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Winmail.datって?

電子メールを使っているユーザーから
「取引先から添付ファイル付きのメールを送って貰ったんだけど、エクセルのファイルのはずが”Winmail.dat”という名前になっていて開けないんだよね。」
「これってWindowsを使っていないと開けないの?なんとか開く方法は無いかね?」
という問い合わせが来た。
ちなみにこのユーザーが使っているOSはWindowsXP(笑)だけど、メーラはちょっとマイナーなEdmaxなので、あまり一般的ではない。

件のファイルは調べてみるとMicrosoftのOutlookが送信する際のフォーマットが独自形式であるために作成されるファイルらしい。
そのためOutlook以外で受信すると本来の添付ファイルではなく、この名前のファイルが添付されているように見えるらしい。
ところが同じMicrosoft製のメーラであるOutlook ExpressやWindowsMailではこのファイルを無視するらしいので、添付ファイルがあったことすら受信側では判らないらしい。
さすがMS製といったところか(嘲笑)。
で、この「Winmail.dat」をどうやって開くかということだけど、ちょっと探したら「Winmail Opener」というソフトが見つかった。
このソフト名で検索するか、直接ダウンロードサイト(http://www.eolsoft.com/freeware/winmail_opener/)に行って「Download」のリンク先からダウンロードしてきてインストールすれば開けるようになる。
使い方は簡単で起動した「Winmail opener」にWinmail.datファイルを放り込めば読める形で表示されるし、添付ファイルも本来の形式に変換されて添付されているので、そこから任意の場所に保存しなおせばOK。

つーか、送信者がOutlook以外のメーラを使っていれば問題無いんだけどね。

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もっと早くに言ってよね!

週末の夕方になって現場から「プリンタの調子が悪いのでなんとかならないか?」との依頼が来た。
しかも「土日の忙しい時に故障すると困るので早めに言っておきます。」と仰る。
をいをい、金曜日の夕方に業者手配が必要なことを言われてもすぐには対応出来ないよ。
しかも「一ヶ月くらい前から調子悪かったけど、忙しくてそのままだったんですよ」とは恐れ入る。
週の初めにでも言っておいてくれれば余裕を持って週末までに対応できるのにねぇー。

結局週末の間は騙し騙し使って、業者修理の決済を月曜にとることになった。
結果、修理は月曜以降に手配することになったけど、それで困るのは現場の人間なんだよなぁ。
依頼が遅くなると困るのは自分達だってことを早く覚えて欲しいよ。

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三日先のファイル

Windows95のクライアントがファイルサーバ上に作成したファイルの更新時刻が72時間先になるという奇妙な現象が発生している。
Windows95のDOS窓で動作しているプログラムがsambaサーバが開放しているディレクトリ上にファイルを開き、データを書き込んだ後にファイルを閉じると何故か更新日時がちょうど三日後になってしまう。
単にファイルを開いて閉じるだけなら更新日時は狂わないのだが、開いたファイルになんらかのデータを書き込んで閉じると更新日時が狂ってしまっていることが判明した。
最初に疑ったのはクライアントPCのシステム時刻の狂いだが、これはほぼ正しい時刻を示していた(「ほぼ」というのはntpでの同期を行っていないので数十秒程度の狂いがあったため)。
次にsambaの設定かとも思ったが、問題のファイルを他のPCのエディターで開いて上書き保存をすると更新日時は正しい日時になるので、samba絡みとも思えずクライアント側のプログラムになんらかの問題がある可能性が高い。

プログラムはC言語で書かれているもので、ファイルへのアクセスは
fopen()でファイルを開いて
fprintf()でデータを書き込み
fclose()でファイルを閉じているという一見なんでもない処理をしているだけだ。
データの書き込みを行っていない場合(fopen()→floce()のみをコールし、ファイルサイズが0バイトの場合)は狂いが生じていないので、fprintf()をコールした際におかしな挙動を示していると思われる。
でもこれだけで日時が72時間も狂うことなんかあるのだろうか?
別に下の階で大きなブラウン管TVの電源が入っているわけでもないし、そもそもそれだと過去に行ってしまう筈(爆)。
うーん、不思議だ・・・・・

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WindowsエクスプローラーでFTPサーバに接続した時の日本語ファイル名が化ける件

昨日書いた記事「Windowsからftpサーバへの接続メモ」の続きだけど、WindowsエクスプローラーでFTPサーバへの接続は可能になったけど、日本語のファイル/ディレクトリ名が文字化けしてしまって読めない件はFTPサーバーをvsftpdからProFTPdに切り替えることで解決できそうな気配。
早速現時点での最新ソース「proftpd-1.3.4rc3.tar.gz」を落としてきてコンパイルしてインストールしたが、デフォルトでは文字コード変換のモジュールが無いのでproftpd.confに文字コードの設定を書いてもエラーになってしまい(←当たり前)文字化けは直らない。
で、その文字コード変換のモジュールを探しているのだが、1.3.0用のパッチ(proftpd-1.3.0-iconv.patch.gz)が置いてあるサイトに接続できずダウンロードが出来ない。
うーん、どっかにミラーされていないのかなぁ?

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Windowsからftpサーバへの接続メモ

先日から「(Windows標準の)エクスプローラーから簡単にファイルサーバにアクセスしたい。」という要望を実現すべくいろいろ試行錯誤していたのでその時のメモ。

WindowsXP以降のOSには標準でftpクライアントが実装されたので、それを使ってftpサーバに接続してファイルのアップロードやダウンロードが出来るようになった。
エクスプローラーのアドレスバーに「ftp://(サーバのアドレス)/」と入れればanonymous(匿名)ユーザーでのアクセスを許可しているサーバならログイン可能だ。
接続できない場合はanonymousログインを許可していないかサーバ側の設定が間違っていることになる。

今回使用したサーバはvsftpdを利用していたので、以下はvsftpd用の設定メモ。
anonymousユーザーのホームディレクトリ(ftp rootになる)はデフォルトで/var/ftp/なので、これを他のディレクトリにしたければ/etc/passwdファイル中のftpユーザーのエントリを書き換えてvsftpdを再起動すれば良い(kill -HUP 1を実行する必要もあるか)。
ここで気をつけなくてはならないのは、ホームディレクトリに一般ユーザーの書き込み許可があるとvsftpdはログインを許可しないので、エクスプローラーからの接続が出来ない。
Linuxから接続しようとすると、
500 OOPS: vsftpd: refusing to run with writable anonymous root
のエラーメッセージが出て接続が拒否される。
なので、ホームディレクトリのパーミッションは755もしくは775にして置く必要があり、ファイルのアップロードを許可するには書き込み可能なサブディレクトリを作成しておく必要がある。
当初はこのことに気付かず実際にアクセスさせたいディレクトリをホームディレクトリに変更したところログインできなくなって焦った(というか変更は出来ないものかと思った)。

なお、接続時にユーザー名を指定して接続する場合にはその必要は無い。
接続時にユーザー名を指定するにはアドレスバーに「ftp://ユーザー名@サーバーのアドレス」と入力し、パスワード入力を促すダイアログボックスが表示されるので、そこでパスワードを入力すれば(そしてパスワードが正しければ)サーバへ接続できる。
下はパスワード入力のダイアログボックス。

ftp接続時のダイアログボックス

ftp接続時のダイアログボックス。


2回目以降も同じユーザー名とパスワードで接続するなら下の「パスワードを保存する」にチェックを入れておけば入力の手間が省ける。

とりあえずここまでやって目的のサーバーに接続できるようにはなった。
今現在少々悩んでいるのがファイル名の文字コードで、sambaユーザーがアップロードした日本語ファイル名がことごとく文字化けして全く意味不明だということ。
読めないだけならまだしも、フォルダ名が日本語の場合にフォルダの中は見れてもファイルを開こうとするとアクセス出来ないのは困る。
この文字コードを統一したいのだけれど、まだそこまでは調べが付いていないので現在も調査中。
まぁ、sambaとftpを別個に運用することも出来るので、どうしても無理なら諦めることにしよう。

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忘れていたのでメモ(Linuxのログイン方法の変更)

現場のサーバが不調になり再起動してもネットワークに繋がらなくなったので現場でサーバを起動したところグラフィカルログイン画面でキーボードもマウスも効かなくなっていてログインすら出来なかった。
持ち帰って起動してファイルシステムのチェックを行ったところ無事にログインできるようになったが、グラフィカルログインはなにかと面倒(マウスが無いと操作しにくいし)なのでテキストログインに変更した(Xを使いたければログイン後にXを起動すれば良いだけだし)。
切り替え方法を忘れていたのでここにメモしておく。
直すのは/etc/inittabファイルのみ、修正箇所は「id:5:initdefault:」の”5″を”3″にするだけ。
滅多にやらない作業だからつい忘れてしまうんだよねぇ(汗)。

つーか今後作るサーバは最初からテキストログインにしておくことにしよう。

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出てくる出てくる

他部署で使っていて回収したキーボードを掃除していたらかなりの量のゴミが出てきた。
定番のゼムクリップが3個、ホチキスのアルミワイヤーが数本、その他コピー用紙の切れ端が多数と大量の埃。
あとは少量の消しゴムの消しカス。
使っていた期間がそれほど長くないのかそれともキー入力の頻度が低かったのかキートップ自体はそれほど汚れてはいないので、内部のゴミを掃除したらかなり見栄えは良くなった。
昨年購入したPCに付属してきたキーボードが一部の部署で不評で、予備として使える古いキーボードが必要なのでこのきれいになったキーボードはそっちに廻そう。

自分で使うPCのキーボードをその不評のキーボードに交換してみたら、キーボード面の角度やキーストロークが小さいのでかなり違和感があって叩き難い。
キーストロークが浅いのはノートと同様なのでまだ我慢出来るけど、角度が小さいのは手首の角度が変わるのでちょっと辛いものがある。
でもこれって慣れだよなぁ、、、、、、
とはいえ、実際に使っている人たちからは入力ミスが格段に増えて仕事に支障があると言われれば単に「慣れてください」では済まされないものなぁ(汗)。
さて、使いやすそうなキーボードを探すか・・・・・・・

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1月も終わりだ

気付いたら2012年も1/12が終わろうとしている。
今月は正月からの出勤や東京出張があったのでその準備と出張後の対応等で妙に忙しかった気がする。
明日からの2月は今月ほど予定が立て込んでいないので代休も取れ、少しは落ち着いてくると思う(いや、思いたい)。
ただ繁忙期でもあるので、思いもかけぬことが起きないとも限らないが、余程のことが起きない限りなんとかなるだろう(笑)。

そう言えば来週は「さっぽろ雪まつり」ではないか。
開催前に作りかけの雪像でも見てくるかな?
昨日会場脇を通りかかった時には市民雪像はまだ四角い雪の塊ばかりだったように見えたなぁ。
今週末にはかなり形になってくるとは思うけどね。

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久々にLBP-740を開けた

先週末に「プリンタの印刷が薄くて見えない」との連絡があり、今日になって正式に依頼が来たので早速現場に行って状況を見てきた。
先週中にFAXで送って貰った印字サンプルを見た限りでは印字の一部が抜けるようにも見えていたのだが、実際に印字されたものを見ると一部が非常に薄くなっていて見えなくなっていた。
なので原因はレーザーユニットのミラーの汚れでほぼ間違い無いと思われた。
そこで久しぶりにLBP-740のレーザーユニットの内部の清掃を行った。
最初にトナーを取り出しておき、まずはビスを4本(トナー格納部のカバーを開けたところに2本と後部カバーの中に2本)外してトップカバーを外して(その際に正面から見て左側に操作パネルからのケーブルがあるので、それのコネクタも抜いておく)、レーザーユニットに繋がるケーブル4本(内1本はフィルムケーブル)を抜き固定用の黒いビス4本を外せばレーザーユニットを取り出せる。

操作パネルのケーブル

正面向かって左手前に繋がっているこの操作パネルへのケーブルを抜く。


レーザーユニットの基盤

レーザーユニットの基盤。赤線で囲ったケーブルを抜く。


レーザーユニットへ伸びるケーブル

正面から見て左側にあるケーブルでレーザーユニットにつながっているので、赤線で囲ったコネクタを抜く。


LBP740の内部

レーザーユニットを外した状態のLBP740の内部。下が正面側。


レーザーユニットの上を横断するケーブルの片端を基盤から抜きケーブル止めからケーブルを外してから金属製の蓋を固定しているビスを外せばレーザーユニットの内部にアクセスできる。
レーザーユニット内部

レーザーユニットの蓋を外して上から見たところ。上が正面側。


レーザー発振部近くにあるシャッター(上の写真で白丸で囲った部分に入っているプラスティックの板状のパーツ)を取り出しておき、内部のミラーとレンズの表面を綺麗に拭けば清掃は終わり。
レーザーシャッター

レーザーシャッター部分。手前側に見える円筒形のものが発振機。


後は分解と反対の手順で組み立てて設置場所に戻して印字テストをしたところ綺麗に印字されるようになった。

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IE9が原因か?

デスクトップにアクセスできなくなるというトラブルを抱えたPCが送り返されてきた。
こちらでチェックを始めた際には中々症状が出なかったが、IE9の起動と終了を何度も繰り返すと言われていた現象が発生した。
IE9の不具合を疑ってアップデートをしてみたが、アップデート後も症状は改善されないのでIE9の問題では無いとも思えた。
ところがデスクトップにアクセス出来ない症状になった時にタスクマネージャで動いているプロセスを見てみると「iexplore.exe」が複数あり、IE9を全て終了させてもそのまま残っている。
その残ったプロセスを終了させるとデスクトップへのアクセスが可能になった。
つまり一度起動されたIE9がなんらかの原因で幽霊のように残ってしまい、それが影響してデスクトップへのアクセスを阻害していたと思われる。
そのため一度IE9をアンインストールしてIE8で試そうとして「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」→「Windowsの機能」からIE9を削除したらブラウザが無くなってしまったorz。
最初はどうしようかと思ったが、IE9を入れる前に作成されていた復元ポイントを使ってシステムの復元を行うことでIE8が復活し事なきを得た。
復活したIE8では問題の現象は今のところ発生していないので、原因はやはりIE9の問題だったものと思われる。
この問題がIE9の問題なのか、IE9のインストール時になんらかの問題が発生したのかを切り分けるために正規の手段でIE9をインストールして試してみるつもり。
それで問題が発生しなければIE9のインストール時になんらかの問題が発生して正しくインストールされていなかった可能性が高いということになる。
まずはIE8でもう少し様子を見ることにしよう。

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