全長6m超のアウディ「A8 L」リムジン

ドイツVWグループのアウディが同社のセダン「A8」のロングタイプである「A8 L」をベースに全長を伸ばしたリムジン「A8Lエクステンデッド」を製作した。
その全長は6,360mmとベース車の5,275mmに比べ1,085mm延長され、ホイールベースも4,220mmで1,100mmも延長されている。
というか、ホイールベースだけでホンダの「フリード」の全長4,215mmよりも長いって・・・
つまりこの「A8Lエクステンデッド」の前後輪の中心の間に「フリード」がおさまってしまうと言うわけだ(笑)。
この延長した部分にシートとドアを増設し、ドアの枚数は左右とも3枚づつの6ドア、シートも3列になっている。
増設された2列目シートはこの手のストレッチリムジンにありがちな後ろ向きでは無く、前向きに取り付けられているのでシート配置だけを見ると3列シートのミニバンの様(笑)。
パワーユニットはベースの「A8 L」に搭載される6.3LのW12エンジンでも4LのV8ターボでも無い、最高出力310hp最大トルク440Nmを発生する3L直噴ターボエンジン搭載とのこと。

ベース車でも車重が2.2tもあり、それを1mもストレッチしているので3t程度にはなるであろう車体を走らせるにはちょっとどうかなぁ?とは思うものの、0-100Km/h加速は7.1秒とかなり速いので不足は無いのだろう。

こんなに長いと狭いところでの取り回しは大変そうだなぁ、ベース車でさえ大きな最小回転半径(6.1m)なのに、この車は一体どれだけの広さを必要とするんだろう(笑)。

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