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ホンダ「オデッセイ」をフルモデルチェンジして発売

ホンダは乗用タイプミニバン「オデッセイ」をフルモデルチェンジして今日11月1日に発売した。

今度のモデルチェンジで初代から続いていた低車高を改め車体高を前モデルより150mmも高い1695mmにし、後部ドアもヒンジタイプから両サイドともスライドドアとする等大胆な変更を受けている。
これは上位のミニバンであった「エリシオン」との車種統一ということもあるが、市場のニーズが乗用タイプのミニバンよりもボックスタイプのミニバンに移っているためということか。
車高は150mmも上がっているが、床を低くしたりエンジンマウントの改良で搭載位置を下げる等した結果、重心位置の上昇は僅か20mmに抑えられているとのこと。
つまり高い車体でもコーナーリング時の安定性は損なわれておらず、走行性能に関しては乗用タイプにひけはとらないということらしい。

また今までのモデルではエマージェンシーシート的な位置づけだった3列目シートも幅を広く取ることで3人掛けを可能とし、2列目シートとの間隔を広くしたために大人が普通に座れるようになっているとのこと。
その3列目シートはステップワゴンと同様に床下に格納することが可能になり、その場合は荷室を広く使えるようになっている。

2列目シートは左右独立のキャプテンシート(プレミアムクレードルシート)と3人掛けのベンチシートタイプが用意され、乗車定員はキャプテンシートが7人、ベンチシートが8人となっている。
キャプテンシートは3列目シートを床下に格納した状態では後方に大きくスライドさせることが可能で、リクライニングも大きくゆったりとした姿勢で座れるような贅沢なシートとなっている。
そのためか7人乗り仕様のほうが12.9万円~20.4万円ほど高い価格設定がされている(グレードにより異なる)。

初動の予約は4,500台とのことで、その9割は走りを重視した「アブソルート」とのこと。

乗用車販売が不振で危機的状況だったホンダを救った初代「オデッセイ」のようなヒット車になってくれることを期待したい。

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ホンダ「N-WGN(エヌワゴン)」は「ライフ」の後継車ではなかった。

先だって事前に公開されたホンダの新型軽自動車「N-WGN」は売れ行き不振の「ライフ」の後継車と以前の記事に書いた。
ところが「N-WGN」発売後も「ライフ」は継続して販売され、来年(2014年)にはフルモデルチェンジをするということだ(ただし売れていない「ゼスト」は絶版になる見込み)。
つまり「N-WGN」は「ライフ」の後継車では無く、Nシリーズに加わる新しいラインアップと言うことらしい。
その「ライフ」は先月の販売台数は1,218台と今年に入って販売が低迷しているが、これはモデル末期ということも理由の一つだろう。
確かに現行の「ライフ」は他社の軽自動車と比較しても売れた印象は無いが、それでも一定の需要が見込めるとの判断でモデルを継続することにしたのかな?
「N-WGN」と「ライフ」は車高や価格帯をはじめとして異なるタイプのカテゴリーと言うことで共存が可能との判断なのだろう。
絶版となる「ゼスト」に関しては「N-WGN」のカスタムで代替するということかな?

販売台数を調べに「全国軽自動車協会連合」の統計ページを見に行ったら、「ライフ(及びゼスト)」がスバル車の一覧の中に入っていて見つけるのに手間取ってしまった(笑)。
さらにマツダの「キャロル」がホンダの一覧に入っている。
なんで?と思ってHTMLのソースを見るとメーカー名のテーブルデータが

ホンダ


のような形で入っているのだが、これを入れる行を間違っているようだ。
8月分は正しくなっているので、9月のファイルを作る時に間違って挿入してしまったのかな?

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ホンダ、新型ハイトワゴンの「N-WGN」を先行公開

ホンダが11/20からの東京モーターショーで発表し、11/22に発売する予定の新型軽自動車「N-WGN」及び「N-WGN カスタム」のデザインや内装をWEB上で先行公開している。
この「N-WGN」はホンダの軽自動車「Nシリーズ」の第三弾にあたる車種となる。

外観は軽自動車でも人気のジャンルのハイト系ワゴンで、スズキの「ワゴンR」やダイハツの「ムーヴ」に対抗するモデルということになる。
現在軽自動車で最も売れているのは同じホンダの超ハイト系ワゴンの「N-BOX(N-BOX+を含む、以下同じ)」で、もう一つの「Nシリーズ」の「N-ONE」はちょっと高級感のある「プレミアム」クラスと位置付けられ、それなりに販売台数は多いがやはりメインとなるハイト系ワゴンが必要ということなのだろう(「ライフ」ではちょっと背が低すぎて「ワゴンR」等の対抗にはなれなかった)。
軽自動車販売でトップを競っているスズキとダイハツにはハイト系と超ハイト系の車種があって両方とも売れているので、ホンダもそれを狙っているんだろう。
実際超ハイト系ワゴンでは背が高すぎると感じるユーザーに丁度良い車種が無かったわけで、そういうユーザーを取り込むには良い展開だと思う。

この時期にデザインを先行公開したのは正式発表前にユーザーを繋ぎとめようとする意図があってのことだろうな。
果たしてその思惑通りに売れ続けてくれる車種になってくれるだろうか?

個人的には外観は「N-WGN カスタム」よりも「N-WGN」のほうが好みだけど、内装や装備は「N-WGN カスタム」のほうが良さそうに思えるな。

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新型「アクセラ」は明日から予約受付開始

マツダは「アクセラ」を4年ぶりにフルモデルチェンジし、明日(10/10)から予約を受け付けると発表した(発売はディーゼルエンジン車を除き11/21の予定)。
車種構成は現行モデルと同じくハッチバックの「Sport」とトランクルームを持つ「Sedan」。
今回のフルモデルチェンジで今までのガソリンエンジンとディーゼルエンジンに加えて、トヨタから技術供与を受けて新開発したハイブリッドシステムを搭載したモデルも加わっている(セダンのみ)。
トヨタのハイブリッドシステム(THSII)とマツダのスカイアクティブ技術を組み合わせたハイブリッドの燃費は同じ2Lエンジンのハイブリッドであるホンダのアコードハイブリッドを上回る30.8Km/Lを達成。
その他のエンジンはガソリンが1.5Lと2L(Sportのみ)、Sportのみに設定されたディーゼルが2.2Lの合計3種類のエンジンが用意され、燃費は1.5LのFFが19.0~19.6Km/L、2LのFFが19.0Km/L(オプション設定によっては18.4Km/L)、4WD車とディーゼルの燃費は現時点では未定となっている。
価格は最も安価な15CのSport及びSedanの1,711,500円からディーゼル(XD)のSportの2,982,000円までと幅広い価格帯となっており、注目のハイブリッドは2,373,000円(HYBRID-C)からとなっている。

今回のモデルチェンジで幅が広くなり(現行クラウンの1800mmに迫る1795mm)、それに伴い最小回転半径も5.1mから5.4mに拡大しているので、狭い道での取り回しが悪化していると思われる。
この車に限らないがモデルチェンジの度にサイズ(特に幅)が大きくなるのはどうにかならないものだろうか?

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「フィット」は売れたねぇ

9月の自動車販売台数の速報値が発表された(登録車、軽自動車とも)。
それによると9月に最も売れた車種は登録車がトヨタの「アクア」で、軽自動車はホンダの「N BOX(N BOX+を含む)」。
登録車の2位以下は
「プリウス(プリウスα及びプリウスプラグインハイブリッド含む)」
「フィット(ハイブリッド及びフィットシャトル・フィットシャトルハイブリッドを含む)」
「ノート」
「セレナワゴン」
「カローラ(フィールダー、ハイブリッド等を含む)」
「ステップワゴン」
「フリード(スパイク及びそれぞれのハイブリッドを含む)」
「ヴィッツ」
「インプレッサ(XV及びVXハイブリッドを含む)」
となっている。
相変わらず「アクア」は売れ続けているが、9/6に発売されたホンダの「フィット」は期待通りに売れているようで、車種別ランキングで8月の6位から3位にランクアップしている。
「フィット」は昨年の8月から今年の8月まで13ヶ月連続で対前年比100%を切っていて、月によっては前年度比で50%未満となることもあり、特に昨年10月から今年の1月にかけては月間販売台数が1万台を割り込むほどの不振だったが、9月は新車効果もあり対前年比で155%となる19,388台を販売している。
販売会社もほっと一息と言ったところだろう。
発売10日後までの受注台数が4万台を超えたと発表されているが9月の販売台数が2万台に少々届かないので、受注残が2万台以上あることになり、今月も少なくとも同じ位は販売されることになりそう(生産能力の問題もあるけど、少なくとも販売日数が少ない9月より少なくなることは無いだろう)。

一方の軽自動車は「N BOX」が相変わらず好調で、8月に続いて販売台数トップとなった。
登録車1位の「アクア」には及ばなかったが、登録車2位の「プリウス」を上回り全体の2位にあたる23,723台を販売している。
昨年のように4~8月及び10~12月の合計8回もトップとなったようなことはなく、今年に入ってからの月間トップは4回目だが、それでも3位以下に落ちたことが無く、1月からのトータル販売台数もトップとなっている。
月間販売台数の順位は1-1-2-2-2-2-2-1-1となっていて、2位になった月のトップは3月が「ワゴンR」だった以外は「ムーヴ(ラテ・コンテ等派生車を含む)」となっている。
この分だと昨年は僅差(1位の「ミラ」との差は約7千台)で逃した年間販売台数のトップも狙えそうだな(4~3月の年度での集計では昨年度もトップだった)。

余談だけど、日産の「セレナ」の表記が9月から「セレナワゴン」に変わっている。
一体どんな理由で変わったんだろう?特にモデルチェンジしたとか商用タイプ(バン)が追加になったとかというわけでも無さそうなんだけど???

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ダイハツ「タント」新型発売

ダイハツから超ハイトワゴンの「タント」がモデルチェンジして発売された。
「タント」は今回のフルモデルチェンジで3代目となる。

ライバルのスズキから「パレット(現在はスペーシアにモデル変更)」が発売された際には超ハイトワゴンとしての売り上げトップを死守したが、ホンダから「N BOX」が発売されてからはトップの座を譲り渡していた。
今回のモデルチェンジで巻き返しはなるのだろうか?

個人的には「N BOX」には多少使いにくい点があったので、買うなら「タント」のほうが良いなと思っている。

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Yahoo!で「エヌワゴン」を検索すると・・・

ここ数日「エヌワゴン」で検索してくるアクセスが多いなぁ、と思っていたら、なんとYahoo!での検索結果の中で個人のブログでは一番上に出てきていた(10/01現在)。
他のキーワード(「N-WGN」とか「エヌ ワゴン」「エヌ・ワゴン」等)では試していないが、ちょっと意外だったなぁ。

この新しい軽自動車である「エヌワゴン」がどんな車として登場してくるのかは楽しみだね!

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FIT3が走り出してきた

9/5に発表された新型「フィット(FIT3)」は発売後10日までで4万台を受注するほど好調な売れ行き。
札幌でも納車が始まったようで、先週末の土日で2回ほど走行中のFIT3を見かけた。
9/23の祝日にも見かけたが、その車のドアには試乗車であることを示すステッカーが貼られていたので、実際に購入された車両では無い。
先週末に見かけた車にはそのようなものは無かったので実際に購入された車と思われる。
今後納車が進むと沢山見ることが出来るようになるんだろうな。

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「エヌワゴン」ねぇ、、、

ホンダがこの秋に発売する新型軽自動車の車名を「N-WGN(エヌ・ワゴン)」とするようだ。
既にホンダのサイトで発売予告がされている。
この新型車はハイト系ワゴンであることは以前から予想されており、現行である「ライフ」の後継車とされている。
つまりこの「N-WGN」の発売で歴史のある「ライフ」の車名が再び消えることになりそうだ。
私の実家では初代の「ライフ」を中古で購入して主に父がセカンドカーとして乗っていたこともあり少々寂しい気分ではあるが、ホンダの軽自動車は「エヌ」シリーズとなっているので仕方が無いのかも。
「N-BOX」「N-BOX+」「N-ONE」と続いたホンダの新型軽自動車はどれもヒット車となっており、これに新しく「N-WGN」が加わることによってさらにホンダのシェアが増えることも予想されるが、他社(ダイハツ、スズキ、日産、三菱)も魅力のある軽自動車を今年になって続々発売しているので、どうなるか非常に興味深い。

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新型「フィット」は明日9/5発表予定

ホンダの新型「フィット」の発表は明日9/5の予定。
すでにTVCM等でもその姿を見ることは出来るが、新型車を事前にこんなにメディアに露出させるところにホンダの本気を感じさせる。
ハイブリッドの燃費が量産車最高となる36.4Km/Lであることは既に発表済みだが、ガソリンエンジン車も1.3Lの2WDで26.0Km/Lになるので、トータルコストでは1.3Lエンジン搭載のグレードも魅力的だ。
個人的にはハイブリッドに搭載されるi-DCDがどんなものなのか試してみたいと思っている。
また、来年にも実施されると思われる「フリード」のフルモデルチェンジで、「フリードハイブリッド」にもこのi-DCDが搭載されないかな?とも思っているが、実際のところどうなんだろう?
ガソリンエンジン車にもこのi-DCDが載せられれば面白いと思うんだけど、ハイブリッド専用にモーター内蔵となっているので難しいか。

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