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水星の東方最大離角

昨日6/24は水星が東方最大離角となった。
太陽から最も離れるタイミングなので、晴れていれば日没後の西の空に見えた筈なんだけど、残念ながら昨夕は西の空は雲に覆われていて全く見ることは出来なかった。
とはいえ、数日間は比較的見やすい場所に見える筈。
今後数日間は西の空の雲の状態に注意だな。

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火星で高濃度のメタンを検出

NASAの火星探査車「キュリオシティ」がこれまでで最高の濃度のメタンガスを検出したと報じられた。
報道によれば今回検出したメタンガスの濃度は21ppb(10億分の21)で、ごく微量とも言えるがこれまでの最高濃度の3倍とのこと。
メタンガスは火星の大気中では長持ちしないので、今回検出されたものは最近になって放出されたものと思われる。
火山活動で生成されたものかもしれないし、過去に作られて地中に溜まっていたのが地殻のヒビから出て来たものかもしれないし、生物由来のものでない可能性もまだまだ高いので、火星に生物がいるという証拠にはならない。
NASAは6/24(現地時間)に追加の情報の公開を行う予定だというので、そこでどんな情報が公開されるか興味深いな。

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昨夕の水星と火星

昨日の札幌は日没前から西の空の雲が切れ始め、日没後には大きな雲が殆ど無くなっていた。
五日ほど前の6/18には水星と火星が角度にして0.3度まで接近していたが、生憎とその頃から天気が悪くて見ることは出来ていなかった。
それが昨夕になって久々に雲が無くなったうえ、東方最大離角が近いので水星を撮ってみようとカメラをセットした。
日没直後は空が明るくて見えなかったが、日没後1時間も経つと西の空が結構暗くなったので試し撮りをしてみると、比較的明るい星が写ったのでカメラの向きを変えて撮ってみた。
その内の何枚かに明るい星と、やや暗くて赤い星が写っていて、下がその中の1枚。
真ん中が水星で右下のが火星。
200mm程度(35㎜換算で320mm程度)の焦点距離で撮ったので画角は狭いが、それでも両惑星が写ってくれた。
左下は手稲山頂上の送信所のアンテナ群。

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西の空の雲が切れてきている

札幌は日の入(今日の日没は19:18)が近くなってきて、段々と太陽が低くなってきた。
しかも西の空の雲が切れてきているので、日没後に西の空に浮かんでいる筈の水星と火星が見えるかもしれない。
水星は明日6/24に東方最大離隔となるので今が最も観測しやすい時期。
この後、なんとか雲が無くなってくれるのを期待かな。

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水星は見えなかった・・・

一昨日(6/18)に火星と水星が日没後の西の空で大接近したんだけど、その日は全天が雲に覆われていて空を見上げるだけ無駄だった。
それに比べて昨夜は雲が少なかったので帰宅後にベランダから撮ろうと思って用意したのだけれど、空が明るくて肉眼では観ることは出来なかった。
それでも何枚か撮っては見たものの、やはり星は一つも写っていなかった。
少なかったとはいえ、ちょうど見える筈の方角の低空にはいくつもの雲の塊があったので、それに隠れていたか山の稜線の陰に沈んでいたかのどちらかだろうなぁ、、、
今夜も早い時間帯は晴れという予報なので少しは期待できるかな?

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水星と火星の大接近

今日6/18は水星と火星が大接近をする。
最も近付く時で角度にして0.3度しか離れていない二つの惑星が観られることになる。
水星は六日後の6/24に東方最大離角を迎えるので観測条件としては悪くは無いんだけど、それでも高度が低いので開けた場所でないと見つけ難いかも。
札幌では20時頃に西北西の方角で高度8-9度ほどの辺りに0.2等級の水星と1.8等級の火星が並んで見える筈・・・なんだけど、西の方は厚い雲に覆われていてこのままだと観られそうにないなぁ(汗)。

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昨夜は月と木星が接近していた・・・筈なんだけど

6/16の夜には月と6/11に衝になった木星がかなり接近して見える・・・筈だったんだけど、札幌は一晩中雨が降るか、やんでいても雲が空を覆っていて観ることは適わなかった。
木星は一日でそれほど動かないけど、月は約12度程度は移動してしまうので今夜は晴れても近くには見えない。
次回の接近は7/13-14にかけての夜ということなので、晴れれば月と木星の競演が観れそうだ。

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「はやぶさ2」の2回目の着陸は27日頃!

JAXAの記者会見で「はやぶさ2」の2回目の着陸運用(PPTD2)を6月の27日頃に行う予定と発表された。
細かいことはまだだが、おおよその日程が発表されたことで実現の可能性が高まった。
今度は人工クレーター至近に降りるので、上手くすればこれまで「リュウグウ」の地中にあった岩石がサンプルとして採取される可能性がある(というかそれが目的)。
今後の詳細日程の発表が待たれるな。

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「はやぶさ2」の今回の運用は成功!

小惑星「リュウグウ」に向けて降下していた探査機「はやぶさ2」は予定通りに降下を終わらせ、先ほどホームポジションに向かう軌道に乗ったと発表された。
これにより今回の運用「PPTD-TM1B」は成功と宣言された。
良かった良かった。
以下はそのことをツイートした内容。
引用—ここから
”【PPTD-TM1B】6月13日、11:41 (JST)、小惑星離脱の加速が行われ、探査機はホームポジションに向かう軌道に乗りました。今回の運用は成功です。津田プロマネから成功宣言があり、管制室内に拍手が起こりました。”
引用—ここまで。

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「はやぶさ2」が上昇を開始

小惑星「リュウグウ」に向けて降下中だった探査機「はやぶさ2」は11:07に上昇に転じたと発表された。
現在は30cm/Secの速度で上昇中とのこと。
これから降下中やホバリング中に撮影した画像がダウンロードされ、それらを解析して2回目の着陸の可否の判断や着陸地点の選定が行われることになっている。
きちんと降りられる場所が見つかると良いな。

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