D510MOと他のPCのベンチ結果

昨夜組んだD510MOのPCと他のPCで同じベンチマークテストを実行して比較してみた。
実行したベンチマークはHDベンチのVer.2.61(古っ!)。
これは今回比較に使うPC全てで動くのがこれだけだったということと、昔からこのベンチを使っていてデータが貯まっているというのが使用した理由。
比較対象にしたのは次の5台で、全て自宅にあるPCを使い同じ日(2010/01/07)に測定した。
ThinkPad R31(Celeron1.2GHz,メモリ1G(SDRAM),WindowsXP Pro)
COMPAQ D51S(Pentium4 2.66GHz,メモリ1G(DDR-SDRAM),GeForceMX400,WindowsXP Home)
ThinkCentre A50(Pentium4 2.8GHz,メモリ1G(DDR-SDRAM),865G内蔵,WindowsXP Home)
自作PC(AthlonX2 5050e 2.7GHz,メモリ2G(DDR2-SDRAM),GeForce6150SE,WindowsXP Home)
自作PC(PhenomII X4 905e 2.5GHz,メモリ4G(DDR2-SDRAM),RADEON HD4670,Windows7 Pro 64bit)
ディスプレイの解像度は自作PC2台が1680×1050で他の3台は1024×768。D510MOだけが1280×1024。
以上のように各PCで環境はばらばらだけど、多少の目安にはなると思う。
ベンチ結果は以下の通り。

CPU                      ALL    浮     整     矩     円   Text  Scroll DD  Read  Write Memory  Drive
ATOM D510      1667.7MHz 60376  79992  93394  34343  9322 43435   452  29 162539 59534  91532  C:10MB
Celeron        1200.4MHz 35370 124353  88954  11087 11617 11436   100  19  18927 16489 115200  C:10MB
Pentium4       2678.6MHz 67219 202502  97062 104198 24340 65220   716  59  22604 21113 163651  C:10MB
Pentium4       2794.8MHz 64342 210324 102113  48139 17526 34689   433  59  54758 46757 172795  C:10MB
AthlonX2 5050e 2613.6MHz 98822 333885 194425  81826 10956 54836   360  17  59534 54758 245350  C:10MB
PhenomII 905e  2493.7MHz 96345 339220 137164  76955 28575 19576   807  59 108935 59534 223524  C:10MB

この結果を見て思ったのが「うわ!浮動小数点演算遅っ!」ってこと。Celeron1.2GHzにも負けてるってどういうこと?(笑)
反対に整数演算はクロックの割には健闘しているように見える。
VIDEO関係は正直言って良く判らない(爆)。項目によってはPhenomIIのPCよりも良い数字が出てる反面Celeronに劣る数値も出ている。
測定時の環境がばらばらなので、このあたりをもう少し統一できればまた違った結果が出ると思う。
試しにD510MOの解像度を1024×768にして実行した結果は
59248 79996 93400 33421 14907 42221 748 29 162539 46757 91492 C:10MB
となり、”円”と”スクロール”の数値が跳ね上がった。中でもスクロールの数値はPhenomIIのPCに次いで2番目に高い数値となった。

←クリックしてくれると嬉しいです。

D510MOのUSBポートのこと他

昨夜組んだIntelのATOMマザー(D510MO)のUSBポートには罠(笑)があった。
USBポートはリアパネルに2ポート×2で4ポートあり、更にマザーボード上にピンヘッダが2箇所にある。
実はマザー上のピンヘッダの内片方(マザー中央寄り)は1ポートしかサポートしていない。
このピンヘッダはIntelの”Z-U130 USB Solid-State Drive”(もしくはそのコンパチ製品)を挿すためのもので、ピンは2ポート用と同じに9本あるが、接続できるUSBのデバイスは一つだけとなる。
それに気付かず3.5インチオープンベイ用のカードリーダー&USBハブを接続したが、片方のデバイスしか認識されず「不思議だなぁ?故障かな?」と思っていた。
説明書をきちんと読んでいれば書いてあったとは思うが(Intelのサイトにある「Technical Product Specification」には書いてある)、読まずに図だけを見て作業をしたのがまずかったようだ。
ちなみに付属していた図は非常に判り易く、この図を見るだけで各ケーブルの接続に困ることは無いと思う。
個人的にはフロントパネルサウンド用ピンヘッダが少々判り難かっただけ(HD Audio用とAC’97用のピンアサインの両方が書いてあるため)。
あと、付属してきたSATAケーブル(2本)は抜け防止用のラッチ付きの物だった。
ラッチが無いとSATAケーブルが抜けやすく、ひどい時には起動時にHDDを認識しないということを経験しているので、SATAケーブルを買うときは必ずラッチ付きのものを買うようにしているほどなので、これはありがたかった。

←クリックしてくれると嬉しいです。

組んでみた

昨日買ってきたIntelのBOXD510MOをとりあえず組んで動作させてみた。
スペックは以下の通り
マザーボード:BOXD510MO(Dual core Atom D510)
メモリ:DDR2-800 2G(1G×2枚)
HDD:MAXTOR 6V250F0(SATA)
OS:WindowsXp Proffesional SP2
マザーボード上のデバイス(LAN,Sound,VIDEO)のドライバは付属してきたCDに収録されていたものをインストール。
OSのインストールは全く問題無く終了し、ドライバも付属CDから全てインストール(しかもほぼ自動で)出来た。
試しにベンチマークを取って見たが、結論を言えば「遅い!」の一言。
3DMark03の結果(3DMarks)は900台、HDDベンチも2~3世代前のCPUと同じ程度、SuperPI104万桁のタイムも1分29秒となり、やはりパフォーマンスを求めることは出来ないことを実感した(ウィルス対策ソフトを動作させたまま実施)。
このマザーとCPUにパワーを求めるのは間違いだったということのようだ(笑)。
それでもWEBブラウズやメールの作成等の軽い作業であれば全く問題無くこなせる。
期待していた静粛性はほぼ期待通りだった。ケースファンのコントロールをマザーに任せるようBIOSで設定したためか、ケースファンが殆ど回らず、回っているのは電源のファンのみという状態だったので、HDDのアクセス音のほうが気になる程だった。
これなら常時起動しておいてもあまり気にならないと思う。

ちょっと気になったのはFFベンチVer.1を起動しようとしたところ、「Direct3Dの初期化に失敗しました。」というエラーが出て起動できなかったこと。
ドライバの関係かな?あとはDVD VIDEOの再生を試してみたいと思うが眠いので明日以降にしよう。

←クリックしてくれると嬉しいです。