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F1のマクラーレン・ホンダが今季初ポイントを獲得!

今年からF1に復帰したホンダのパワーユニット(PU)を搭載するマクラーレン・ホンダは先週末行われた第六戦モナコGPにおいてジェンソン・バトンが8位でフィニッシュし、今期初のポイントを獲得した。
今期の合同テスト等では信頼性に問題があり、第一戦でも2台ともリタイヤする等苦戦していたが、上海GPでは2台揃って最後まで走りぬく等徐々に状況は好転し、ついにポイントを得られるところまで来た。
日本人の悪い癖でホンダのF1への復帰後はすぐに優勝争いをして欲しいだのと言う人がいるらしいが、現在のF1はホンダの全盛期だった頃とは技術が全く違い、ホンダが供給するのはエンジンでは無く(エンジンを含めた)PUというところからも複雑さが判ると言うもの。
こんな状況で「かつてF1界を席巻したホンダのエンジンを積むのだからすぐに優勝だ」なんてことをほざく連中の頭の中はおめでたいとしか言い様がない(笑)。

今期序盤でチームが苦労したのもエンジン単体では無くエネルギー回生機構までを含めた信頼性の低さ&制御の困難さのためで、これが実際にレースが行われるようになってから改善されて来たというわけだ。

今回はバトンがポイントを獲得したが、もう一人のドライバーであるフェルナンド・アロンソはマシントラブルでリタイヤしている。
このことからも上位に食い込んでいくにはもう少し時間が必要ではないだろうか?

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マルケスが2年連続年間チャンピオン獲得!

2輪の世界最高峰のレースであるMotoGPは日本の栃木県にある「ツインリンクもてぎ」で第十五戦が行わた。
Moto1クラスでチャンピオン目前だったホンダのマルク・マルケスが2位でフィニッシュし、2年連続の年間チャンピオンを決めた。
このレースでポイント争いのライバルの二人(ダニ・ペドロサ、ヴァレンティーノ・ロッシ)よりも上位でフィニッシュすればチャンピオン決定となるマルケスは4番グリッドからスタートし、残り8週ほどのところで2位を走行していたロッシを抜き、そのまま2位でフィニッシュ。
ロッシは3位、ペドロサは4位でのフィニッシュだったので、残り3戦でマルケスのポイントを上回ること不可能となり、マルケスの2年連続2回目のチャンピオンが決定した。
レースの優勝はヤマハのホルヘ・ロレンソで、もてぎでは2年連続の優勝となった。

ホンダが地元(もてぎと鈴鹿)で年間チャンピオンを決めたのは実は今回が初めてだとか。

チャンピオン獲得おめでとう!

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モンスター田嶋は4位(クラス3位)でゴールしていた

昨日「第92回パイクス・ピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の決勝の結果を暫定的に記事にしたが、その後最終的な結果が発表された。
それによると総合優勝はアンリミテッドクラスのRomain Dumas選手でタイムは9分05.801秒。
2位に三菱の「MiEVエボリューションIII」を駆るGreg Tracy選手が9分08.188秒で入り、同じく三菱の増岡浩選手が9分12.204秒で3位となっている。
三菱の2台はElec-Electric Modified(電気自動車改造)クラスでの出走で、Greg Tracy選手がクラス優勝、増岡選手がクラス2位となっている。
昨日は「リタイヤ?」と書いたモンスター田嶋こと田嶋伸博選手は9分43.900秒で総合4位(クラス3位)でフィニッシュ。
ヨコハマタイヤの「パイクスピークEVチャレンジ」から出走した塙郁夫選手は12分18.019秒で全体の82位(クラス4位)となっている。

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パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム

今年2014年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの決勝レースが行われた。
今のところアンリミテッドクラスのRomain Dumas選手が9分05.801秒でトップ、2位に三菱の「MiEVエボリューションIII」を駆るGreg Tracy選手が9分08.188秒で2番手、同じく三菱の増岡浩選手が9分12.204秒で3番手となっている。
三菱の2台はElec-Electric Modified(電気自動車改造)クラスでの出走で、Greg Tracy選手がクラス1位、増岡選手がクラス2位となっている。
注目のモンスター田嶋こと田嶋伸博選手は全体の115位(クラス5位)とされているが、最終セクションのタイムが無いので、途中でリタイア?
2012年もスタートしながらモーターのトラブルで途中リタイアしているが、その時と同じでゴールできなかったのかな?
正式な結果が発表されるのを待ちたいところ。

他の日本勢はElec-Electric Modified(電気自動車改造)クラスにヨコハマタイヤの「パイクスピークEVチャレンジ」から出走した塙郁夫選手が12分18.019秒で全体の81位(クラス3位)。
塙選手のマシンはタイヤにエコタイヤの「BluEarth-A」を装着しているのが特徴で、他のマシンのようなレース用タイヤと違って絶対的なグリップ限界が低くレースには不向きだが、ヨコハマタイヤは敢えてこのタイヤを使用することで自社のエコタイヤの性能をアピールしている。
PPC-サイドカークラスに出走した渡辺正人選手は23分50.080秒で全体の114位(クラス1位(出走2台))となっている。

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ニュルブルクリンク24時間レースが終了、今週末は「パイクス・ピーク・インターナショナル・ヒルクライム」

ドイツのニュルブルクリンクで行われた24時間レースは日本時間の6/22の23時にゴールを迎えた。
日本から参戦したチームではトヨタのGAZOOレーシングから出走した3台(LFA2台、86)が全てクラス優勝を果たすという活躍を見せた。
ヨーロッパではル・マン24時間とこのニュル24時間とで2週連続で24時間耐久レースが行われたことになるが、今週末はアメリカはコロラド州で世界最大のヒルクライムレースが行われる。
「パイクス・ピーク・インターナショナル・ヒルクライム」がそのレースで、決勝レースが今週末の6/29に予定されている。
昨年はラリードライバーのセバスチャン・ローブがプジョー208ベースのマシンで8分13秒878という驚異的なコースレコードで優勝。
日本から1988年以降毎年のように参戦していて、現地で高い人気を誇るモンスター田嶋こと田嶋伸博氏は昨年電気自動車部門にエントリーしたが、トラブルでリタイヤしている。
今年は昨年の雪辱を果たしてくれるのであろうか?

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残り20分を切った

ル・マン24時間レースは22時のゴールまで残り20分を切った。
残り2時間の時点でトップのアウディ2号車と同一周回の2番手だったポルシェの20号車は謎のスローダウン後ピットに戻れたが、結局そのままリタイヤ。
これによりアウディの1号車が2番手に、トヨタの8号車が3番手に上がり、ここまでが表彰台圏内。
アウディの2台はラップ数の違いはあるが1-2フィニッシュとなるので2台が連なって走っている。
4番手を走っていたポルシェの14号車も不調なのかピットインしたままで、おそらくはチェッカーフラッグの振られる直前に再スタートさせて完走狙いかと思われる。
このまま何事も無ければトヨタ8号車の3位入賞の可能性は高いが、レースは最後の最後までなにが起こるかわからないので目が離せない。

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ゴールまで残り2時間!

今年のル・マン24時間レースはゴールまで残すところ2時間を切ったところ。
トップはアウディの2号車で2番手に同一周回でポルシェの20号車、3番手は3ラップ遅れでアウディの1号車でトヨタ勢は期待の7号車はリタイヤしているが序盤でクラッシュして復帰した8号車がトップから6ラップ遅れで4番手に付けている。
そんな状況だったがここに来て2番手のポルシェ20号車がスローダウンしている。
このままリタイヤとなればトヨタの8号車が3位に入る可能性が出て来た。
さてどうなることか。

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ル・マン24時間レース、トヨタ車が予選トップ

今年2014年のル・マン24時間レースは予選を終え、トヨタのTS040Hybrid(7号車)が予選トップとなりトヨタとしては1999年以来のポールポジションを獲得した(1999年は日本人トリオが総合2位を獲得)。
それどころかこの7号車のタイムアタックを担当したのは日本人ドライバーの中嶋一貴で、日本人ドライバーとしては初めてのポール獲得となった。
予選結果はトヨタ-ポルシェ-トヨタ-ポルシェ-アウディ-アウディの順となり、14日の決勝に臨むことになるがもし中嶋の乗る7号車が優勝すれば日本車メーカーとしては1991年のマツダ以来2度目、日本車を使用した日本チームで日本人ドライバーとなると初めてとなる。
思わず期待してしまうよねー。
TV中継はある程度される筈で、少なくともゴールが近くなったら観ようかな?

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フォーミュラーマシンにも萌えキャラが

TVで久しぶりにスーパーフォーミュラーを見ていたら一風変わったデザインのマシンが走っていた。
スーパーラップの映像(1台ずつ走るので同じマシンを集中して見やすい)を見るとなにやら美少女キャラクタが描かれている。
スポンサー名等を手掛かりに調べてみると、「インギングレーシング」というチームが走らせているマシンとのこと。
車体に描かれているキャラクターは「山口美羽」というらしい。
市販車をベースにしていて車体の大きなSUPER GTのマシンには何台か「痛マシン」がいるけど、絵を描くスペースが比較的小さいフォーミュラーマシンにも描いているとは・・・・・

さらにもう一台キャラクターを描いたマシンが走っていて、こちらは「チーム ル・マン」が走らせている「TEAM KYGNUS SUNOCO YAMATO」の7号車で、描かれていたのは「宇宙戦艦ヤマト2199」のキャラクタ達。
つまりヤマト2199がスポンサーになっているということだ。
同じ「TEAM KYGNUS SUNOCO」には8号車もあるが、こちらはヤマトには無関係。

日本のフォーミュラーカーレースの中ではトップカテゴリのスーパーフォーミュラーとはいえ、SUPER GTに比べると出走台数も観客数も少ないレースのスポンサーになって効果があるんだろうか?他人事ながらちょっと心配になってしまった(汗)。

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ディーゼルエンジン搭載車がインディのレースに出走

北米マツダが販売する「マツダ6(日本名アテンザ)」ベースのレーシングマシンがアメリカの伝統あるサーキット「インディアナポリスモータースピードウェイ」で行われたレース(「グランダムシリーズ」)に出走した。
これだけなら特に変わったことではないのだけど、変わっているのは搭載しているエンジンがマツダお得意の「SKYACTIV-D」(クリーンディーゼル)だということ。
北米マツダによればインディのコースで行われるレースにディーゼルエンジン搭載車が出走するのは約60年前の1952年に「インディアナポリス500」に参戦した「カミンズ・ディーゼル・スペシャル」というインディカーだったとのこと。
今回の出走はそれ以来ということで、およそ60年ぶりにインディのコースをディーゼルエンジン搭載車が走るということになる。

既にレースは行われていて、結果的に出場した3台のうち1台(カーナンバー#70)が出走した「GXクラス」で優勝し、インディのコースで優勝した初のディーゼルエンジン搭載車となっている。
「グランダムシリーズ」としては4月の第4戦ロードアトランタで初優勝していて、その後第5戦デトロイト、第6戦ミッドオハイオ、第7戦ワトキンスグレンを勝って4連勝し、今回のインディで5連勝を飾ることになった。
シリーズ自体は全12戦で行われているので、シリーズチャンピオンはまだ決まっていないが、このままの調子で行けばマツダのチームがチャンピオンを取る可能性もある。

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