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モーターの劣化?

ユーザーのレーザープリンタ(CanonのLBP-8710e)でエラーが出て印刷できなくなった。
液晶には”サービスコール0012”と表示されているとのことで、取り敢えず一度電源を切って入れ直すと復旧するが、しばらくすると再発するのでその度に電源の入れ直しが必要になっている。
ちょっとググってもこのサービスコールは見つからないので修理をお願いしている業者さんに問い合わせたところ、
「”0012”というのは無いが、”012”ならモーターの故障です。」
とのことだった。
ここで言う”モーター”とはトナーカートリッジ内のドラムや定着ユニットを回すモーターで、経年劣化等でトルクが小さくなって回せなくなったり既定の回転数に達するのが遅くなったりすると出るエラーとのこと。
過去にも他の機種で同じようなことがあり、その時はトナーを新しいものに交換したら解消したことがあるので、今回も同じように対処して貰おうと思ったら替えのトナーが無かった。
とにかく修理の見積もりを依頼したので、直すか買い替えるかはユーザーの判断に任せることになるな。

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遅い!早い!

いつもプリンタを発注している業者さんから連絡があり、現在注文している2台が納品になるという。
片や先月注文してから3週間ちょっとでかなり待たされた。
片や今週注文したので僅か4日での納品。
いくらなんでも遅すぎ&早すぎじゃないの(笑)。

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久しぶりにLBP-8710eの定着ユニットを外した。

現場のレーザープリンタ「LBP-8710e」で用紙がしわになって出てくるという現象が発生した。
少し前にも一度同じ現象が起きたので持ち込んでもらったところ、トナー収納部の下にトナーがこぼれていたので清掃したところ現象が発生しなくなったのでそのまま返していた。
ところが再発したということだったので再度入院と言うことになり、チェックしたところトナーのこぼれている様子は認められなかった。
用紙のしわの発生がどの時点で起きるのかで不具合箇所の絞り込みが出来るので実際にしわになった用紙を見ると、しわの間のトナーが定着されていない。
ということは定着ユニットを通る前にしわになっていること言うことが確定。
症状が以前あったのと似ていて、その時は定着ユニットの用紙搬送部にトナーの滓が固着していてそれに用紙が引っ掛かることが原因だったので、今回も定着ユニットをチェックすることにした。
この「LBP-8710e」は前モデルの「LBP-8610」に比べるとカバーを固定するネジが多くなっているので手間はかかるが前回の記憶を頼りに定着ユニットを外してみるとやはりトナーの固着が認められたので擦り落として再組付け。
テスト印字を繰り返してもしわになる現象は出なかったので修理完了と言うことにした。

今回の障害はメーカーに修理を依頼したら定着ユニット自体の交換になってしまうのかな?

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印刷時に線が出るプリンタ

CanonのLBP-9100Cというプリンタを使っているユーザーから印刷時に線が出てしまうとの相談が来た。
実機をいろいろ見てみるとカラーのトナーが漏れていることが判明。
そのトナーを交換して復旧すると思われたが、新しいトナーに交換しても改善しなかった。
さらに詳しく見ていくと、ITBユニットに細い筋(傷)が見えたが原因はそれだけでは無かった。
本体から外したITBユニットを傾けるとグレーのトナー(廃トナー)がこぼれてきた。
そこで屋外に行ってITBユニットをコンコンと叩いてみると廃トナーが出てくること出てくること(汗)。
通常なら廃トナーは廃トナーボックスに送られるので、そんなに沢山は残っていない筈。
廃トナーボックスを見ると容量には余裕があったものの、投入口付近は溜まった廃トナーで一杯になっていてそれ以上入らない状態だった。
つまり通常なら廃トナーボックスに送られる廃トナーが送られずにITBユニット内に滞留し、それが逆流してITBユニットの傷の部分に付着して用紙に乗って線として印刷されていたものと考えられる。
中の廃トナーを均したところITBユニットから正常に送られるようになったようで印刷物に余計な線が入ることも無くなった。

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プリンタが来ない・・・

先月注文したレーザープリンタがまだ納品されない・・・
既に一か月以上も経過したが、販社からは納期未定の連絡が来たのみ。
原因はもちろん新型コロナウィルス。
部品の調達から本体の製造まで中国で行っているので生産現場が動いていないのだろう。
今のプリンタ(予備機)はなんとか稼働しているけど、これが壊れる前に届いてほしいなぁ、、、

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古すぎて修理不可能かも?

ユーザーが使っているレーザープリンタの印字が汚くなってきた(端に黒い筋が入る)との連絡があった。
機種を調べてみるとCanonの「LBP-3950」という機種だった。
この機種は発売が2006年2月で、実際に購入したのはその後ということになるが、後継の機種に当たる「LBP-8610/8620/8630」の発売が2010年1月ということなので、製造終了からは9年は経過していることになる。
となるとパーツの供給期間(補修用性能部品の保有期間)を過ぎているのはほぼ確実。
メーカーにパーツ(症状から見ておそらく定着ユニット)があれば修理可能だけど、修理業者さんに問い合わせても「多分あるんじゃないかな?」という曖昧な返事。
まぁ、これは電話に出てくれた人が出かける直前で調べられなかったからなんだけど、どちらにしても週明けにならないとはっきりとは返事できないとのこと。
部品の価格も作業料金も判っていてこちらで修理費用の概算の金額は出せるので計算してみると税込みで6万円弱になりそう。
この金額には定着ユニット以外にも消耗部品(給紙ローラーや駆動ギア類等)を含んでいるが、この金額を出して修理してもあと何年使えるか?というものなので、私としては買い替えを勧めたいなぁ・・・

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30万枚?いやいやもっと・・・

末にユーザーのプリンタの印字が薄くなったとの連絡があり、調整で直るかと思ったが最大限濃い設定にしてもまだ薄いという。
機種はCanonのLBP-8610なので、レーザーユニットの光学系を清掃すれば復旧するのは確実なんだけど、買ってから6年は経っているのと総印刷枚数が30万枚に届くほどだったので買い替えとなった。
この機種では通常15~20万枚程度で定着ユニット等を駆動するための駆動系のギアが駄目になることが多く、30万枚近いのは滅多にないのでちょっとビックリ。

さらに同時に他のところでも不具合の出たLBP-441eを買い替えることになって今日納品された。
新しいプリンタを設置して古いのを引き揚げ、さらに予備機として保管してあったというLBP-8610も引き取った。
こちらのLBP-8610を予備機にできないかと思ってステータスプリントを出してみて驚いた。
なんと総印刷枚数が45万枚超にもなっている。
個体差なのかもしれないけど、これはこの機種では今までで最高の枚数。
これでは怖くて予備機には出来ないし、定着ユニット等も寿命が近いと思うので廃棄かな?

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久々に「E012-0001」が出た

現場に設置してあるCanonのレーザープリンタ「LBP8710e」がエラーを表示して印刷できないとの連絡が来た。
表示されるエラーは「E012-0001」とのことで、リモートで見ると「デバイスの電源を切り、しばらく待ってから入れなおしてください。」となっていた。
連絡してきた人は何度も電源の切入りをしたが直らない、と言うので予備のプリンタに置き換えることにした。
その後、調べてみるとこの機種では無いが過去に使っていた機種(LBP-3930)でも同じエラーが出たことがあり、エラーの内容は”メインモーターもしくはDCコントロール基板の異常”とのことだった。
その通りのエラーであればメーカーまたは修理業者での修理が必要となるが、メインモーターの故障は滅多に発生しないし、実際に以前発生した際はトナーの交換で直っている(という記録が残っていたし、このブログで2009年と2010年に書いている)。
過去記事
プリンタのエラーコード(2009 年 9 月 11 日)
「E012-0001」(2010 年 3 月 1 日)

今回も同じ原因のような気がするなぁ、、、

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印字が薄いって・・・

十日ほど前に現場からプリンタの印字が薄いという連絡を貰っていた。
使っているプリンタはCanonの「LBP-8610」で、このような場合の原因は殆どのケースでレーザーユニット内のミラー等の汚れ。
当方の手元に届いたプリンタのレーザーユニットを外してみたら思った通りミラーがかなり汚れている。
レーザーユニットを分解して清掃しても良いんだけど、時間がかかるので用意しておいた清掃済みのユニットと交換したところ印字がかなり濃くなった。
ここまで通常なら30分以内で作業は終わるんだけど、今回のは背面のカバーを外したところで内部にかなり埃が溜まっているのが判ったので内部の清掃もしたら1時間近くもかかってしまった。
なにせ、「あれ?このケーブルってこんなに太かった?こっちのギアのフランジもこんなに厚くない筈だよな?」と思ってしまうくらい埃(というかゴミ)が溜まっていた(汗)。
冷却ファン周辺なんて埃が溜まりすぎてフィルターになっていたほどで、埃を取ると細かい砂のような汚れが落ちてくるという・・・
ま、今回清掃したからしばらくは動いてくれるのではないかな?

この手の障害で業者に修理をお願いするとレーザーユニットを新品に交換されるので結構高くつく(パーツ代が税抜き14,320円+工賃等で税込み4万円オーバー)ので、なるべく自分でやってるんだけど以前メーカーのサービスの人には”やらないでくれ”と言われてしまった(笑)。

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”E747-2012”のエラー

現場のプリンタ(CANONのLP-8710e)がなにかの拍子にエラーを出してしまって印刷出来なくなってしまった。
液晶に表示されるのは
E748-2012
20000
の2行だけでその後はうんともすんとも云わない。
このエラーへの対処はメーカーサイトによると
「販売店にご連絡下さい」
の一言だけorz。
仕方が無いので修理をお願いしている業者さんに問い合わせたら「コントロール基盤の不具合で交換が必要」とのこと。
この基盤の部品代は30,540円(税抜き)だそうで、これに技術費用等を加えると5万円オーバー、、、
一緒に取った新品の見積もりが8万円ちょっとだから買い替えたほうが良いのかも?(汗)

「コントロール基盤」というのは、正面向かって左側のカバーの中の金属のパネルの中に納まっている基盤で、部品さえあれば自分でも交換できるんだけど流石に部品だけでは売って貰えないんだよねぇ、、、

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