CUPSの設定

外部からCUPSの設定が出来ないのは初期状態ではlocalhostからのアクセスしか許可していないため。
/etc/cups/cupsd.confファイルを修正すれば他のホストから631番ポートにアクセスできるようになる。
(もちろんファイヤーウォール等で631番ポートを閉じていれば開けなくてはならないが)
修正するのは
<Location /admin>
    :
</Location>
の間にアクセスを規制している箇所があるので、そこにアクセスを許可したいホストのIPアドレスを追加すれば良い。
具体的には
Order Deny,Allow
Deny From All
Allow From 127.0.0.1 (注:localhostのこと)
となっているので、
Allow From 192.168.0.100
のように許可したいホストのIPアドレスを記述した行を追加する。
また、ポートの監視の設定が
Listen 127.0.0.1:631
と設定されている(このため他のホストからは接続できない)ので、ここを
port 631
とするか、もしくは
Listen 自ホストのIPアドレス:631
とすれば良い。

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サーバ構築の続き

昨日Linuxをインストールしたサーバ(というか普通のPCなんだけど)。
目的がファイルサーバとプリンタサーバなので、基本的なネットワークの設定を除けば、sambaとCUPSの設定をするくらい。
で、プリンタの設定は昨日の内にやっておいたので、今日はsambaの設定をした。
今のディストリビューションはX上で動く設定ツールがあるので、それを使ってやるんだろうけど(実際プリンタの設定はそうした)、普段はターミナルで設定をしている。
今回は試しにX上の設定ツールでsambaの設定をしてみたが、クライアントからなかなかつながらない。
sambaユーザーのパスワードが上手く設定されないようで、何回パスワードを設定し直しても
「ログオン失敗: ユーザー名を認識できないか、またはパスワードが間違っています。」
のメッセージが出て接続できない。
ターミナル上からsmbpasswdで設定しても変化が無い。
試しに別のユーザーをsambaユーザーに追加しても同じだったが、一度設定ツールを終了させたら新しいユーザーでは接続できるようになった。
どうも一度終了させないと設定が反映されないようだ。
#今まで手動で/etc/samba/smb.confファイルを書き換えた後はsmbdのリスタートをかけているが、設定ツールを使った場合は設定を保存すれば勝手にやってくれるものだと思っていた。
ところが最初に設定してあるユーザーではやはり接続できず、仕方が無いので一度sambaユーザーから削除して再度追加したらあっさり接続出来た。
sambaに関しては解決したが、今度はCUPSの設定画面に他のPCから接続出来なくなっているのを解決しなくてはならない。
調べてみると多少の設定が必要そうなので、これからPEPSI Azukiを飲みながら試してみるつもり。

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