”かんむり座T星”が明るくなる日が近い?

今の時期には深夜に南東から南の空に昇る星座”かんむり座”の左下にある”かんむり座T星”は再帰新星。
ある程度の期間ごとに爆発して明るさが増すことが知られていて、その周期はおよそ80年とされている。
前回の爆発・増光が1946年で、昨年から増光前の兆候が見られるようになっていると観測されており、今年の二月から九月の間に爆発して明るくなるという予測もされている。
最も明るくなると光度が2等級ほどになり、かんむり座の中で最も明るい星であるα星(Alphecca:2.24等級)よりも明るくなる可能性もある。
一等星の無い星座の中では目立つ星となるだろうし、西隣のうしかい座のArcturusが0等級と明るい星なので目印になりそう。
ただ、明るさのピークは長続きせず一週間ほどで5等級まで暗くなる(2日で1等級の減光)ことが予想され、実際に前回は20日ほどで平常時の10等級に戻ったということだ。
なので、毎晩遅くに東の空を見て明るくなるのを観測するのが良いかもしれない。

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