便利そうで良かったんだけど、エンジンが1.8Lもしくは2Lで自動車税がそれまで乗っていたK12マーチより高くなるのと、先にも書いたように燃費があまり良くないのが決定的で、結局はフリードの4WDを買うことになった(1.5Lとはいえこちらも燃費は良くないけど、全長は短くて駐車場で楽そうだったし、その割には天井が高くて荷物が積めそうに思えた)。
プリウスと同じTHSIIを搭載して燃費を良くすれば使い物にならない3列目シートを載せている「プリウスα」より売れるようになる気がするね。

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