Canonが「Dual Pixel CMOS AF」カメラで3D撮影可能な技術を公開

Canonが同社の最新技術や新製品を展示する「Canon EXPO 2023」で一眼カメラの1回の露光で撮影した写真を3D写真にする技術を公開した。
同社の「EOS R」シリーズに搭載されている「Dual Pixel CMOS AF」技術の応用で、1画素中の2個のフォトダイオードから得られた情報を元に3D化するというもの。
これまでの様に2個並んだレンズも複数回の露光も必要なく、「EOS R」シリーズのカメラでDPRAWモードで撮影したRAWデータから3Dデータを生成するらしい。
なんでも全画素(Dual Pixel CMOS AFは全画素が位相差センサーになり得る)の位相差(ピント)データを元にするらしいんだけど、それならLiDARより広範囲の距離情報が得られるということになりそう。
3Dデータの生成以外にもいろんなことに応用出来そうだが、リアルタイムで2000-5000万画素にも及ぶ情報を瞬時に解析するにはかなりパフォーマンスの高いプロセッサが必要になりそう。
でも、同じようなことを最新のDIGICはやっているのだから、それをもっと高性能化させれば出来そうな気もするな。

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