間もなく合体するブラックホール連星を発見

殆どの銀河の中心部に存在すると推測されている超大質量ブラックホールの中には稀に2つがお互いに相手の周りを公転する連星系を作っているものもあり、今までに活動銀河核OJ 287の1つだけが発見されている。
この「OJ 287」は公転周期が約9年。
ところが最近の観測と研究で「PKS 2131-021」は公転周期が僅か2年で、お互いの距離は僅か2000天文単位(3,000億Km)ほどしかなく、これは「OJ 287」の1/10-1/100ほどの近さだという。
この二つの超大質量ブラックホールは重力波を放出しながら接近し、1万年ほどで衝突合体すると考えられている。
この合体でどのような現象が起きるか楽しみでもあるが、さすがに1万年は生きていられないよなぁ(笑)。

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